December 20-22 2019, Weekend

◆12月第3週公開映画BUZZ


スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け “Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker”
 配給:ディズニー
 監督:J・J・エイブラムス
 Budget:$300,000,000
 Weekend Box Office:$177,383,864(4406) Great!
 OSCAR PLANET Score:58.1
 Oscar Potential:主演女優賞:デイジー・リドリー
           助演男優賞:ジョン・ボイエガ
           助演男優賞:アダム・ドライヴァー
           助演男優賞:オスカー・アイザック
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞
           録音賞音響効果賞作曲賞

キャッツ “Cats”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:トム・フーパー
 Budget:$90,000,000
 Weekend Box Office:$6,619,870(3380) zzz...
 OSCAR PLANET Score:30.2 BIG BOMB!!!
 Oscar Potential:美術賞、視覚効果賞
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演女優賞:フランチェスカ・ヘイワード
           助演男優賞:ジェームズ・コーデン
           助演男優賞:イドリス・エルバ
           助演男優賞:イアン・マッケラン
           助演女優賞:ジュディ・デンチ
           助演女優賞:ジェニファー・ハドソン
           助演女優賞:テイラー・スウィフト
           助演女優賞:レベル・ウィルソン


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 「スター・ウォーズ」最新三部作の完結編が遂に登場。その『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』はフォースを覚醒させたレイ、銀河の支配者に上り詰めるカイロ・レンら、人気キャラクターたちによるスカイウォーカーファミリーをめぐる新たなる冒険が描かれる。旧作も含め全9作のファイナルを飾る重要作、当然期待値は最高潮に達していた感があるのだが、それがいけなかったか、評価は決してこれまでのベストではない。「フォースの覚醒」(15年)「最後のジェダイ」(17年)に較べると、批評家の目は冷めている。シリーズのファンを喜ばせる仕掛けは満載なのだが、それが必ずしも物語の充実に繋がらない。イマジネーションが予測の範囲内に留まる画やエピソードが目立っているという。はっきり期待外れだとする評もひとつやふたつではない。ただし、長年シリーズを見守ってきたファンを意識した作りは嫌な気分を誘うことはなく、そういう意味ではシリーズラストを飾るのに相応しいとの見方もある。オスカーでは視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、そして作曲賞にチャンスがあるだろう。さて、では興行成績はどうか。これが前作から4,000万ドル以上も落としてしまった。ただ、それでも1億7,738万ドルという数字は落胆すべきそれではないだろう。トータル興収は前二作に及ばないにしても、アメリカだけで5億ドルが狙えるのではないか。

 そう、落胆すべきはこちらの作品。1981年ロンドンでの初演以来、世界中で愛されるミュージカル『キャッツ』が、オスカー監督トム・フーパーの指揮の下、映画化された。新しい人生を生きることを認められるたった一匹の猫を選ぶ「ジェリクル舞踏会」をめぐる悲喜こもごも。トレーラーが公開されるや否や、猫たちに扮したスターたちの容姿に対して気持ち悪いとの声が方々から挙がった。ゆえにその出来映えが大いに心配されていたのだが、あぁ、不安は的中、専門家たちが下した判定は今年最低レヴェルの評価。人間が扮した猫たちの造形は肉感的ゆえ悪い意味で生々しく、彼らが謳い上げるミュージカルの数々は魅せようとすればするほど滑稽か、或いは恐ろしいか。舞台でならば機能する猫の世界の装飾がことごとく映画と相性が悪いとの声が乱れ飛んでいる状況。スターたちはもちろん空滑り。…と、つまりオスカー監督の下に集まったスター俳優たちが無惨な姿を披露するわけで、となるとこれはもうラジー賞のど真ん中を行く大本命に躍り出たと言って良いのではないか。せめてオスカーでは主題歌賞に絡みたかったが、そちらでも既に弾かれている。興行的にも1,000万ドルにも満たないオープニングを誰が想像しただろう。今年最大の失敗作として語り継がれるに違いない。





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