アンダーワールド 覚醒

アンダーワールド 覚醒 “Underworld: Awakening”

監督:モンス・モーリンド

出演:ケイト・ベッキンセール、スティーヴン・レイ、マイケル・イーリー、
   テオ・ジェームス、インディア・アイズリー、チャールズ・ダンス、
   クリステン・ホールデン=リード、ジェイコブ・ブレア、ウェス・ベントレー

評価:★★




 ヴァンパイアとライカンの抗争を描くホラーシリーズの四作目『アンダーワールド 覚醒』で、つくづく思ったのだ。アクションというものは、それが似合う人とそうでない人がいる。そしてこのシリーズのヒロイン、セイリーン役を務めるケイト・ベッキンセールは、明らかに後者だ。美醜はどうかと聞かれたならば間違いなく綺麗なのだけど、アクション映えしない容姿だ。

 ラインがくっきり見えるタイトなレザースーツを着用しているのであからさまに分かる。ベッキンセールは身体に迫力がない。身体の内側から盛り上がってくるパワーがない。センが細過ぎて、いくらポーズをキメてもカッコ良く映らない。女の子が気まぐれに遊んでいるようにしか見えない。歳を重ねてヴィクトリア・ベッカム化してきたのも気掛かりだ。「バイオハザード」(02年~)シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチと比べると、その差は顕著だ。ジョヴォヴィッチは漫画的な造形もあり、アクションにぴたりハマる。ベッキンセール、ジョヴォヴィッチに完敗だ。対決してないけど。

 偶然にも、映画は「バイオハザード」に近づいている。どういうわけだか、人間がしゃしゃり出てきてヴァンパイアを人体実験、ライカンと組んだ人間とヴァンパイアが戦うハメになる。人間とゾンビが戦わねばならない「バイオハザード」の構図にすっぽり落とし込まれている。いよいよ独自性が消滅。プライドもアイデアもあったもんじゃない。

 アクションもこんなにつまらなかったかと驚くほどに味気ない。ワイヤーに吊られている感じが常に付きまとい、視覚効果の投入はチープさを強調するだけ。画面の平坦さをカヴァーしたかったのか、定期的に爆発が入るのもバカバカしい。しかし、何と言っても嫌なのは、ヴァンパイアの武器が高性能銃という点だ。武器も持たずに戦うライカンが可哀想。ヴァンパイアよ、卑怯ではないか。

 ただ、3Dには適しているシリーズなのかもしれない。オオカミの長い顔は飛び出しに合っている。飛び出したからと言って面白くなるわけではないのは、無念と言う他ないけれど…。

 救いは新投入されたセイリーンの娘が、次回以降活躍しそうなところか。演じるインディア・アイズリーが妖気を持っているのがイイ。同じく新たに投入されたテオ・ジェームスは分厚い唇が期待を持たせながらも、全然活躍することなく終わった。あまりキャラクターに熱を感じない演出だ。…とすると、セイリーンの娘が次回、奮闘する可能性も低いのか。どっちでもいいか。





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