April 5-7 2019, Weekend

◆4月第1週公開映画BUZZ


シャザム! “Shazam!”
 配給:ニューライン・シネマ
 監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
 Budget:$100,000,000
 Weekend Box Office:$53,505,326(4217) Great!
 OSCAR PLANET Score:79.5
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:ザッカリー・リーヴァイ
           助演男優賞:ジャイモン・ハンスゥ
           助演男優賞:マーク・ストロング
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

“Pet Sematary”
 配給:パラマウント
 監督:ケヴィン・コルシュ、デニス・ウィドマイヤー
 Budget:$21,000,000
 Weekend Box Office:$24,502,775(3585) Great!
 OSCAR PLANET Score:58.5
 Oscar Potential:主演男優賞:ジェイソン・クラーク
           助演男優賞:ジョン・リスゴー
           助演女優賞:エイミー・サイメッツ
           視覚効果賞、作曲賞

“The Best of Enemies”
 配給:STXエンターテイメント
 監督:ロビン・ビセル
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$4,446,190(1705) zzz...
 OSCAR PLANET Score:53.0
 Oscar Potential:主演女優賞:タラジ・P・ヘンソン
           助演男優賞:サム・ロックウェル

“Native Son”
 配給:A24
 監督:ラシッド・ジョンソン
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:68.1
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:アシュトン・サンダース

“The Public”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:エミリオ・エステヴェス
 Budget:-
 Weekend Box Office:$259,455(265) zzz...
 OSCAR PLANET Score:49.3
 Oscar Potential:助演男優賞:アレック・ボールドウィン
           助演男優賞:エミリオ・エステヴェス
           助演男優賞:クリスチャン・スレーター
           助演男優賞:ジェフリー・ライト
           助演女優賞:ジェナ・マローン
           助演女優賞:テイラー・シリング
           助演女優賞:ガブリエル・ユニオン

ハイ・ライフ “High Life”
 配給:A24
 監督:クレール・ドゥニ
 Budget:€8,000,000
 Weekend Box Office:$99,341(4) Great!
 OSCAR PLANET Score:84.6 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ロバート・パティンソン
           助演女優賞:ジュリエット・ビノシュ
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

“Peterloo”
 配給:アマゾン・スタジオ
 監督:マイク・リー
 Budget:-
 Weekend Box Office:$26,002(3)
 OSCAR PLANET Score:67.5
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ロリー・キニア


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 DCコミックから生まれた新たなるヒーローが『シャザム!』。謎の魔術師からスーパーパワーを与えられた少年が中年の姿になって悪の科学者と対決を繰り広げる。ヒーロー映画にしては所謂大スター不在なのは期待値が低いのかと心配してしまうところだが、これが批評家受けが滅法良いから面白い。子ども向けにも思えるプロットながら、そこにはハートとユーモアがたっぷりと詰め込まれ、現実とファンタジーが愉快に融合。DCコミック映画の中では最も気楽に見られる上、かつ仕上がりも最高との声が方々から聞こえている。賞レース参戦はライトな作りを考えると技術部門も含めて難しいだろうが…。尤も、重要なのは興行成績の方で、3日間で5,000万ドルを超える好スタート。CinemaScoreも上々でロングヒットも期待されている。主演のザッカリー・リーヴァイは遂に映画界でもパワーを獲得するかもしれない。

 『Pet Sematary』はスティーヴン・キングのホラー小説の再映画化。メイン州、死者をめぐる謎の墓地で起こる戦慄の出来事が綴られる。スプラッター要素もあり、なかなか評価に結びつき難い題材だが、意外や意外、批評は好意的見解が圧倒的に優勢。決して新しい風を吹かせるような作りではないものの、ホラーの基本を押さえた演出と題材そのももの旨味により、誰もが震え上がる世界観になっているとのこと。傑作ではないものの、及第点との声が多い。賞レース参戦はないだろうが、上々の結果と言って良いだろう。興行的には製作費を3日間で回収する嬉しい立ち上がり。続編製作があってもおかしくない。

 大人の観客には『The Best of Enemies』が用意された。公民権活動家アン・アトウォーターとKKK幹部C・P・エリスの奇妙な交流を描く実話物。タラジ・P・ヘンソンとサム・ロックエルという実力派が顔を合わせているのだが、残念なことに評価はさほど伸びていない。映画的な旨味たっぷりの題材ではあるものの、それを深く掘り下げる洞察力にも多角的な視点にも欠けた作りで、全体としての印象はぼんやりしたままだとか。演技派たちへの言及も目立っていない。賞レースからは脱落したと見るべきだろう。興行的にも控えめな公開館数を考慮したとしても寂しい出足に終わっている。

 『Native Son』はサンダンス映画祭で話題を呼んだ小品。リチャード・ライトの小説の3度目となる映画化。シカゴ、裕福なビジネスマンに運転手として雇わるアフリカ系青年が金や権力が溢れる世界で生きる様が描かれる。映画祭同様、批評家の反応は好意的なものが優勢。斑のある話でテーマも搾り切れていないとの指摘は多いのだが、主演のアシュトン・サンダースの説得力あるパフォーマンスのおかげで、全体としては魅力的な仕上がりになっているとのこと。おそらく賞レースに絡むほどのパワーはないが、インディペンデント・スピリット賞ならサンダースが目に留められるかもしれない。





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