November 22-24 2019, Weekend

◆11月第4週公開映画BUZZ


“A Beautiful Day in the Neighborhood”
 配給:トライスター
 監督:マリエル・ヘラー
 Budget:$45,600,000
 Weekend Box Office:$13,251,238(3235)
 OSCAR PLANET Score:90.4 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞監督賞脚色賞
           主演男優賞:マシュー・リス
           助演男優賞:トム・ハンクス
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           録音賞、音響効果賞、作曲賞

アナと雪の女王2 “Frozen 2”
 配給:ディズニー
 監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
 Budget:-
 Weekend Box Office:$130,263,358(4440) Great!
 OSCAR PLANET Score:69.5
 Oscar Potential:美術賞、衣装デザイン賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞、主題歌賞
           アニメーション映画賞

“Dark Waters”
 配給:フォーカス・フィーチャーズ
 監督:トッド・ヘインズ
 Budget:-
 Weekend Box Office:$102,606(4) Great!
 OSCAR PLANET Score:80.6 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:マーク・ラファロ
           助演男優賞:ティム・ロビンス
           助演女優賞:アン・ハサウェイ
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           録音賞、音響効果賞、作曲賞

“21 Bridges”
 配給:STXフィルムズ
 監督:ブライアン・カーク
 Budget:-
 Weekend Box Office:$9,250,117(2665) zzz...
 OSCAR PLANET Score:50.4
 Oscar Potential:主演男優賞:チャドウィック・ボウズマン
           助演男優賞:J・K・シモンズ
           助演女優賞:シエナ・ミラー


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 『A Beautiful Day in the Neighborhood』はトロント国際映画祭でプレミアを迎えた実話ドラマ。人気子ども番組の司会者フレッド・ロジャースと彼に関する記事を書くことになったジャーナリストの物語。仕事に対する情熱を失っていたジャーナリストがロジャースとの交流の中で本当の自分を取り戻していく様を描く。その評価はロジャースを演じるトム・ハンクスを中心に大変高い。ジャーナリストのみならず多くの人々をインスパイアするロジャースの魅力が全編に渡って感じられ、寛容や理解といった人生で大切なものに対するメッセージが押しつけがましくなることなく伝わる。ハンクス、マシュー・リス、そしてマリエル・ヘラーらのプロの仕事が効いている。賞レースではハンクスの助演男優賞を中心にした展開が予想される。興行的には可もなく不可もなくの出足だが、地味な内容を考えれば健闘したオープニングかもしれない。

 日本でも空前絶後のメガヒットを記録したあのディズニー・アニメーション(13年)の続編『アナと雪の女王2』が登場。あれから3年、王国の女王として平和な暮らしを送るエルサが、自分を呼ぶ不思議な歌声に導かれ、妹のアナや友人たちと共に旅に出る。前作はオスカー・アニメーション映画賞を受賞するほどの評価を獲得したわけだが、今回はそこまでの熱狂は感じられないというのが正直なところ。ただ、それでも好意的見解が圧倒的に優勢。インパクト大のあの世界観の魅力を越えるものがあるかというと首を傾げるものの、それでも同じことを繰り返すのを良しとせず、果敢に新たな冒険に乗り出すアナとエルサに魅了されてしまうとのこと。作品人気を考えれば、アニメーション映画賞候補は間違いないのではないか。さて、注目の興行成績はと言うと、11月封切のアニメーション映画としては新記録となる大ヒットスタート。これからのホリデイシーズン、ファミリー層を大量動員することになると思われる。一作目超えが実現できるかどうかは、次週以降の推移を見守らなければならない。

 『Dark Waters』はトッド・ヘインズ監督とマーク・ラファロがタッグを組んだ社会派ドラマ。ある企業の汚染物質流出隠蔽を暴き出す弁護士の戦いを描く。力のある監督と俳優を組み合わせただけでは良質作は生まれないわけだが、この作品は成功した方。手放しの絶賛は皆無に等しいものの、実話の持つ迫力を巧みに映画的に変換、見応えのある物語に仕立てている。演出・演技共に事件の被害者と加害者への視線にブレがなく、他人事ではない現実への警鐘の意味合いも含めて上手く機能しているとのこと。…ということで賞レース参戦も期待されるわけだが、題材が固過ぎること、地味過ぎることに足をすくわれるかもしれない。興行的に限定封切りで好スタートを切っているのは心強いが、果たして…。

 ブラックパンサー役でビッグブレイク、動向が注目されるチャドウィック・ボウズマンが主演する『21 Bridges』が登場。殉死した父と同じ刑事となった男が、警官八人の殺害事件を発端に巨大な陰謀に巻き込まれていく様を描く。ボウズマンとしてはぜひともさらなるスターパワー増大を狙いたかったところだろうが、残念、評価は伸びず。決して退屈な場面で占められているわけではなく一定のサスペンスもあるのだが、さらなる工夫の余地は多々あり、完全に満足できる出来映えには程遠という。ボウズマンのパフォーマンスに対する言及も目立っていないか。賞レースは最初から狙っていないだろう。そして、この評価は興行成績にも影響を与えたか、極めて厳しい立ち上がりになっている。





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