May 11-13 2018, Weekend

◆5月第2週公開映画BUZZ


“Life of the Party”
 配給:ニューライン・シネマ
 監督:ベン・ファルコーン
 Budget:$30,000,000
 Weekend Box Office:$17,886,075(3656)
 OSCAR PLANET Score:44.8
 Golden Globe Potential:主演女優賞:メリッサ・マッカーシー
                助演女優賞:マヤ・ルドルフ

“Breaking In”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:ジェームズ・マクティーグ
 Budget:$6,000,000
 Weekend Box Office:$17,630,285(2537) Great!
 OSCAR PLANET Score:36.3
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演女優賞:ガブリエル・ユニオン

“The Seagull”
 配給:ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
 監督:マイケル・メイヤー
 Budget:-
 Weekend Box Office:$79,016(6) Good!
 OSCAR PLANET Score:72.4
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演女優賞:アネット・ベニング
           助演男優賞:コリー・ストール
           助演女優賞:シアーシャ・ローナン
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞

“Terminal”
 配給:RLJエンターテイメント
 監督:ヴォーン・スタイン
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:30.4 BIG BOMB!!!
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演女優賞:マーゴット・ロビー
           助演男優賞:サイモン・ペッグ


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 メリッサ・マッカーシーが夫ベン・ファルコーン監督と組んだコメディ第3弾『Life of the Party』が登場。離婚をきっかけに娘と同じ大学に入ることを決意する母親を演じるコメディ・ドラマ。「Tammy タミー」(14年)「ザ・ボス 世界で一番お金が好き!」(16年)はいずれも興行的にはまずまずの結果を残したものの、批評的には成功とは言い難いものに終わっている。果たして、今回はどうか。どうやら前二作と同じような結果と見なして良い出足になっている。すなわち興行的にはまずまずだが、批評はイマイチ。マッカーシーのコメディエンヌとしての才能は確かなもので、その醸し出すユーモアも好もしいものだが、それでも乱雑な演出や脚本の穴を埋めるには至っていないとの指摘が多々。散発的に面白いとの声が多くなっている。酷評一色ではないものの、かなり厳しい判定と言えるだろう。Box Officeは前二作に及ばず、可もなく不可もなくといったところだが、製作費の回収は問題ない。あと、批評と興行成績に加えて、もうひとつの共通点を挙げるとするなら、賞レースに絡む確率は極めて低いということで良いだろう。

 『Breaking In』はガブリエル・ユニオンが主演と同時にプロデューサーも兼ねたスリラー。最新セキュリティの家にも拘らず強盗犯に侵入された女が、人質になった子どもたちを助けるべく奮闘する様が描かれる。映画ではもうひとつ伸び切れないキャリアのユニオン。今回は先のシネマコンでブレイクスループロデューサー賞を受賞、何とか次に繋がる結果を残したかったが、残念、批評家の反応は大変鈍い。ユニオン自身は主演女優として大奮闘しているのだが、如何せん、見終わった直後から忘れてしまいそうな使い古しのプロットとありきたりの演出の数々では、才能の無駄遣いでしかないとのこと。ラジー賞に絡む話題性にも乏しい。興行的には製作費が低く抑えられているため、既に黒字興行。プロデューサー、ユニオンとしてはホッと一安心と言ったところか。

 『The Seagull』はアントン・チェーホフ原作の有名物語の何度目かの映画化。日本では原題を直訳した「かもめ」の邦題でよく知られている。劇作家志望の青年とその恋人で女優になりたい娘を中心に、家族や知人たちの関係が揺れ動く様を描き出す。映像のみならず、舞台でも知名度抜群の物語が、実力派結集で描かれるとあって、批評家の反応も好意的なものが大半。ただ、絶賛一色ではなく、欠点を指摘しつつの支持が目立っている。演技と映像に関してはほぼ好意的見解で一致しているものの、全体の印象は舞台的印象が強く、何を描きたいのか見えてこないとの声もちらほら。…ということは、公開時期を考えても、賞レース参戦の目は小さいと見なしても良いだろう。興行的成果が良ければ話は別だが、オープニング週の結果を見る限り、拡大公開の成功に繋がりそうにはない(ただし、悪くはない)。





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