June 28-30 2019, Weekend

◆6月第4週公開映画BUZZ


イエスタデイ “Yesterday”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:ダニー・ボイル
 Budget:$26,000,000
 Weekend Box Office:$17,010,050(2603) Good!
 OSCAR PLANET Score:59.1
 Oscar Potential:主演男優賞:ヒメーシュ・パテル
           助演女優賞:リリー・ジェームズ
           助演女優賞:ケイト・マッキノン
           録音賞、音響効果賞、作曲賞

アナベル 死霊博物館 “Annabelle Comes Home”
 配給:ニューライン・シネマ
 監督:ゲイリー・ドーベルマン
 Budget:$32,000,000
 Weekend Box Office:$20,269,723(3613)
 OSCAR PLANET Score:57.7
 Oscar Potential:主演女優賞:マッケナ・グレイス
           主演女優賞:マディソン・アイズマン
           主演女優賞:ケイティ・サリフ
           助演男優賞:パトリック・ウィルソン
           助演女優賞:ヴェラ・ファーミガ
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞

“Ophelia”
 配給:IFCフィルムズ
 監督:クレア・マッカーシー
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:54.0
 Oscar Potential:主演女優賞:デイジー・リドリー
           助演男優賞:ジョージ・マッケイ
           助演男優賞:クライヴ・オーウェン
           助演女優賞:ナオミ・ワッツ
           美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 近代音楽史において最も重要なミュージシャンは誰か。当然人によって答えは変わってくるはずだが、集計した場合、ザ・ビートルズは必ずやトップ3に入ることだろう。ダニー・ボイル監督の『イエスタデイ』の主人公は、ザ・ビートルズの存在を自分以外誰も知らない世界に迷い込んだ売れないシンガー・ソングライター。彼がビートルズの楽曲を自分のものとして発表し始めたことから起きる騒動が描かれる。多くの批評家の意見をまとめると、ビートルズを知らない世界という設定のアイデアが全ての映画で、それ以上でもそれ以下でもないとのこと。アイデアを膨らませて新鮮な展開を見せることもないが、アイデアを殺してしまい素っ気ない方向に行くこともない。つまりビートルズの楽曲の魅力を堪能できるチャームは具えているという。おそらく賞レース参戦はないが、ビートルズ好きなら見て損はないということなのではないか。興行的にはまずまずの出足。製作費を考えれば悪くない。

 大ヒットホラー「死霊館」(13年)の中でも特異な存在感を放っていたアナベル人形を中心に置いたスピンオフシリーズの第3弾が登場。その名も『アナベル 死霊博物館』。超常現象研究家のウォーレン夫妻の家の地下に保存されていたアナベル人形に少女たちが触れてしまったことから起きる惨劇が描かれる。このスピンオフシリーズは一作目(14年)は酷評されたものの、二作目(17年)は一転、好評で迎えられた。今回はと言うと、何とか肯定派優勢。恐怖という点で言うと、前回ほどではないとのことだが、このシリーズ特有の世界観は依然魅力的であり、アナベル人形も相変わらずの圧倒的存在感を放っているという。配給元は「死霊館ユニヴァース」としてこの世界観を広げた作品を続々発表しているが、低予算ゆえに作りやすく、今後も広がりを見せていくのではないか。ただ、賞レースチャンスはラジー賞も含めてありそうになく、興行的にはシリーズ最低のスタートに終わっているのが気になるところ。

 『Ophelia』はウィリアム・シェイクスピアの「ハムレット」のヒロイン、オフィーリアを主人公に、彼女の知られざる一面を描き出す野心作。舞台は14世紀だが、言葉は現代のそれになるとのこと。オフィーリアを演じるのは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(15年)でブレイクしたデイジー・リドリー。なかなか面白そうな試みのプロジェクトに批評家はまずまずの反応を返している。改良の余地はたっぷりあり、素材を100%活かせているとは言い難いものの、歴史に残るヒロインを別の角度から探る語りには魅力があり、演じるリドリーもそれに応える好演を見せているとのこと。傑作ではないが、観る価値はある一品との声が多い。ただし、賞レースに絡むパワーは感じられない。





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