Ken Watanabeとオッチャンとネエチャン

 生まれて初めて見た芸能人はおそらく石川秀美。なぜこんな田舎の近所のスーパーで開かれたイヴェントに来てくれたのだろう。すごい人だかりだったことと石川がキラキラしていたことをよく覚えている。

 映画関係で初めて見たののはリュック・ベッソン。ミラ・ジョヴォヴィッチが一本調子のやたら暑苦しい演技を披露していた『ジャンヌ・ダルク』(99年)の舞台挨拶が、名古屋ピカデリーであったのだ。ジョヴォヴィッチが来てくれるのがベストだったのは言うまでもないが、この際ベッソンでもいい。初めて生で映画人を観るということが貴重なのだ。生ベッソンはクマっぽかった。それ以上の感想が出てこないオッチャンだった。

 好調だった頃のリンジー・ローハン主演作『ハービー 機械じかけのキューピッド』(05年)の試写では土屋アンナが登場した。彼女は吹替版でローハンの役柄の声を担当していたのだ。突然現れた土屋に会場はポカーン。異様に静かで盛り上がりに欠ける反応で、なんだか土屋に申し訳ない気分になってしまった。試写会に来る人はオバチャンが多いから、多分土屋のことを知らない人の方が多かったのだと思われる。土屋よ、あのときは悪かった。

 そして2010年7月18日、109シネマズ名古屋での『インセプション』(10年)の先行上映には渡辺謙がやってきた。数日前に渡辺が来名することを知り、まだチケットが残っていたためインターネットで即効で購入。暑い中、いそいそと出かけていったのだった。生で見た渡辺は、うーん、そりゃもうさすがに国際映画スターの貫禄十分。自信に溢れている人は眺めているだけで気持ちが良い。せいぜい10分ほどの挨拶だったけれど、観に行って良かった。『インセプション』自体は期待以上のものはなかったけれど、余はそなたを見られただけで満足じゃ。

 …と、この舞台挨拶付先行上映で困ったのは、左を外国人のオッチャン、右を若いネエチャンに挟まれたことだ。左のオッチャンはやたら体臭がキツく鼻につんと来るし、右のネエチャンは香水のかけ過ぎで匂いが目に沁みて仕方がない。体臭と香水に挟まれて、時折意識が飛びそうになるではないか。当然のことながら満席のため、他の席に移ることも不可能だ。よって舞台挨拶を含めて3時間弱、強烈な空気の中身動きが取れない状態を強いられた。解放されたときほど、名古屋の街中のフツーの空気を美味しく感じたことはない。空気よ、名古屋よ、ありがとう。

 ちなみに…左の外国人のオッチャンとは笑いのツボが同じだったようで、周りが無反応なところでも、ふたりだけで吹き出していた。体臭がキツくなければ友達になれたかもしれない。ハハン。





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