February 23-25 2018, Weekend

◆2月第4週公開映画BUZZ


アナイアレイション 全滅領域 “Annihilation”
 配給:パラマウント
 監督:アレックス・ガーランド
 Budget:$55,000,000
 Weekend Box Office:$11,071,584(2012)
 OSCAR PLANET Score:81.6 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞監督賞脚色賞
           主演女優賞:ナタリー・ポートマン
           助演男優賞:オスカー・アイザック
           助演女優賞:ジェニファー・ジェイソン・リー
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞録音賞音響効果賞、作曲賞

“Game Night”
 配給:ニューライン・シネマ
 監督:ジョン・フランシス・デイリー、ジョナサン・ゴールドスタイン
 Budget:$37,000,000
 Weekend Box Office:$17,005,332(3488)
 OSCAR PLANET Score:73.8
 Golden Globe Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
                主演男優賞:ジェイソン・ベイトマン
                主演女優賞:レイチェル・マクアダムス

“Every Day”
 配給:オリオン
 監督:マイケル・スーシー
 Budget:$4,900,000
 Weekend Box Office:$3,016,149(1667)
 OSCAR PLANET Score:53.6
 Oscar Potential:None


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 SFスリラー『アナイアレイション 全滅領域』の原作はジェフ・ヴァンダミアの小説。失踪した夫を探しながら、エリアXなる謎の領域を探検する生物学者を描く。手掛けるアレックス・ガーランドと言えば、長らく小説家・脚本家・プロデューサーと活躍してきたが、満を持して発表した監督デビュー作「エクス・マキナ」(15年)がいきなり高評価。映画界に新星現るとして大いにもてはやされた人物。当然次回作は注目度が高くなるわけだが、どうやらこの『アナイアレイション 全滅領域』はそれに応える見事な出来映えのようで、批評家からは手厚い歓待を受けている。SFならではのヴィジュアルの美しさもさることながら、観る者を深い哲学的世界に引きずり込むような展開に吸引力があり、一度踏み入れて魅了されてしまったその世界から抜け出すのは困難を極めるとのこと。主人公の探検が肉体的なものだけに留まらず精神的なそれに広がっていくところが、技あり。ナタリー・ポートマンらキャストのアンサンブルも見事。賞レースに絡むタイプのジャンルではない…と斬り捨てられないのは、同様にSFだった「エクス・マキナ」が賞レースで大善戦したからで、今回も公開時期やジャンル映画のハンディを乗り越えて大きな存在感を見せる可能性がある。ただ、興行的には苦戦。出口調査の結果もよろしくない。なお、本作は日本では劇場公開されることなく、Netflixにより配信公開されるとのこと。

 コメディからは『Game Night』が登場。カップルで参加するミステリーナイトに集まった面々が本物の誘拐事件に巻き込まれて大騒動を繰り広げる様を描く。こちらも批評家の反応は良好。その最大要因は脚本の練り込みにあるようで、単純にドタバタとミステリーを絡めただけのようで、立体的な登場人物を配した捻りある物語になっているという。塗された笑いの質も、そのダークな塩梅が大人の味。ジェイソン・ベイトマン、レイチェル・マクアダムスらの掛け合いも上等のレヴェルにあるとか。賞レース向きの映画でないことは確かだが、非日常を楽しめる一品として映画ファンは気に留めておいて良いのではないか。なお、興行的には可もなく不可もなくの出足になっている

 『Every Day』はデヴィッド・レヴィサンの小説の映画化したティーン物。毎日他人の意識の中に入り込んで目覚めてしまう少年が本気の恋に落ちて…。奇抜な設定が用意されているものの、批評は平凡な内容との指摘で統一されている。風変わりな設定を活かすことのできなストーリーテリングで、ありきたりのロマンティック・コメディの域を出ない。フレッシュなキャストを眺める楽しみはあるとのことだが…。興行的も極めて地味な結果に終わっている。もちろん賞レースは端から狙っていない。





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