May 5-7 2017, Weekend

◆5月第1週公開映画BUZZ


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス “Guardians of the Galaxy Vol. 2”
 配給:ディズニー
 監督:ジェームズ・ガン
 Budget:$200,000,000
 Weekend Box Office:$146,510,104(4347) Great!
 OSCAR PLANET Score:73.2
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:クリス・プラット
           助演男優賞:マイケル・ルーカー
           助演女優賞:ゾーイ・サルダナ
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞録音賞音響効果賞、作曲賞

アバウト・レイ 16歳の決断 “3 Generations”
 配給:ワインスタイン・カンパニー
 監督:ゲイビー・デラル
 Budget:$5,000,000
 Weekend Box Office:$18,131(6)
 OSCAR PLANET Score:44.4
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演女優賞:エル・ファニング
           主演女優賞:ナオミ・ワッツ
           助演女優賞:スーザン・サランドン
           メイキャップ&ヘアスタイリング賞

“The Lovers”
 配給:ソニー・ピクチャーズ・クラシックス、A24
 監督:アザゼル・ジェイコブス
 Budget:-
 Weekend Box Office:$66,286(4) Good!
 OSCAR PLANET Score:82.0 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:トレイシー・レッツ
           主演女優賞:デブラ・ウィンガー

“The Dinner”
 配給:ジ・オーチャード
 監督:オーレン・ムーヴァーマン
 Budget:-
 Weekend Box Office:$655,493(505) zzz...
 OSCAR PLANET Score:57.3
 Oscar Potential:主演男優賞:リチャード・ギア
           主演女優賞:ローラ・リニー
           助演男優賞:スティーヴ・クーガン
           助演女優賞:レベッカ・ホール


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 スター・ロードに扮したクリス・プラットをトップスターに押し上げた「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(14年)の続編が登場。邦題は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。スター・ロード、ガモーラ、ドラックス、ロケット、ベビー・グルートらお馴染みのテキトーチームが再び宇宙の危機に立ち上がる!一作目は批評的にも興行的にも大成功を収め、アベンジャーズ組への参戦も決まっているシリーズゆえに、失敗は許されない第二作になるが、批評家の反応は一作目ほど熱狂的ではないにしても好意的見解が圧倒的優勢でホッと一安心。次々繰り出されるサスペンスとユーモアたっぷりのアクション、眩いヴィジュアル、ご機嫌なキャストのアンサンブル、そして尖ったジョークの数々…サマーシーズンにぴったりのSF世界が展開されているとのこと。興行的にも3日間で1億4,651万ドルと、一作目を大きく上回るロケットスタート。まずは3億ドル超えを目指したい。賞レースは狙っていないはずだが、視覚効果賞やメイキャップ&ヘアスタイリング賞でチャンスはあるか。プラットは助演の「マグニフィセント・セブン」(16年)がヒットに繋がり難い西部劇なのにも拘らず9,000万ドル超えを達成、批評が伸びなかった「パッセンジャー」(16年)ですら1億ドル突破のメガヒットに持ち込んでいて、いよいよ絶好調。ハリウッドが今最も欲しがっているスターであることは間違いない。

 「リトル・ミス・サンシャイン」(06年)チームが手掛けた『アバウト・レイ 16歳の決断』がようやく公開へ。プレミア上映されたのは一昨年のトロント映画祭で、そのままアメリカ劇場公開の予定だったのが、配給のワインスタイン・カンパニーが出来を気に入らず突如公開中止に(それにより日本公開も中止に)なったいわくつきの作品(ワインスタイン・カンパニーはの手のトラブルが本当に多い)。今回は原題を『About Ray』から『3 Generations』に変更、仕切り直しての公開になる。16歳になったことを機に「男の子」として生きることを決意する少女、その決断に困惑する母と祖母を中心に、世代の違う家族の人間模様が描かれる。公開までの紆余曲折を知ると、どうしてもどれだけ出来が悪いのかと邪推してしまうものの、実のところ、そこまで叩かれているわけではない。もちろん否定派が優勢には違いないものの、テーマの重要性は認められているし、実力ある女優陣の共演を見物として挙げている評も少なくない。ただ、それらを活かす物語になっているかと言うと、必ずしも最善ではないとの指摘は大いに目立っている。尤も、ラジー賞に絡むことはないだろう。なお、興行成績はと言うと、悪いイメージを払拭できなかったか、厳しい数字報告されている。

 デブラ・ウィンガー久々の主演映画となるのが『The Lovers』。それぞれ浮気相手のいる離婚寸前の夫婦が、あることをきっかけに愛が再燃、浮気相手を巻き込んで騒動に発展する様を描く。ウィンガーは妻、トレイシー・レッツが夫を演じている。プロットだけ取り出すと昼メロのようなチープさが感じられるものの、批評家は出来映えを認めたものが大半。身近な生活から捻り出されたテーマを多角的に描写、予想以上にエモーショナルな展開が用意されているという。夫妻を演じるふたりの役者も好演。賞レースに絡んでもおかしくない賛辞と言って良いが、ただ、公開時期や作品規模を考えると、オスカーまでは難しいか。まずはインディペンデント・スピリット賞を目指すべきだろう。順調な動員スタートがそれを後押しすれば良いのだが…。

 『The Dinner』はオランダ人作家ハーマン・コッチのベストセラー小説の映画化。二組の夫婦が高級レストランでテーブルを囲み、家族の危機に直面する様を描く心理劇。批評家の反応はベルリン映画祭でプレミア上映されたときと同じようなもの。リチャード・ギア、ローラ・リニーら強力キャストのアンサンブルは見応えがある一方、脚本の穴が目立ち、サスペンスが上手に機能していないという。作品自体が破綻してしまうほどの仕上がりではないようだが…。賞レース参戦はまずない。また、興行的にも苦しいオープニングを迎えている。





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