June 14-16 2019, Weekend

◆6月第2週公開映画BUZZ


メン・イン・ブラック インターナショナル “Men in Black: International”
 配給:コロンビア
 監督:F・ゲイリー・グレイ
 Budget:$110,000,000
 Weekend Box Office:$30,035,838(4224)
 OSCAR PLANET Score:35.3
 Oscar Potential:視覚効果賞
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:クリス・ヘムズワース
           主演女優賞:テッサ・トンプソン
           助演男優賞:リーアム・ニーソン
           助演女優賞:レベッカ・ファーガソン
           助演女優賞:エマ・トンプソン

シャフト “Shaft”
 配給:ニューライン・シネマ
 監督:ティム・ストーリー
 Budget:$30,000,000
 Weekend Box Office:$8,901,419(2952) zzz...
 OSCAR PLANET Score:39.1
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:サミュエル・L・ジャクソン
           助演男優賞:リチャード・ラウンドトゥリー
           助演男優賞:ジェシー・T・アッシャー

“The Dead Don't Die”
 配給:フォーカス・フィーチャーズ
 監督:ジム・ジャームッシュ
 Budget:-
 Weekend Box Office:$2,540,240(613)
 OSCAR PLANET Score:54.4
 Oscar Potential:主演男優賞:ビル・マーレイ
           主演男優賞:アダム・ドライヴァー
           助演男優賞:スティーヴ・ブシェーミ
           助演女優賞:クロエ・セヴィニー
           助演女優賞:ティルダ・スウィントン
           メイキャップ&ヘアスタイリング賞

マーダー・ミステリー “Murder Mystery”
 配給:Netflix
 監督:カイル・ニューアチェック
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:36.7
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
            主演男優賞:アダム・サンドラー
            主演女優賞:ジェニファー・アニストン
            助演男優賞:ルーク・エヴァンス
            助演女優賞:ジェマ・アータートン


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 90年代を代表するSFコメディシリーズ「メン・イン・ブラック」がまさかの復活、第4弾となるのが『メン・イン・ブラック インターナショナル』。地球で暮らすエイリアン監視組織MIBエージェントたちのミッションを描く。主人公は軽い性格のハンサム男Hと成績優秀な新人女Mのコンビにチェンジ。演じるのはクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンになる。ふたりはもちろん黒づくめのファッションに身を包む。ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの出ないシリーズの出来映えはいかに。映画業界は大いに注目していたはずだが、残念、批評は芳しいとは言えない結果に。世界観は愛嬌たっぷりで、ヘムズワースとトンプソンのケミストリーも愉快そのものだが、シリーズの奥行きを深めるような新機軸は見当たらず、新たに作られる必要のなかった一本との声が相次いでいる。ラジー賞に絡むほどの酷評ではないのだが、もしかするとシリーズの知名度とスターパワーにより、候補入りぐらいはあるかもしれない。さて、ならばせめて興行成績はオリジナルに匹敵するような成功を収めたいところだが、あぁ、こちらも悲劇的な数字が報告が報告されている。3,003万ドルという数字は、前三作が全て5,000万ドル超えのデビューを飾っていたことを考えると極めて厳しい結果。前三作が5,000万ドル超えを約20年前に叩き出していたことを考えると、ますます厳しい。あぁ…。

 70年代を代表するブラックスプロイテーション「シャフト」(70年)も復活する。2000年映画の続編という位置づけだが、タイトルはズバリ『シャフト』。初代シャフト、その甥っ子シャフト、その息子シャフトという三世代に渡るシャフトがジェネレーションギャップを抱えながら戦いに挑む。評価は『メン・イン・ブラックインターナショナル』同様鈍く、やはり同様に作られる必要がなかった一品との論評が目立つ。キャラクターの魅力は辛うじて維持されているものの、過去の遺産に頼るばかりで新味はなく、ほとんど時代遅れの気配を漂わせているとか。サミュエル・L・ジャクソンを始めとするキャストへの言及も盛り上がらない。ラジー賞行きを免れる程度の楽しさは具えているようだが…。興行的には3日間で1,000万ドルにも届かないという信じ難い惨敗に終わっている。なお、日本ではNetflixにて配信公開。

 今年のカンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったのはジム・ジャームッシュ監督の『The Dead Don't Die』。ゾンビ・コメディというのが面白いが、以前ヴァンパイア映画を撮っていることを考えれば、意外でもないか。アメリカの田舎町にゾンビが出現、警官ふたりが事態収束に向けて立ち向かう様を描く。批評はジャームッシュ映画にしては鈍いというのが正直なところで、辛うじて肯定派が優勢といった程度の判定。ウィットに富んだセリフは面白く、ジャームッシュ映画常連俳優たちのアンサンブルも愉快だが、このジャンルに新しい魅力を吹き込むほどにはエッジが効いていないとの指摘が多い。賞レースからは脱落と見て良いだろう。興行的には、中規模公開で始まり褒められない結果に。劇場からの退場も早いだろう。





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