ジョン・ウィック:チャプター2

ジョン・ウィック:チャプター2 “John Wick: Chapter 2”

監督:チャド・スタエルスキ

出演:キアヌ・リーヴス、コモン、ローレンス・フィッシュバーン、
   リッカルド・スカルマチョ、ルビー・ローズ、フランコ・ネロ、
   クラウディア・ジェリーニ、ブリジット・モイナハン、ランス・レディック、
   トーマス・サドスキー、デヴィッド・パトリック・ケリー、
   ピーター・ストーメア、トビアス・シーガル、ルカ・モスカ、
   ピーター・セラフィノウィッツ、ジョン・レグイザモ、イアン・マクシェーン

評価:★★★




 才能が本物かそうでないかは案外早く分かるもので、チャド・スタエルスキで言えば、『ジョン・ウィック:チャプター2』の冒頭に用意されるカーチェイス場面だけで、そのユニークな感性が知れる。フォード・マスタングBOSS429と言うらしいカッチョイイ車を乗りこなす様、何とも胸躍る。まるで車自身が意思を持っているかのように、軋みながら、爆音を立てながら、夜の街を駆け抜ける。どんどんぼろぼろになっていくのも面白い。

 運転するのはジョン・ウィック。伝説の殺し屋だ。相変わらず髭ぼうぼうなのは勘弁願いたいものの、役にハマったキアヌ・リーヴスが、振りつきアクションを楽しげにこなす様には無条件に興奮。車の他、ナイフや鉛筆を使ったアクションもあるものの、やっぱりガンアクションが燃える。

 キメポーズからキメポーズへの変化が素早いリーヴスが、敵を瞬殺していく際に宿るカタルシス。決して不死身ではないのに、一向に死にそうにないのが可笑しい。瞬く前に増えていく傷はジョン・ウィックの勲章だ。銃の種類も豊富なので、そちらの趣味に熱い人は感じるものが多いかもしれない。

 ただ、この世界を面白くしているのは、殺し屋たちが創り上げているルールによるところが大きいだろう。前作(14年)同様、休戦の場となるホテル。アカウントを作ると賭けられる懸賞金。銃をチョイスするソムリエ。弾丸を通さない特注スーツ。いずれの殺し屋も、堅気の人には手を出さないのが良い。見えないカーテンは健在だ。

 世界観の徹底はユーモアを生み出す。ジョン・ウィックとライヴァルの殺し屋が死闘の末にバーでジンやバーボンを呑んだり、噴水が止まったら向こう側にターゲットがいたり、ホームレスやデート中のカップルが殺し屋の仮の姿だったり…と、意外性を伴う可笑しみが全編に感じられる。

 さて、前作のジョン・ウィックは愛犬のビーグルを殺されて激高した。今回、二代目犬としてピットブルが登場するので、てっきりジョン・ウィックの相棒としてアクションに参加するのかと思ったら、それがないのが肩透かし。ピットブルの強面、活かせそうなんだけどなー。





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