May 24-26 2019, Weekend

◆5月第4週公開映画BUZZ


アラジン “Aladdin”
 配給:ディズニー
 監督:ガイ・リッチー
 Budget:$183,000,000
 Weekend Box Office:$91,500,929(4476) Great!
 OSCAR PLANET Score:56.9
 Golden Globe Potential:主演男優賞:ウィル・スミス
 Oscar Potential:主演男優賞:メナ・マスード
           主演女優賞:ナオミ・スコット
           助演男優賞:ウィル・スミス
           美術賞衣装デザイン賞メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞
 Razzie Potential:主演男優賞:ウィル・スミス

“Booksmart”
 配給:アンナプルナ
 監督:オリヴィア・ワイルド
 Budget:-
 Weekend Box Office:$6,933,620(2505) zzz...
 OSCAR PLANET Score:90.4 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演女優賞:ケイトリン・デヴァー
           助演女優賞:ビーニー・フェルドスタイン
           編集賞、作曲賞

“Brightburn”
 配給:スクリーン・ゲムス
 監督:デヴィッド・ヤロヴェスキー
 Budget:$6,000,000
 Weekend Box Office:$7,845,658(2607) zzz...
 OSCAR PLANET Score:45.9
 Oscar Potential:主演男優賞:ジャクソン・A・ダン
           助演男優賞:デヴィッド・デンマン
           助演女優賞:エリザベス・バンクス


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 このところのディズニーは同社の名作アニメーションの実写映画化に一生懸命。…というわけで、今度は1992年の大ヒットアニメーション「アラジン」を実写リメイク。タイトルも同じで『アラジン』。人生を変えるチャンスを窺う盗賊青年のアラジンが、魔人ジーニーの住む不思議なランプを手に入れたことから繰り広げる冒険を描く。ヒロインはもちろん、自由を夢見る王女ジャスミンとなる。批評は好意的見解が何とか優勢という状況。散りばめれらたユーモアと美しいヴィジュアル、そして圧巻のスペクタルは何も考えなくとも楽しめるレヴェル。メナ・マスードによるアラジンやナオミ・スコットが手掛けたジャスミンもイメージ通り。良くも悪くも目立つのはジーニーに扮したウィル・スミスで、作品を自分の物にするパフォーマンスであることは間違いないとか。ただ、それでもオリジナルの出来映えには到底及ばないとするのが、肯定派も全員一致で指摘している現実のようだが…。賞レースでは視覚効果賞や美術賞、衣装デザイン賞でチャンスがあるのではないか。それからスミスがゴールデン・グローブ賞候補に挙がる可能性も残されているかもしれない(そして、ラジー賞で目に留められる可能性がなきにしもあらず)。さて、注目の興行成績はと言うと、メモリアルデイの週末封切りという好条件を活かして、3日間で9,150万ドル、4日間で1億1,680万ドルを売り上げるロケットスタートを切った。巨額の製作費が投じられているはいるものの、十分大喜びして良い結果であり、続編製作が見えたと言って良い。スミスはスターパワーを何倍にも膨らませた感。

 もしかしたら今年最大の掘り出し物的一品かもしれないのが、オリヴィア・ワイルドの初監督作『Booksmart』。サウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映されるや否や、大絶賛の嵐が巻き起こり、女優ワイルドがこれまで決して得られなかったレヴェルの評価を獲得。一気にサマーシーズンのダークホースとして期待されるようになった。内容はと言うと、大学進学を控えた女の子ふたりが高校生活でやり残したことを一晩でやり遂げようとする様を描くもの。所謂カミング・オブ・エイジ ストーリーなのだが、ワイルドはそこに新たな視点を捻りを加えることで新鮮な風を吹かせることに成功。機知に富んだセリフとファニーなジョークが物語の回転速度をどんどん上げ、結果実に愉快な青春コメディに仕上がっているという。主演のケイトリン・デヴァーとビーニー・フェルドスタインもこれ以上ない完璧な配役。この賛辞は賞レースレヴェルにあると言って良いが(とりわけ脚本賞)、ネックになることがあるとすれば、このジャンルが賞受けし辛いという点だろう。果たして…。また、興行成績はこの絶賛に見合わない低空スタートを強いられているのが残念無念。賞レースに影響を与えなければ良いが…。

 SFホラー『Brightburn』も公開へ。宇宙からやって来て地球人の父母に育てられる少年ブランドンが、地球を救うヒーローではなく、地球を危機に陥れる危険な存在になっていく。…と書けば「スーパーマン」(78年)を大いに意識していることは明白。果たして、批評は概ね良好。有望な設定を最大限活かした演出や物語とは言えないものの(同様のテーマを持った作品ならば傑作「クロニクル」(12年)があるとの指摘)、スーパーヒーロー神話を粉々にする展開や描写には一見の価値があり、背筋をゾッとさせる恐怖はちゃんと肌で感じられるという。視覚効果賞も含めて賞レースを目指した映画ではないだろう。興行的には満足できる出足になっているとは言い難い。





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