June 26-28 2020, Weekend

◆6月第4週公開映画BUZZ


“Irresistible”
 配給:フォーカス・フィーチャーズ
 監督:ジョン・スチュワート
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:43.6
 Oscar Potential:主演男優賞:スティーヴ・カレル
           助演男優賞:クリス・クーパー
           助演女優賞:ローズ・バーン
           助演女優賞:マッケンジー・デイヴィス

ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語 “Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga”
 配給:Netflix
 監督:デヴィッド・ドブキン
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:55.7
 Golden Globe Potential:主演男優賞:ウィル・フェレル
                主演女優賞:レイチェル・マクアダムス
                助演男優賞:ピアース・ブロスナン
                助演男優賞:ダン・スティーヴンス


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 今秋アメリカ大統領選挙が控える中、選挙戦を取り上げた作品が配信リリース(元々は劇場公開予定だった)。『Irresistible』がその作品で、監督・脚本を手掛けたのは、これが第二作となる人気ホスト、ジョン・スチュワート。スチュワートが舞台に選んだのはウィスコンシン州。保守的な田舎の人々の心を掴むべく、退役軍人を候補に立てる民主党陣営と、その勝利を阻止しようとする共和党陣営を、選挙担当の視点から描き出す。スチュワートはデビュー作「Rosewater」(14年)でまずまずの評価を獲得していたのだが、今回は否定派が優勢。才能あるスティーヴ・カレル、ローズ・バーンらを起用しながら、ソフトで切れ味の悪い社会風刺に留まり、一向に刺激的な展開が見えてこない。笑いもいまいち弾けない。有能な俳優たちの無駄遣いという声がいちばん大きいか。当然賞レースからは撤退と見るべきだろう。フォーカス・フィーチャーズはせめて、ゴールデン・グローブ賞候補は狙いたかったはず。

 Netflixは通常通り新作を続々リリース中。『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』はウィル・フェレルとレイチェル・マクアダムスが共演するコメディで、歌手になる夢を諦めきれない中年男がアイスランド代表としてバンド、ファイア・サーガと共にユーロビジョン・ソング・コンテストに挑む様を描く。批評には平凡さを指摘した言葉が並ぶ。フェレルならではのナンセンスな笑いとそれに食らいつくマクアダムスの捨て身ぶりは好意的に受け止められる一方、冗長で締まりのない演出には苦言が飛んでいて、総合的にそれらが相殺し合って50点程度の出来映えに落ち着いているとか。Netflixでは喜劇スター、アダム・サンドラーが確固たるポジションを築き上げているが、フェレルは(批評的には)出足で躓いてしまった格好。もちろん賞レース参戦はないだろう。





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