トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2

トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2 “The Twilight Saga: Breaking Dawn - Part 2”

監督:ビル・コンドン

出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、
   テイラー・ロートナー、ビリー・バーク、ピーター・ファシネリ、
   エリザベス・リーサー、ケラン・ラッツ、ニッキー・リード、
   アシュリー・グリーン、ジャクソン・ラスボーン、マイケル・シーン、
   ダコタ・ファニング、マッケンジー・フォイ、キャメロン・ブライト、
   ジェイミー・キャンベル・ムーア、クリストファー・ハイアーダール、
   マギー・グレイス、リー・ペイス

評価:★★




 「トワイライト」シリーズも五作目にしてようやく完結を迎える。ヴァンパイアのエドワードと恋に落ちてしまった少女ベラの物語。世界中の女の子たちが夢中になったのは「ときめきトゥナイト」な設定が受けたからなのか。いまいちよく分からないものの、完結編『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』は実にこのシリーズらしい仕上がりを見せる。突っ込みどころがいつにも増して満載なのだ。

 これまでとのいちばん大きな違いは、ベラがヴァンパイアとして登場することだ。エドワードと永遠に結ばれることを選んだベラが、真っ赤なカラーコンタクトを装着してヴァンパイア万歳とばかりに大暴れ。スピード違反間違いなしの速さで動き回るわ、大男に腕相撲で勝つわ、セックスでもエドワードを完全リードするわ…。演じるクリステン・スチュワートもシリーズの中で最も生き生きしている。アクションにも参加して楽しそうだ。そんでもってエドワードはそれをとても嬉しそうに眺めるのだ。「俺の嫁、やるじゃん!」って…。でも最大の武器がバリアーってのはどうなのか。睨みを利かせてバリアーを張るって…地味!

 ベラとエドワード、そして狼男のジェイコブとの三角関係も決着する。狼男には「刻印」と呼ばれるものがあって、運命の相手に猛烈に惹きつけられることを言うのだという。ジェイコブのその刻印の相手が、「ブレイキング・ドーン Part2」(12年)でも示唆されていたように、ベラとエドワードの娘レネズミというのだ。なんと都合が良いと言うか、強引と言うか。ジェイコブも幸せになって良かったねってこと!?ジェイコブがエドワードに「お父さんと呼んでいいか」とジョークを飛ばすのが、ジョークになってない!いくら成長が早いといっても、まだオネショたっぷりの子どもじゃん!

 そう、ヴァンパイアと人間の間に生まれたレネズミは成長が早い。場面が切り替わることに成長していく。ベラの父ちゃんが成長の早さに何の疑いも抱かないのが可笑しい。ハーフゆえにどんな能力があるのかと思ったら、特別な力は持っていないのが肩透かし。生まれながらにして狼男の運命の女というのが、ロマンティック!…だからそれでOKみたいな?

 しかし、いちばんの突っ込みどころはクライマックスの戦闘シーンだろう。ヴァンパイアは普通に殺そうとしても死なないものだから、善玉も悪玉も首をぽこぽこ刎ねられる。ティーンの少女向けとは思えない残虐さだけれど、そりゃヴァンパイアが全力で激突するのだ。生温い描写で良いわけがない。この選択は正解だ。…なんて思っていたら、思わず椅子から転がり落ちるオチが待っている。そして、ベラもエドワードもジェイコブもレネズミも幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

 シリーズを通してヴァンパイアメイクが最も似合っていたのは誰だろう。ダコタ・ファニングだろうか。老婆顔から発散される妖気が見ものだ。今回クライマックスで見せる動揺した表情など、なかなか感じが出ていた。そうだ、これからはお利口さん路線は諦めて、悪女路線に踏み出すと面白いかもしれない。





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