来年はホワイト・チドリ

 ほとんど全てのことにおいて、流行りものにはあまり興味がない。なぜだか音楽はヒットチャートに入るような作品の方が好きなのだけど、その他のものに関しては流行りに関しては全く気にしていない。自分が良ければそれで良し。流行っていても好みじゃないものは要らない。

 だから毎年新調することになる「手帳」も流行っているヤツには興味がないはずだったのだ。沢山の人が持っているものを使うだなんて、なんだか流行りに流されたみたいで恥ずかしいなんて気分もあった。あぁ、なのに使っている「ほぼ日手帳」。…なんて書くと「ほぼ日手帳」を仕方なく使っているみたいか。実際は…数年前に出合って以来、実は相当に気に入っているのだった。

 「ほぼ日手帳」はコピーライターの糸井重里による「ほぼ日刊イトイ新聞」の商品として毎年発売されている手帳で、ロフトかインターネットで購入が可能。一日一ページを基本に、たっぷり書けるのが特徴。色々な種類が出ているカヴァーも楽しい。…ということは説明しなくても、まあ、大抵の人はもう知っているだろう。それだけメジャーな手帳になっている。

 いちばん気に入っているのは、何と言っても紙質で、トモエリバーという紙が使われているらしい。この紙の上をペンが滑ると、ある種の快感が全身を貫く。絹の心地良さに通じる滑らかな快感。なんだか自分がデキる人間に思えてくる。いや、絶対に気のせいなんだけど。

 「ほぼ日手帳」は専用の解説本のようなものも出ていて、そちらを覗くとヘヴィーユーザーたちが凄まじい使い方をしているのに驚かされる。カラーペンを使うのは当たり前。絵を描いたり(中には水彩で!)、ハンコを押したり、シールや新聞の切抜き、チケットの半券を貼ったり…。使い込んだ手帳は年が終わる頃には分厚い一冊の本のようになっている。スゲー。そこまで使い込むのは無理だよなー。

 …と思っていたのだけれど、なんだか無性に真似したい衝動に駆られ、すっかり自分の手帳も分厚くなっている今日この頃(いや、ヘヴィーユーザーほどにすごいことにはなっていないけど)。書いていることは他愛ないもので、他の人が見ても全く面白くないだろうけれど、自分で見返すと、そのときのスケジュールやら精神状態やらがあからさまに伝わってきて最高に面白い。元々メモ魔だったので手当たり次第に書いていけば、アッという間にページは埋まる。手帳の醍醐味。パソコンやケータイでスケジュール管理していては味わえない。

 当然観た映画の記録もつけてある。絵心があればイラスト付きで感想を記しておくところなのだけど、哀しいまでに絵心ゼロ。仕方がないので、ポスターをシールにしてそれを貼りつけた横に、3行ほどの映画の感想をチョロチョロ。でもそれだけでも良い記念。

 今年の手帳を読み返してみると、「ドアラのバック転」と「イチローの打撃」の不調を心配するコメントが散見されるのが可笑しい。大地震後しばらくは手帳に空白が目立つ。まさに毎日の記録。

 さて、ほぼ日のカヴァー選びは毎年の悩みだ。種類があり過ぎて悩む悩む。ビジネスシーンで使ってもギリギリセーフだろうというセンを狙っているつもりなのだけど(と言いつつ、アレやアレはビジネスシーンには似つかわしくないよなぁ。まあ、いいか)、それでも選択肢はさほど狭まらない。散々悩んだ挙句、来年はホワイト・チドリと命名されたカヴァーに決めた。最初はピンと来なかったのだけど、手帳を開いた際のゴールドがかかったセピア色と表の千鳥格子の上品なコンビネーションがじわじわ効いてきた。

 手帳は既に手元に届いている。使い始めるまで、まだ2か月もあるとは…。この時期は遠足の準備をしているような気分にもなる手帳なのだった。

ほぼ日手帳2012
ほぼ日手帳2012 ホワイト・チドリ





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