July 5-7 2019, Weekend

◆7月第1週公開映画BUZZ


スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム “Spider-Man: Far from Home”
 配給:コロンビア
 監督:ジョン・ワッツ
 Budget:$160,000,000
 Weekend Box Office:$92,579,212(4634) Great!
 OSCAR PLANET Score:79.1
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:トム・ホランド
           助演男優賞:ジョン・ファヴロー
           助演男優賞:ジェイク・ギレンホール
           助演男優賞:サミュエル・L・ジャクソン
           助演女優賞:マリサ・トメイ
           助演女優賞:ゼンデイヤ
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

“Midsommar”
 配給:A24
 監督:アリ・アスター
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$6,338,935(2707) zzz...
 OSCAR PLANET Score:74.8
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ジャック・レイナー
           主演女優賞:フローレンス・ピュー
           主演男優賞:ウィル・ポールター
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 独立記念日の週末は一年の内で最も映画館が賑わうそれのひとつ。今年その主役となることを任されたのはトム・ホランド版「スパイダーマン」シリーズ第2弾となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。「アベンジャーズ エンドゲーム」(19年)以後が舞台で、マーヴェル・シネマティック・ユニヴァース(MCU)のフェーズ3の完結編とも謳われている。夏休みにヨーロッパ旅行中のスパイダーマン、ピーター・パーカーの前にニック・フューリーが現れ、パーカーは別の世界からやってきたという謎の男ベックと出会うのだが…というストーリー。批評家の反応は上々。MCUを次のステージへと押し上げる橋渡しを十分に果たす仕上がり。生き生きとした少年少女らしいロマンスとスパイダーマンならではの縦の空間を有効的に活用したアクションが巧みなバランスで描かれ、爽快感抜群。大切な人を亡くした世界に立つスパイダーマンが新しい希望の光となっていく様が好もしいとのこと。100点満点の評価を与えた評はほとんど見当たらないものの、75点程度の魅力はたっぷりあるとした好意的見解で占められている。賞レースでは視覚効果賞にチャンスがあるかもしれない。さて、注目の興行成績はと言うと、火曜からの5日間で1億8,506万ドルを突破する大ヒットスタート。アベンジャーズに迎えられたことは、スパイダーマンにとって完全にプラスに働いていると見て良い。ホランドは絶大なるスターパワーを手にした。

 昨年を代表するホラーとして讃えられた「ヘレディタリー 継承」(18年)を手掛けたアリ・アスターが早くも新作を発表。『Midsommar』と題された作品がそれで、今回もホラー。交際が順調ではないカップルが旅行でスウェーデンの田舎町を訪れる。ふたりはそこで祭りに参加するが、祭りは次第に異常な気配を漂わせ始め…。一発屋か否か、批評家は厳しいを目を向けて作品に臨んだはずだが、今回も負けず劣らずの大絶賛を獲得しているから頼もしい。野心に満ちた魅惑的なストーリーとそれを彩る眩い世界観が導く圧倒的不安感は、これぞホラーと言いたくなる震撼のそれであり、アスターはホラーマスターであることを完璧に証明しているとのこと。心理的な恐怖と「ヘレディタリー」とは異なるテクニカラーのヴィジュアルから来る恐怖が見事なバランスで存在している模様。俳優陣も皆健闘。「ヘレディタリー」はトニ・コレットの演技賞を中心に賞レースを賑わせたが、今回はどうか。おそらく参戦は難しいとは思われるが、チャンスは全くのゼロではないだろう。ただ、興行的に「ヘレディタリー」以上の苦戦の出足を見ると、期待はしない方が良い。





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