August 3-5 2018, Weekend

◆8月第1週公開映画BUZZ


プーと大人になった僕 “Christopher Robin”
 配給:ディズニー
 監督:マーク・フォースター
 Budget:$75,000,000
 Weekend Box Office:$24,585,139(3602) Good!
 OSCAR PLANET Score:65.3
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:ユアン・マクレガー
           助演女優賞:ヘイリー・アトウェル
           アニメーション映画賞

“The Spy Who Dumped Me”
 配給:ライオンズゲイト
 監督:スザンナ・フォーゲル
 Budget:$40,000,000
 Weekend Box Office:$12,103,043(3111)
 OSCAR PLANET Score:46.5
 Golden Globe Potential:主演女優賞:ミラ・クニス
                主演女優賞:ケイト・マッキノン

“The Darkest Minds”
 配給:20世紀フォックス
 監督:ジェニファー・ユー・ネルソン
 Budget:$34,000,000
 Weekend Box Office:$5,842,609(3127) zzz...
 OSCAR PLANET Score:30.4 BIG BOMB!!!
 Oscar Potential:視覚効果賞

“The Miseducation of Cameron Post”
 配給:フィルムライズ
 監督:デジレー・アカヴァン
 Budget:-
 Weekend Box Office:$48,638(2) Great!
 OSCAR PLANET Score:70.6
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演女優賞:クロエ・グレース・モレッツ


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 この度、日本に来たことがないスターのひとり、ユアン・マクレガーが遂に来日することが明らかになった。『プーと大人になった僕』のプロモーションのため。これは、プーさんと大人になったクリストファー・ロビンが再会、新たなる冒険に乗り出す様を描くもので、晩夏期待の一本と言って良い。批評は概ね良好。原作を超えられる仕上がりかというと疑問が残るものの、ディズニーが大切にしているハートが優しくスウィートに織り上げられ、観る者を幼き日の記憶の中に連れ出す魅力はたっぷりあるという。実写の中で動き回るプーさんと仲間たちは自然で、マクレガーもまずまずとのこと。賞レースに絡むのは難しいだろうが、長く愛される一本になるのかもしれない。興行的にも及第点スタート。ただ、製作費は7,500万ドルかけられていて、ディズニーとしてはあと1,000万ドルほど上積みが欲しかったか。

 「バッド・ママ」(16年)シリーズで好調の波に乗るミラ・クニスと「ゴーストバスターズ」(16年)でコメディセンスを炸裂させたケイト・マッキノンが初共演するアクション・コメディが『The Spy Who Dumped Me』。別れた恋人がスパイだったことをきっかけに世界を股にかけた陰謀に巻き込まれる女とその親友、二人組を描く。批評は、最高にファニーであるわけでもスパイ映画として新機軸が打ち出されているわけでもない内容に、落胆したものが目立っている。ただ、それでもクニスとマッキノンの振り撒くセクシーでユーモラスな抗い難い魅力は認められている感。とりわけマッキノンが好評。賞レースに絡むことはないと思われるが、もしかするとマッキノンがゴールデン・グローブ賞に引っ掛かる可能性がなきにしもあらず、か。ただ、興行成績が平凡なものに終わっているところを考えると、実現はないと見る方が現実的だろう。

 ティーンをメインターゲットにしたSFアクションとなるのが『The Darkest Minds』。アレクサンドラ・ブラッケンの小説を原作にしている。子どもの大半が死に絶えた世界。生き延びたことで大人たちから敵視されることになる少年少女たちの戦いを描く。「ハンガー・ゲーム」(12年)あたりから始まったYA小説の映画化の流れに乗る作品になるのだが、どうやら既存の類似作品との区別が難しいありふれた内容のようで、批評家の目は冷たい。どこかで見たようなディストピアの中、覇気のない物語が展開されるとの声が多くなっている。賞レースは端から目指していないだろう。興行的にも惨敗に終わっている。

 『The Miseducation of Cameron Post』はサンダンス映画祭でまずまずの評価を獲得していた小品。1993年モンタナ、レズビアンの少女がゲイ治療先で知り合った彼氏持ちの少女に恋をしてしまうことから起きる出来事を綴る。少女から大人の女性へ移り変わる難しい時期に差し掛かっているクロエ・グレース・モレッツが主演。今の時代に通じるテーマを掲げたタイムリーな青春ドラマで、ウィットと思いやり、そして寛容の精神が溢れる内容は批評家筋にも好評。モレッツの他、躍進著しいサーシャ・レイン、フォレスト・グッドラックら若手俳優たちの演技も好意的に迎えられている感。賞レースチャンスがあるとするならインディペンデント・スピリット賞になるだろうか。興行的には、僅か2館での封切りではあるが、好スタートを切っている。





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