ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス “Guardians of the Galaxy Vol. 2”

監督:ジェームズ・ガン

出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、
   マイケル・ルーカー、カレン・ギラン、ポム・クレメンティエフ、
   エリザベス・デビッキ、クリス・サリヴァン、ショーン・ガン、
   シルヴェスター・スタローン、カート・ラッセル

声の出演:ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル

評価:★★




 相変わらず呑気な面子だ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のオープニングで奴らは、魚風のバケモノと対決する。このときバッグに流れるのは、やっぱりか、80年代ミュージック。それに合わせてベビー・グルートが戦いなんて無関係とばかりに楽しげに踊る様が長々映される。もちろん可愛い。スター・ロードやガモーラら仲間たちの真剣な戦いは、グルートの背景でのんびり映るのみ。どうしたって誰も死にそうにない。

 この緩さこそが奴らの魅力だ。そもそも正義心なんて関係ないところで集まった面々だから、ミッションにもテキトーさが漂う。窮地に陥ったときに飛び出す毒入りジョークの割合は他のヒーロー映画よりも断然多いだろう。世界を股に掛けて戦っているなんて思えないのが可笑しい。

 ただ今回、キャラクターの個性に寄り掛かり過ぎた嫌いがあり、物語自体は間延びした印象だ。とりわけ序盤にスター・ロード、ガモーラ、ドラックス組とロケット、グルート組、筋をふたつに分けてしまうのがかったるい。後々重要な合体を見せるとは言え、ここはスター・ロードのルーツにまつわる話に絞った方がすっきりしたのではないか。

 それにアクションであまり肉体が動いていないのが気になる。宇宙船に乗ったバトルが多くなり、身体を張った躍動的なアクションがめっきり減少。するとどうだろう、前回はさほど気にならなった視覚効果の多用がやたら目につくではないか。各キャラクターの連係プレイによるアクションが全然出てこないのも物足りない。

 尤も、役者たちは相変わらず楽しそうだ。スター・ロード役のクリス・プラットはほとんど素じゃないかと思わせるハマり具合。今回、ガモーラ役のゾーイ・サルダナに恋心を寄せる件が強調されていて、これがなかなか楽しい。プラットの容姿はきっとロマンティック・コメディにも楽しくフィットするだろう。近い内に実現して欲しい。

 だがしかし、今回いちばん美味しいところを持っていくのは、まさかのマイケル・ルーカーだ。生みの親役のカート・ラッセルでも、チョイ役で顔を見せるシルヴェスター・スタローンでもなく、青鬼のような容姿のヨンドゥ役のルーカーが、前半からやたら大々的に取り上げられると思ったら、終幕はほとんど主役の様相。プラットも気持ち良くルーカーに見せ場を譲っている。





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