October 26-28 2018, Weekend

◆10月第4週公開映画BUZZ


サスペリア “Suspiria”
 配給:アマゾン・スタジオ
 監督:ルカ・グァダニーノ
 Budget:$20,000,000
 Weekend Box Office:$184,037(2) Great!
 OSCAR PLANET Score:68.5
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演女優賞:ダコタ・ジョンソン
           助演女優賞:クロエ・グレース・モレッツ
           助演女優賞:ティルダ・スウィントン
           撮影賞、編集賞、美術賞衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

“Hunter Killer”
 配給:サミット・エンターテイメント
 監督:ドノヴァン・マーシュ
 Budget:$40,000,000
 Weekend Box Office:$6,653,777(2728) zzz...
 OSCAR PLANET Score:44.0
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ジェラルド・バトラー
           助演男優賞:ゲイリー・オールドマン

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 “Johnny English Strikes Again”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:デヴィッド・カー
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$1,638,895(544) zzz...
 OSCAR PLANET Score:41.4
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:ローワン・アトキンソン
           助演女優賞:オルガ・キュリレンコ
           助演女優賞:エマ・トンプソン

“Viper Club”
 配給:ロードサイド・アトラクションズ
 監督:マリヤム・ケシャバルス
 Budget:-
 Weekend Box Office:$14,180(3) zzz...
 OSCAR PLANET Score:62.6
 Oscar Potential:主演女優賞:スーザン・サランドン
           助演男優賞:マット・ボマー

“Indivisible”
 配給:ピュア・フリックス
 監督:デヴィッド・D・エヴァンス
 Budget:-
 Weekend Box Office:$1,503,101(830) zzz...
 OSCAR PLANET Score:57.1
 Oscar Potential:None


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 1977年の名作ホラー「サスペリア」をルカ・グァダニーノ監督がリメイクした。その名も『サスペリア』。憧れのダンスカンパニーに入った若い女の周りで奇怪な出来事が続発し…。プレミア上映されたヴェネチア国際映画祭では、その衝撃的な内容に賛否両論真っ二つ。この傾向は今回のアメリカ公開時でも同様で、支持派が熱狂的な支持を表明する一方、否定派は容赦ない罵声を浴びせている。ただし、全体を眺めるとその割合は肯定派が優勢であることは間違いない。難しいテーマに不敵に挑み、かつヴィジュアルに大いに拘った作りは、いかにもグァダニーノ。その美的感覚に心を掴まれた最後、その世界から抜け出すことは難しい。その一方で、過剰に毒々しい迷宮に迷い込むような仕上がりに拒否反応も多数出ている。尤も、この映画に限っては否定評もその魅力の表れの一側面と観ることもできようか。賞レースでは美術賞、衣装デザイン賞でチャンスを残していると思われる。興行的にも2時間半を超える上映時間をものともせず、2館限定上映ではあるが、天晴れなアヴェレージを叩き出している。果たして、これは単なるハロウィン効果だけなのかどうか。今後の拡大公開の行方が気にかかるところ。

 『Hunter Killer』はドン・キースとジョージ・ウォレスの共著を映画化したアクション・スリラー。北極海で米露の原子力潜水艦の絡んだ事件が発生。ロシア大統領がクーデターにより拉致されたという情報を得たアメリカ軍艦が、ロシア領域で大統領奪還作戦を繰り広げる。潜水艦映画というジャンルに入れて良さそうな設定ながら、批評家はむしろジェラルド・バトラー映画だと素っ気ない態度。これまでの潜水艦映画が描いてきたアクションをなぞっているだけで新味はなく、地上アクションも味気なし、艦と一緒に深い海に沈んでいきそうに陰気な空気が漂っているとか。技術部門も含め、賞レースに絡むことはないだろう。ただ、興行的にも極めて厳しいスタートであることを考えると、バトラーがラジー賞に引っ掛かるかもしれない。

 続編物からはローワン・アトキンソンの人気スパイシリーズ第3弾『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』が登場。サイバー攻撃によりスパイたちの情報が漏洩したMI7が、躊躇いながらもアナログ人間のジョニー・イングリッシュに事件解決を依頼して…。もはや観る前からどんな笑いが想像できるというものだが、批評もそれを良しとするか否かで割れている感。否定派優勢なのは致し方なしか、多少のくすくす笑いはあっても、同じ性質の笑いばかりで乗れないという声が大きい。話自体は端から期待されていない。ラジー賞に絡む可能性はなきにしもあらず。ちなみに興行成績も全く良いところなし。海外興収だけで既に1億ドル近くに達しているので、問題はないだろうが…。





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