August 10-12 2018, Weekend

◆8月第2週公開映画BUZZ


“BlacKkKlansman”
 配給:フォーカス・フィーチャーズ
 監督:スパイク・リー
 Budget:$17,000,000
 Weekend Box Office:$10,845,330(1512) Good!
 OSCAR PLANET Score:91.2 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞監督賞脚色賞
           主演男優賞:ジョン・デヴィッド・ワシントン
           助演男優賞:アダム・ドライヴァー
           助演男優賞:トファー・グレイス
           撮影賞編集賞美術賞衣装デザイン賞
           メイキャップ&ヘアスタイリング賞録音賞音響効果賞作曲賞


MEG ザ・モンスター “The Meg”
 配給:ワーナー・ブラザース
 監督:ジョン・タートルトーブ
 Budget:$150,000,000
 Weekend Box Office:$45,402,195(4118) Great!
 OSCAR PLANET Score:45.5
 Oscar Potential:主演男優賞:ジェイソン・ステイサム
           助演女優賞:リー・ビンビン
           助演女優賞:レベル・ウィルソン
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞

“Dog Days”
 配給:LDエンターテイメント
 監督:ケン・マリーノ
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$2,554,766(2442) zzz...
 OSCAR PLANET Score:54.4
 Oscar Potential:視覚効果賞

“Slender Man”
 配給:スクリーン・ゲムス
 監督:シルヴァン・ホワイト
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$11,371,866(2358) Good!
 OSCAR PLANET Score:22.6 BIG BOMB!!!
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 賞レースシーズン到来を前にサマームービーから、賞ウォッチャー注目の作品が登場。カンヌ国際映画祭でグランプリ(パルムドールに次ぐ賞)を受賞したスパイク・リー監督作『BlacKkKlansman』がその作品。1970年代、コロラドスプリングス、黒人刑事のロン・ストールワースが白人至上主義者としてKKK内部に潜入捜査に入った実話の映画化。ストールワース自身の回顧録がベースになっている。リーは同業者からも映画ファンからも尊敬を集める映画人だが、オスカーではこれまで、名誉賞こそ受賞しているものの、本戦ではドキュメンタリー映画賞と脚本賞でのノミネート経験があるのみ。冷遇されてきたと言って良い。だが、その歴史も変わるかもしれない。本作は批評家から大変熱い支持を獲得。彼らによると、アメリカの歴史を冷静かつ辛辣に見つめた視線に作り手の強い意志が感じられ、物語もそれを燃料に力強くダイナミックに展開していくという。主演のジョン・デヴィッド・ワシントンはあのデンゼル・ワシントンの息子だが、彼のパフォーマンスも特筆に値する素晴らしいレヴェル。脇を固めるアダム・ドライヴァーもお見事とのこと。簡単に言えば、賞レヴェルの賛辞と言って良く、かつ内容がオスカー好みのため、リー念願の監督賞賞候補が期待されるのも当然と言える。監督賞のみならず、主要部門・技術賞で複数指名を受けてもおかしくない評価だが、果たして…。興行的には中規模公開で好スタート。ロングヒットを狙いたい。晩夏のリリースは賞を狙うには難しいと言われているが、おそらく賞シーズンにはDVDや配信によるキャンペーンが積極的に行われるはず。

 サマーシーズン恒例、サメ映画が今年も登場。『MEG ザ・モンスター』は未知の深海の調査に乗り出したクルーが太古に絶滅したと思われていた巨大ザメ、メガロドンに襲われる様を描く。とにかくサメが大きいというのが売りの、あからさまなB級スリラーで、その評価はさほど芳しいものではない。昔ながらのB級映画として潔い製作ではあるものの、このジャンルにあるべきサスペンスやユーモアが不足気味で、十分にはファンのニーズに応えていないとの声が大きい。壊滅的なレヴューではないのは、おそらく何も考えずに見られる娯楽性が認められてのことだと思われる。賞レース参戦は技術部門も含めて難しいだろう。なお、興行的には予測を上回るスタート。製作費が大きいため、次週以降の見極めが必要になるが、もしかするとシリーズ化される可能性があるか。

 ファミリー層に向けては『Dog Days』が公開へ。ロサンゼルスを舞台に、ペットの犬を通じて繋がっていく人々を描くアンサンブル・コメディ。サメと違って愛らしい犬たちがたっぷり登場。犬好きはそれだけで満足してしまうとのことだが、肝心の物語の方は可もなく不可もなくの判定が目立つ。ファニーでロマンティックな人間関係が犬たちのサポートによって盛り立てられるものの、彼らよりも犬を見ていたいと思ってしまう程度の吸引力。犬の魅力に頼り過ぎということかもしれない。賞レースに絡むこともないだろう。興行成績は惨敗と言って良く、犬がサメに丸呑みされる形となった。





ブログパーツ

blogram投票ボタン

スポンサーサイト



テーマ : 映画情報
ジャンル : 映画

プロフィール

Author:Yoshi
Planet Board(掲示板)

旧FILM PLANET

OSCAR PLANET




since April 4, 2000

バナー
FILM PLANET バナー

人気ページ<月別>
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Friends
福☆こもろ