February 15-17 2019, Weekend

◆2月第3週公開映画BUZZ


“Fighting with My Family”
 配給:MGM、アンナプルナ
 監督:スティーヴン・マーチャント
 Budget:$11,000,000
 Weekend Box Office:$138,780(4) Great!
 OSCAR PLANET Score:81.8 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演女優賞:フローレンス・ピュー
           助演男優賞:ニック・フロスト
           助演男優賞:ドウェイン・ジョンソン
           助演男優賞:ヴィンス・ヴォーン
           助演女優賞:レナ・ヒーディ

ロマンティックじゃない? “Isn't It Romantic”
 配給:ニューライン・シネマ
 監督:トッド・ストラウス=シュルソン
 Budget:$31,000,000
 Weekend Box Office:$14,247,758(3444) Good!
 OSCAR PLANET Score:65.7
 Golden Globe Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
                主演女優賞:レベル・ウィルソン
                助演男優賞:リアム・ヘムズワース

アリータ:バトル・エンジェル “Alita: Battle Angel”
 配給:20世紀フォックス
 監督:ロバート・ロドリゲス
 Budget:$200,000,000
 Weekend Box Office:$28,525,613(3790)
 OSCAR PLANET Score:53.8
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演優賞:ローサ・サラザール
           助演男優賞:マハーシャラ・アリ
           助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ
           助演女優賞:ジェニファー・コネリー
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

“Happy Death Day 2U”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:クリストファー・ランドン
 Budget:$9,000,000
 Weekend Box Office:$9,497,665(3207)
 OSCAR PLANET Score:56.3
 Oscar Potential:None


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 ドウェイン・ジョンソンが製作と出演を兼ねた実話物『Fighting with My Family』が公開へ。両親もふたりの兄もプロレスラーという家庭に生まれた少女サラヤ・ジェイド・ベヴィスが、同じくレスラーとしての才能を開花させていく様を描くファミリー・コメディ。批評家からは大変温かい反応が返ってきていて、肉体的な部分と精神的な部分、どちらにもエネルギーが満ち溢れた映画という声が大きい。プロレスというスポーツならではの全身を使ったアクションは見映えが良く、それがハートと愉快に絡まり、大いなるスポーツ賛歌、家族賛歌に繋がっていくとか。興行的にも限定公開ながら好スタート。もし拡大公開が成功することがあるなら、ゴールデン・グローブ賞で目を留められるかもしれない。近年話題作が続いていたヒロインのフローレンス・ピューは、これによりアメリカで格段に知名度を上げることになるはず。

 『ロマンティックじゃない?』がヴァレンタインデーに合わせて公開になった。幼い頃に母に夢を打ち砕かれて以来ロマンティック・コメディが大嫌いな女性が、ロマコメの世界に迷い込んでしまい大騒動を巻き起こす。すっかり人気女優になったレベル・ウィルソンがヒロインを務めるのも話題。批評家の反応は概ね好意的で、決して新しいロマコメの可能性を切り開くような内容ではないものの、ウィルソンのユーモラスでチャーミングな存在感はまずまず機能、風刺も適度に利いた感じの良い仕上がりだという。狙い通り、ヴァレンタインデー近辺に観るのに丁度良い作品なのかもしれない。賞レースに絡むことはないだろうが…(ウィルソンがゴールデン・グローブ賞に若干のチャンスを残す)。なお、興行的にはまずまずの出足。ロマコメは2週目以降の持久力が勝負になる。また、本作は日本ではNetflixで配信公開される予定。

 『アリータ:バトル・エンジェル』は木城ゆきとの日本のSFコミック「銃夢」の映画化。数百年後の未来、スクラップの山から脳だけ無傷の状態で発見されたサイボーグの少女アリータが、新しい身体を手に入れ、アイデンティティーを探しながら凶悪サイボーグとの闘いに身を投じる様を描く。あのジェームズ・キャメロンが製作と脚本に参加。監督はロバート・ロドリゲス。…ということで、話題作なのは間違いない。ただ、批評はまずまずといったところに落ち着いている(とりわけ有力紙は厳しい判定が目立つ)。視覚効果は一定の効果を上げているものの、もはや新味があるとは言えない画面が並び、話も語り口も滑らかなそれとは言い難い。ただ、それでもSFファンのニーズに応える要素は押さえてあり、好きな人はとことん好きになるタイプの映画かもしれないとのこと。賞レースでは視覚効果賞を中心にチャンスがあるだろうか。ただ、注目は興行成績の方だろう。製作費は2億ドルと言われていて、スマッシュヒット程度では到底黒字にならない。そうして発表された週末成績は2,852万ドル。国内だけでの回収は絶望的で、海外興収に賭けるしかない。





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