March 3-5 2017, Weekend

◆3月第1週公開映画BUZZ


LOGAN ローガン “Logan”
 配給:20世紀フォックス
 監督:ジェームズ・マンゴールド
 Budget:$127,000,000
 Weekend Box Office:$88,411,916(4071) Great!
 OSCAR PLANET Score:85.1 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:ヒュー・ジャックマン
           助演男優賞:パトリック・スチュワート
           撮影賞、編集賞、美術賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞録音賞音響効果賞、作曲賞

“Before I Fall”
 配給:オープンロード・フィルムズ
 監督:ライ・ルッソ=ヤング
 Budget:$5,000,000
 Weekend Box Office:$4,948,538(2346) zzz...
 OSCAR PLANET Score:64.4
 Oscar Potential:主演女優賞:ゾーイ・ドゥイッチ

“The Shack”
 配給:サミット・エンターテイメント
 監督:スチュアート・ヘンゼルダイン
 Budget:$20,000,000
 Weekend Box Office:$16,172,119(2888)
 OSCAR PLANET Score:25.9 BIG BOMB!!!
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:サム・ワーシントン
           主演女優賞:オクタヴィア・スペンサー

“The Last Word”
 配給:ブリーカー・ストリート
 監督:マーク・ペリントン
 Budget:-
 Weekend Box Office:$31,630(4)
 OSCAR PLANET Score:44.2
 Oscar Potential:主演女優賞:シャーリー・マクレーン
           助演女優賞:アマンダ・セイフライド


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 「X-MEN」シリーズの中でも一番人気と言っても過言ではないウルヴァリンを主人公にしたスピンオフシリーズの第3弾『LOGAN ローガン』が公開へ。ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンを演じるのはこれが最後とも言われており、大きな注目を集めての封切りになる。治癒能力を失い不死身ではなくなったウルヴァリンが、ミュータントの最後の希望と言われる少女を守るべく決死の戦いに挑む。批評家はウルヴァリンの最後の雄姿に喝采を贈っていて、ヒーロー映画の枠に留まらないドラマ性を大いに認めている。もちろんアクションの魅力はたっぷりあるのだが、思慮深いテーマが隠された物語もまた、大きな魅力になっているとのこと。ジャックマンのニュアンス豊かな演技も完璧だと言う。賞レース向きの作品ではないが、これだけ絶賛されるとなると技術部門に引っ掛かってもおかしくないのはもちろん、ジャックマンやパトリック・スチュワートへの演技賞候補もあながち絵空事ではないかもしれない。また、興行成績も絶好調。一作目には及ばずとも、8,000万ドルを楽に超える3日間成績は、これでシリーズを完結させるには惜しいレヴェルと言って良い。

 『Before I Fall』はローレン・オリヴァーのヤングアダルト小説を映画化したもの。同じ一日を繰り返すタイムループにハマった少女が、事態を打開するべく奔走する様を描くミステリー。なかな評価に結びつき難いジャンルだが、この作品には概ね好意的な反応が返ってきている。映画においては物珍しい題材とは言えないものの、今の時代を生きる若い主人公が多角的な視点から掘り下げられているがゆえ、物語も予想以上に躍動感が感じられるものになっているとのこと。また、ヒロインを演じるゾーイ・ドゥイッチのパフォーマンスも大好評で、「ダーティ・グランパ」(16年)「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」(16年)を経た彼女の飛躍の一作になることは確実だとか。賞レースではドゥイッチがブレイクスルー演技賞が設けられている賞で目に留められる可能性はあるかもしれない。ちなみにドゥイッチはハワード・ドゥイッチとリー・トンプソンの娘になる。ただし、残念なことに興行成績は冴えない。製作費が500万ドルに抑えられているとは言え、2,000館以上を用意されて500万ドルを超えられないとなると、ドゥイッチのスターとしての評価に影響が出ることが考えられる。

 ウィリアム・ポール・ヤングの問題小説の映像化したのが『The Shack』。この時期になると増えるキリスト教絡みの一品で、娘が行方不明となった父親が主人公。警察により殺されたと判断された数年後、父親は神から手紙を受け取り、行方不明現場へと足を伸ばし…というストーリー。例によって批評家の反応は厳しい。否定できないメッセージが込められていることは確かだが、スピリチュアルな要素が絡むことで大真面目に見られなくなるとの声が多い。陳腐なメロドラマに迷い込むとの声も…。サム・ワーシントン、オクタヴィア・スペンサーら名の知れたキャストへの言及も皆無。ラジー賞に絡められたなら良い方だろう。なお、売り上げは悪くない。宗教映画はどんなスターが出ても、どんな評価になっても、一定の動員が見込める美味しいジャンルなのだ。





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