March 24-26 2017, Weekend

◆3月第4週公開映画BUZZ


ライフ “Life”
 配給:コロンビア
 監督:ダニエル・エスピノーサ
 Budget:$63,000,000
 Weekend Box Office:$12,501,936(3146)
 OSCAR PLANET Score:61.6
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ジェイク・ギレンホール
           主演女優賞:レベッカ・ファーガソン
           助演男優賞:ライアン・レイノルズ
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

パワーレンジャー “Power Rangers”
 配給:ライオンズゲイト
 監督:ディーン・イズラライト
 Budget:$120,000,000
 Weekend Box Office:$40,300,288(3693) Great!
 OSCAR PLANET Score:46.7
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           助演男優賞:ブライアン・クランストン
           助演女優賞:エリザベス・バンクス

“CHIPS”
 配給:ワーナー・ブラザース
 監督:ダックス・シェパード
 Budget:$25,000,000
 Weekend Box Office:$7,722,802(2464) zzz...
 OSCAR PLANET Score:28.5 BIG BOMB!!!
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
            主演男優賞:ダックス・シェパード
            助演男優賞:ヴィンセント・ドノフリオ
            助演男優賞:マイケル・ペーニャ

“Wilson”
 配給:フォックス・サーチライト
 監督:ロブ・ライナー
 Budget:$5,000,000
 Weekend Box Office:$336,227(310) zzz...
 OSCAR PLANET Score:50.2
 Oscar Potential:主演男優賞:ウッディ・ハレルソン
           助演女優賞:ローラ・ダーン


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 『ライフ』はジェイク・ギレンホールとライアン・レイノルズが共演するSFスリラー。火星で採取した「地球外生命体」の調査のために世界各国から集められた宇宙飛行士たちが国際宇宙ステーション内で恐怖に直面する様を描く。「エイリアン」の二番煎じにも思えるプロットながら、批評家の反応は好意的なものが優勢。美しい撮影と目を見張る視覚効果、力のあるキャストの演技が生み出すサスペンスが充実していて、決して少なくはない欠点を気にさせない外観になっているという。少なくとも観て損はない仕上がりと見て良いだろう。賞レースに絡むことはないと思われるが、あるとするなら美術、視覚効果賞だろうか。ただ、興行的には製作費に見合ったレヴェルの週末成績とは言えず、続編製作を目指していたらしい配給元には厳しい結果になっている。

 日本のスーパー戦隊シリーズを基に作られたアメリカ版TVシリーズの映画版が登場。その名も『パワーレンジャー』。特殊能力を持つ高校生グループがが世界を救うために立ち上がる。戦士役は無名の役者ばかりだが、エリザベス・バンクスやブライアン・クランストンら本格派を巻き込んでいるあたり、なかなかの本気が感じられる。…のだが、批評は芳しいとは言えない。子ども向けヒーロー映画の域を抜け出すことができず、斑のある出来映えという評価に落ち着いている。尤も、長年のシリーズのファンやアクション映画好きの需要は満たしているとの声もちらほら…。もちろん賞レース参戦は狙っていない。さて、批評が伸びなくても興行的に当たれば成功作と見なされるのがハリウッド。週末成績は4,000万ドルを超えてきていて、配給会社はほくほく顔。シリーズ化決定も間違いないだろう。

 『CHIPS』もTVシリーズを基にしていて、こちらは1977年から1983年にかけて放送された「白バイ野郎ジョン&パンチ」がベース。カリフォルニア、ふたりのハイウェイパトロール隊員が難事件に立ち向かう!人生と愛を取り戻そうとするジョンをダックス・シェパード、実は極秘任務に就いている連邦捜査官のパンチをマイケル・ペーニャが演じている。『パワーレンジャー』同様、批評は冷たく斬ったものが大半。オリジナルの根底にあったイノセンスは失われ、代わりに低俗なギャグが散りばめられた平凡なコップコメディでしかないのだという。ラジー賞に一応の警戒が必要かもしれない。興行的にもオリジナルに触れた「元子ども」たちの支持を取りつけるのに失敗、寂しい数字が報告されている。

 インディーズ映画『Wilson』はダニエル・クロウズのコミックを映画化したもの。オークランド、元妻と娘との関係修復に苦労する人間嫌いの中年男ウィルソンを描くコメディ・ドラマになる。元々賞レース参戦が期待されていた作品だが、前シーズンの公開を外され、投票時に気に留められ難いこの時期に封切りが決まったことで出来映えが心配されていたが、なるほど批評家の反応は鈍い。主人公の難しい性格を現実感たっぷりに見せるウッディ・ハレルソンのパフォーマンスはさすがだが、主人公を取り巻く環境と物語を魅力的に見せる演出は施されず、さほど胸に残るものはないという指摘が目立っている。これでは次回賞レースへの参戦は消えたと見るのが妥当だろう。また、映画ファンの動員にも失敗しているのが、関係者のショックに追い打ちをかけている。





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