March 16-18 2018, Weekend

◆3月第3週公開映画BUZZ


トゥームレイダー ファースト・ミッション “Tomb Raider”
 配給:ワーナー・ブラザース、MGM
 監督:ローアル・ユートハウグ
 Budget:$94,000,000
 Weekend Box Office:$23,633,317(3854)
 OSCAR PLANET Score:48.9
 Oscar Potential:主演女優賞:アリシア・ヴィキャンデル
           助演男優賞:ドミニク・ウエスト
           助演女優賞:クリスティン・スコット=トーマス
           編集賞、美術賞、衣装デザイン賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞
 Razzie Potential:主演女優賞:アリシア・ヴィキャンデル

“Love, Simon”
 配給:20世紀フォックス
 監督:グレッグ・バーランティ
 Budget:$17,000,000
 Weekend Box Office:$11,756,244(2402)
 OSCAR PLANET Score:82.8 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:ニック・ロビンソン
           助演男優賞:ジョシュ・デュアメル
           助演女優賞:ジェニファー・ガーナー
           作曲賞

“7 Days in Entebbe”
 配給:フォーカス・フィーチャーズ
 監督:ジョゼ・パジーリャ
 Budget:-
 Weekend Box Office:$1,592,645(838) zzz...
 OSCAR PLANET Score:41.4
 Oscar Potential:主演男優賞:ダニエル・ブリュール
           主演女優賞:ロザムンド・パイク

“I Can Only Imagine”
 配給:ロードサイド・アトラクションズ、ライオンズゲイト
 監督:アンドリュー・アーウィン、ジョン・アーウィン
 Budget:$7,000,000
 Weekend Box Office:$17,104,797(1629) Great!
 OSCAR PLANET Score:45.5
 Oscar Potential:None


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 『トゥームレイダー ファースト・ミッション』は世界的な人気を誇るVIDEOゲームの映画化。以前アンジェリーナ・ジョリー主演で二作が作られたが、そのリブート企画になる。資産家・冒険家だった父の娘にしてトレジャーハンターであるララ・クラフトが、父が遺した難ミッションに立ち向かう様を描く。二代目ララ・クラフトを演じるのはアリシア・ヴィキャンデル。アクションのイメージのないヴィキャンデルがどれだけ役柄にハマるかは大変大きなポイントになると思われるが、その点に関してはまずまずの反応が返ってきている。小さく細い身体を目一杯動かすヴィキャンデルは、ひたすらにタフなジョリーにはない魅力を発散しているとのこと。ただ、作品の賛否は割れている。前二作よりも多角的な物語が作られているとする一方で、それでもゲーム原作の世界観止まりの出来映えとの声も…。賞レース参戦は技術部門も含めて厳しいだろう。さて、ゲーム原作の映画は興行的に当たらないというのが業界の常識だが(ジョリー版の一作目はそのジンクスを破った稀有な例)、今回も大成功とは言えない出足。決して悪くはないものの、シリーズ化に簡単にゴーサインを出せるほど楽観的になれない数字であり、ヴィキャンデル版ララ・クラフトがこの一作限りになっても、全くおかしくない。

 『Love, Simon』は珍しやメジャースタジオ主導で作られたゲイ少年が主人公のティーン映画。周囲にゲイであることを隠している少年が、オンラインで知り合った「ブルー」なる人物に恋をして、その正体を探る物語。表も裏も賞レース実績に乏しい面々が集まった作品だが、批評家からは大変温かい歓迎を受けている。単純なロマンス映画に落とし込まない深い洞察が感じられる物語。魅力的な登場人物たちが現代社会の中で自分自身や愛情を探し求める様がヴィヴィッドに描かれ、充実のカミング・オブ・エイジストーリーに仕上がっているという。キャストを見る限りオスカーレースへの参戦は難しいだろうが、脚色賞を中心に健闘があってもおかしくないだろう。興行的には可もなく不可もなくの結果だが、スター不在であること(主演のニック・ロビンソンはスターパワーを上昇させる可能性あり)、低予算であることを考えれば、妥当とも言える。

 『7 Days in Entebbe』は1976年に起こったエンテベ空港ハイジャック事件を映画化したもの。乗客258人を乗せたエールフランス航空機がハイジャックされる。犯人たちはイスラエルに収監されているテロリストたちの釈放を求めるが…。実話映画に寛容な批評家たちはその出来映えに眉をひそめている。語る価値のあるストーリーであることは認められているのだが、あまりに装飾過多な映画的脚色の数々がリアリティを殺してしまい、歴史を的確に捉えられていないとの指摘が相次いでいる。ダニエル・ブリュール、ロザムンド・パイクら俳優たちへの注目もほとんどない状況。賞レース参戦はないだろう。また、低評価は興行成績に伝染。公開館数が抑えられているとは言え、極めて厳しい数字が報告されている。





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