俺たちポップスター

俺たちポップスター “Popstar: Never Stop Never Stopping”

監督・出演:アキヴァ・シェイファー、ヨーマ・タコンヌ

出演:アンディ・サムバーグ、サラ・シルヴァーマン、ティム・メドウス、
   マヤ・ルドルフ、ジョーン・キューザック、アシュリー・ムーア、
   ビル・ヘイダー、チェルシー・ペレッティ、イモジェン・プーツ、
   ジェームズ・バックリー、ウィル・アーネット、ウィル・フォーテ、
   エマ・ストーン、ジャスティン・ティンバーレイク、
   アミール・“クエストラヴ”・トンプソン、キャリー・アンダーウッド、
   NAS、アッシャー、50セント、リンゴ・スター、サイモン・コーウェル、
   アダム・レヴィーン、エイコン、マライア・キャリー、P!nk、
   ビッグ・ボーイ、DJキャレド、エイサップ・ロッキー、マリオ・ロペス、
   デンジャー・マウス、RZA、T.I.、ファレル・ウィリアムス、シール、
   ジミー・ファロン、ウィン・バトラー、レジーヌ・シャサーニュ、
   スティーヴ・ヒギンズ、マーティン・シーン、
   スヌープ・ドッグ、マイケル・ボルトン

評価:★★★




 ザ・ロンリー・アイランドのアメリカでの立ち位置がいまいちよく分からない。楽曲のヒットチャート入り経験はあるし、グラミー賞やアカデミー賞の候補に挙がったこともある。ただ、誰もが知る国民的グループというわけではないし、リードするのがアンディ・サムバーグというのも大人気と言うほどに強力ではないだろう。…なんて冷ややかに観ている人は腰を抜かすかもしれない『俺たちポップスター』だ。

 映画は基本ザ・ロンリー・アイランドのメンバーによるものだけれど、バックにはジャド・アパトウがついているし、音楽界から彼のサポートに集まった面子が凄過ぎる。マライア・キャリーやアッシャー、ファレル・ウィリアムスが顔を見せ、アダム・レヴィーン、P!nk、エマ・ストーン、マイケル・ボルトン(!)がパフォーマンスし、ジャスティン・ティンバーレイクがコックになり、シールは狼に喰われてしまう。ナニソレ。ザ・ロンリー・アイランドが愛されている何よりの証拠だろう。

 物語はメンバー扮するスタイル・ボーイズの栄光と挫折を描いたもので、昨今流行りのポップスターを主人公にした音楽ドキュメンタリーに、バンド映画の基本を放り込んだもの。まあ、どこかで見たようなそれであることは間違いない。ただ、そのパロディ精神の徹底はかなり本気の部類であり、エピソードの一つひとつが大いに凝っている。

 MUSIC VIDEOの製作、ライヴ・パフォーマンスの細かさは当たり前。プロモーションやヒット動向の影響、プレスへの応対、世間の反応、ツアーで起こるハプニングや下剋上…。サムバーグを中心に音楽界の軽薄さが徹底的に揶揄われる。不真面目を極めるとこうなるという見本のような完成度だ。

 皮肉なのは完成度が高過ぎて、笑うよりも先に感心してしまうことだろうか。別に伝えたいメッセージがあるわけでも最高の音楽が流れるわけでもない画面の中に溢れる、プロ意識が高いパロディ心。笑えないわけではないのに、何よりその姿勢に目が行ってしまうのは本末転倒かもしれない。

 サムバーグ演じるコナー4リアルは「アリーナは寝室だ。ステージはファックする場所だ」と得意気だ。そのバカっぷりをもっと愛したい。そのためのオリジナルの笑いがもっと欲しかったか。ちなみに個人的に大受けしたのは、サムバーグがあるメイクで変装した際、「アレルギーの出たマシュー・モディンみたい」と言われるところ。その後ジェイソン・シーゲルにも似ていると指摘されてもうひと笑い。うん、鋭い突っ込みだ。





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