May 25-27 2018, Weekend

◆5月第4週公開映画BUZZ


ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー “Solo: A Star Wars Story”
 配給:ディズニー
 監督:ロン・ハワード
 Budget:$250,000,000
 Weekend Box Office:$84,420,489(4381) Good?
 OSCAR PLANET Score:64.8
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:オールデン・エアエンライク
           助演男優賞:ウッディ・ハレルソン
           助演女優賞:エミリア・クラーク
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞録音賞音響効果賞、作曲賞

パーティで女の子に話しかけるには “How to Talk to Girls at Parties”
 配給:A24
 監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
 Budget:-
 Weekend Box Office:$12,674(2)
 OSCAR PLANET Score:48.9
 Oscar Potential:主演男優賞:アレックス・シャープ
           主演女優賞:エル・ファニング
           助演女優賞:ニコール・キッドマン

“Mary Shelley”
 配給:IFCフィルムズ
 監督:ハイファ・アル=マンスール
 Budget:-
 Weekend Box Office:$12,570(2)
 OSCAR PLANET Score:41.4
 Oscar Potential:主演女優賞:エフ・ファニング
           助演男優賞:ダグラス・ブース
           美術賞、衣装デザイン賞


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 まだまだ広がる「スター・ウォーズ」の世界。シリーズ屈指の人気キャラクター、ハン・ソロを主人公にしたスピンオフ映画が登場。『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』がその作品。若き日のハン・ソロの冒険、彼がどのような経験を経て、誰もが知るあのハン・ソロになったのかを描き出す。非常に期待値の高い作品で、少し前から前売りが飛ぶように売れていることが大きく伝えられていた。そして、迎えたオープニング週末はと言うと8,442万ドルという記録だった。悪くない。悪くないのだがしかし、あのハン・ソロの外伝であり、かつメモリアルデイの週末であることを考えると、拍子抜けの数字と読むのが正解だろう。おそらくディズニーは大化けすれば初週だけで2億ドルも狙えると踏んでいたはずだ。ただ、批評は悪くない。監督の途中交代があり、出来映えが心配されていたのだが、受け継いだロン・ハワードはさすがヴェテラン、手堅くまとめていると好意的な見解が優勢。小さな綻びが目立たないわけではないものの、ハワードのテンポの良いスピード感ある演出が世界観にぴったりで、新規のファンから長年のファンまでを満足させる上質のポップコーンムービーだと歓迎されている。ハリソン・フォードからソロ役を受け継いだオールデン・エアエンライクは大変なプレッシャーだったと思われるが、彼に対する不満はほとんどなく、役柄にぴったりとの声が圧倒的優勢。エアエンライクは3本の作品に出演契約を結んでいると言われているが、スロウスタートになった初週結果がどう影響するだろうか。大きなスターパワーを手にしたと思われたエアエンライクだが、そう考えるのは早計かもしれない。

 日本では昨年公開済みのジョン・キャメロン・ミッチェル監督作『パーティで女の子に話しかけるには』がようやくアメリカ公開。70年代ロンドン、パンクロック好きの冴えない少年と美少女の姿をしたエイリアンの恋模様を描き出す。公開が遅れたのは、昨年カンヌ国際映画祭でのプレミア上映での反応が芳しくなかったからだと思われるが、なるほど米批評家の反応も温かくはない。作り手の野心やエネルギーは感じられるとされつつも、全体の印象は締まりがなく、どこに向かっているのか分からない話だと斬り捨てられている感。エル・ファニング、アレックス・シャープら役者も無反応が目立っている。この渋い評価ではインディペンデント・スピリット賞に絡むのも難しいはず。興行的にも平凡な結果としか言いようがない。

 『パーティで女の子に話しかけるには』はカンヌが初上映だったが、同じくエル・ファニングが主演する『Mary Shelley』はトロント国際映画祭がプレミア上映だった作品。「フランケンシュタイン」の生みの親メアリー・シェリーを主人公にした実話物。詩人パーシー・シェリーと恋に落ちたヒロインの逃避行を描く。秋までの映画祭がプレミアで、そのまま年内公開が実現しなかった作品は、賞レース参戦は難しいと判断されたと見られるものだが、なるほどこの作品も例に漏れず、否定派が優勢の評価に終わっている。ファニングのパフォーマンスは十分説得力があるものだと讃えられる一方、その語りは散漫で、シェリーの作品とのリンクのさせ方が拙く、物語のそのものの魅力も乏しいとの指摘が多々。旨味ある題材を無駄にしたとの嘆きが多い。これでは技術部門も含めて、賞レース参戦はないだろう。興行的にも不発臭が濃く漂っている。





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