BEST10 & WORST10 2012 音楽編

ブログを始めてから、なんとなく音楽についても一年を振り返っているので、今年もその例に倣うことにする。

 アデル一色だった2011年を思い切り引きずって始まった2012年の序盤は、結局アデルをいちばん聴いた。ライヴアルバム『Live At The Royal Albert Hall』(DVD付き)が2011年末にリリースされ、グラミー賞での圧巻パフォーマンスがあったから、まあ当然と言えば当然か。スロウな楽曲の多いので、ひょっとしてCDで聴くのがベストなのではないかと考えている人もいるかもしれないけれど、それは間違い。一発で聴かせるライヴこそアデルの凄さが分かる。歌唱力をひけらかして謳い上げることなく、楽曲の世界観をアッという間に作り上げるヴォーカルパフォーマンスが素晴らしい。グラミーでのスタンディング・オヴェーションは当然だ。復帰祝い、ヒット祝いという意味合いではなく、パフォーマンスそのものに贈られたスタンディング・オヴェーションだった。

 グラミーをきっかけにCDを購入したのはブルーノ・マーズ。『Doo-Wops & Hooligans』で真っ先に思うのは、ふむ、メロディ作りがとても巧いこと。哀愁が隠し味になっているから、きっとかなり日本人好みだと思う。年末に発表された『Unorthodox Jukebox』はやや情感や翳りが足りないかなぁとも思うのだけど、聴き込んでいけばどんどん良くなってくるかもしれない。

 春から夏にかけてはRoxetteやMaroon 5、ジェイソン・ムラーズを中心に聴き、シングル曲ではゴティエの「Somebody That I Used To Know」が耳から離れず、そして後半どっぷり楽しませてくれたのは、P!nk姐さんだ。いやー、P!nk姐さんの声、やっぱり好きだわー。

 『The Truth About Love』からの1stシングル「Blow Me (One Last Kiss)」は「Raise Your Glass」を思わせるパーティチューンで、いつになくハイトーンなヴォーカルが楽しい。夏はこれで乗り切ったと言っても過言ではない。P!nk姐さんと一緒に身体を動かして汗をかく。健康的ではないか!

 …と期待が高まったところで落とされたのが『The Truth About Love』で、ふむ、これが傑作なのだ。間違いなくキャリアベスト。姐さんはこのアルバムでポップを極めたといって良いのではないか。ビートの効いた楽曲もスロウな楽曲も、ロックもラテンもヒップホップも、全部姐さんの色に染め上げて華やかったらない。格好良くて、楽しくて、切なくて、強烈に女を感じさせて…。

 コラボレーション楽曲が三曲収められているのが目につく。Fun.のネイト・ルイスとの「Just Give Me A Reason」はデュエットと言って良いナンバーで、ふたりの生っぽいヴォーカルが切なさを強調してジーン…。リリー・ローズ・クーパー(リリー・アレン)をフューチャーした「True Love」は姐さんにしては可愛い曲で、思わず口ずさんでしまう。「Here Comes The Weekend」は以前から交流のあったエミネムとの再コラボレーションを実現させて、なるほどニヤリの異色曲。

 タイトルトラックの「The The Truth About Love」もすごく良い。結婚・出産を経験し、しかも「愛の真実」なんてタイトルをつけられると、姐さんも優しい曲を集めてくるのかと思いきや、どっこいこの楽曲なんて「愛は訪れては去っていくもの」「愛は全て偽り」なんて歌っちゃう。サウンド自体は楽しいんだけどね。いやー、ぜひともこれはシングルカットして欲しい。

 その姐さん、アメリカン・ミュージック・アウォードでは2ndシングル「Try」をパフォーマンス。これがもう、本当に圧巻、ほとんど「事件」のような出来映えだった。11月に目撃してからほとんど毎日のように見ているけれど、全然飽きない。MVではアパッシュダンスを用いて世界観を表現しているのだけど(このVIDEO、最高)、それをまさかステージ上で再現するとは…。もちろんリップシンクなし。可笑しかったのは姐さんと相手役のダンサーがアクロバティックな技をキメる度に会場がどよめいちゃうところ。多分、皆凄過ぎて呆気にとられたんだと思う。当然パフォーマンス後はスタンディング・オヴェーション。この授賞式ではPSYのパフォーマンスも話題を呼んだけれど、うーん、ひいき目なしに姐さんがこの日のハイライトだった。

 そんなわけで怒っているのだ。グラミー賞でBest Pop Vocal Albumにしかノミネートされていないってどういうことよ。今回絶対マルチノミネートされると睨んでいたんだけどなぁ。放送禁止用語がばんばん出てくるのが敬遠されたのかなぁ。それがまた可笑しいんだけどなぁ。せめてAlbum of the Yearにノミネートされて欲しかった。

 …というわけで今もまだP!nk姐さんに全く飽きることなくアルバムを聴き続けているのだけど、最近は姐さん繋がりでFun.のアルバム『Aim And Ignite』『Some Nights』も聴き込んでいる。2012年の顔と言って良い彼らは、グラミーで6部門で候補に挙がっている。なんとなく全部門かっさっていきそうな気がするのだけど、どうだろう。サウンドがキラキラしていて、楽曲の組み立てが凝っていて、勢いのあるバンドは違うなぁと思う。ネイト・ルイスはグラミーで、姐さんと一緒に「Just Give Me A Reason」をパフォーマンスしてくれないかなぁ。

 そうそう、先日ワン・ダイレクションが来日して話題を呼んでいた。今回まじまじと彼らの顔を見たのだけど…結構可愛い少年たちじゃないの。外国のアイドルってどうしてこうもゴツイおっさん風のヤツばかりなんだろうと思っていたのに(いや、ジャニーズアイドルのブサイク率の高さも疑問なんだけどさ)、彼らはちゃんとアイドルっぽい。なるほどとその人気に納得した。テイラー・スウィフトとの関係がゴシップを賑わしたハリー・スタイルズが本国いちばん人気らしいけれど、見た限りではゼイン・マリクも日本人受けしそうな気がする(来日時の髪型なら。そしてゴシップに潰されないなら)。ちょっとエキゾティックで。彼らは音楽番組で日本人歌手が歌い終わるといちいち立って拍手していた。いや、ホントただそれだけなんだけど、ちょっとだけ好感を持った。はっぴを着て空港に降りてきたのも気が利いていた。





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