February 8-10 2019, Weekend

◆2月第2週公開映画BUZZ


“Cold Pursuit”
 配給:サミット・エンターテイメント
 監督:ハンス・ペテル・モランド
 Budget:$60,000,000
 Weekend Box Office:$11,030,233(2630) zzz...
 OSCAR PLANET Score:68.5
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:リーアム・ニーソン
           助演女優賞:ローラ・ダーン
           助演女優賞:エミー・ロッサム
           撮影賞、編集賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

レゴ®ムービー2 “The LEGO Movie 2: The Second Part”
 配給:ワーナー・ブラザース
 監督:マイク・ミッチェル
 Budget:$99,000,000
 Weekend Box Office:$34,115,335(4303) Good!
 OSCAR PLANET Score:74.0
 Oscar Potential:アニメーション映画賞

“What Men Want”
 配給:パラマウント
 監督:アダム・シャンクマン
 Budget:$20,000,000
 Weekend Box Office:$18,232,087(2912) Good!
 OSCAR PLANET Score:49.5
 Oscar Potential:主演女優賞:タラジ・P・ヘンソン
           助演男優賞:トレイシー・モーガン

“The Prodigy”
 配給:オリオン
 監督:ニコラス・マッカーシー
 Budget:$6,000,000
 Weekend Box Office:$5,853,061(2530) zzz...
 OSCAR PLANET Score:47.9
 Oscar Potential:主演女優賞:テイラー・シリング

“Everybody Knows”
 配給:フォーカス・フィーチャーズ
 監督:アスガー・ファルハディ
 Budget:$11,800,000
 Weekend Box Office:$71,207 (4) Good!
 OSCAR PLANET Score:70.8
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ハヴィエル・バルデム
           主演女優賞:ペネロペ・クルス


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 今週は続編やリメイク物が続々。まずは『Cold Pursuit』。2014年のノルウェー映画「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」のリメイクになる。息子を殺したドラッグディーラーへの復讐を狙う除雪車の運転手を描くアクション・スリラー。主演がリーアム・ニーソンと聞けばどんな内容なのか想像がつきそうだが、ニーソン映画として再構築されたことこそが魅力になっている模様。ニーソンならではの豪快でスタイリッシュなアクションとユーモアが全編に渡って散りばめられ、アクション映画好きのニーズに十分応える場面が連続。リメイク映画としては珍しい成功作として歓迎されている。もちろん賞レースを狙った映画ではない。そう、狙うは興行的成功で、実はこちらが大いに期待外れの数字。ニーソンが映画のプロモーション時に、「かつてある事件がきっかけで黒人を殺そうと街を歩き廻った。結果何も起こらなかった。あのときの怒りの衝動を後悔している」という趣旨の発言を行い、論争真っ只中。作品のプレミアではレッドカーペットが中止になってしまった。この騒動が興行成績に影響したのかどうかは、???

 2014年映画「レゴ®ムービー」の続編が登場。その名も『レゴ®ムービー2』。一作目から5年後、宇宙からの飛来者に仲間をさらわれたエメットが宇宙で大冒険を繰り広げる。批評家絶賛の前作に引き続き、批評は良好。ハートとユーモアがふんだんに盛り込まれた世界観が、レゴそのものが持つ魅力と合致、このシリーズならでは面白さが溢れた仕上がりだという。前作程出来は良くないとする指摘もあるが、それでも一定水準レヴェルはあると見て間違いない。…となると、アニメーション映画賞レース参戦が期待されるのだが、実はレゴアニメーションはオスカーと相性がよろしくなく、前作など本命視されながら候補の段階で弾かれてしまった。現在はそのときとはルールが変わっているため(アニメーションの専門家だけが選ぶことはない)、前回よりは得票を得やすいかもしれないが…。ただ、興行的には大きく数字を落としていて、大衆人気は落ち着いてしまった感がある。

 『What Men Want』は2000年映画「ハート・オブ・ウーマン」のリメイク。冴えないスポーツエージェントの女が、ある日突然、男たちの心の声が聞こえる能力を獲得、それを使ってキャリアアップを図ることに…。2000年版とは男女の役割を逆転させたのがミソで、そしてそれこそが批評家が最も認めている部分。現代社会を反映させた改変であり、ヒロインを務めるタラジ・P・ヘンソンの堂々たるリードパフォーマンスもそれに愉快にフィット。寛容な気持ちで観られる世界観になっているという。尤も、冷静に見れば話の語り口がちぐはぐなところを中心に問題点は多いとのことだが…。賞レースはゴールデン・グローブ賞も含めて難しいだろう。興行的にはなかなかの好スタート。アッという間に製作費を回収。今後の粘り次第では続編製作があるかもしれない。

 ホラーファンには『The Prodigy』が用意された。奇怪な行動をとるようになった息子。母親は彼に何かとり憑いているのではないかと疑うが…。邪悪な子どもによる恐怖映画はこれまでにも何度も作られてきたが、批評家はその点で新味がないと素っ気ない態度を返している。ただ、決して怖くないわけではなく、一定の緊張感とスリルは用意されているとの声も少なくはない。もちろん賞レースは狙っていないが…。なお、興行的には苦しいスタートになっているが、低予算ゆえ赤字にはならない。





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