February 3-5 2017, Weekend

◆2月第1週公開映画BUZZ


“The Comedian”
 配給:ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
 監督:テイラー・ハックフォード
 Budget:$15,000,000
 Weekend Box Office:$878,164(848) zzz...
 OSCAR PLANET Score:34.0 BIG BOMB!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ロバート・デ・ニーロ
           助演男優賞:ダニー・デヴィート
           助演女優賞:レスリー・マン

バッドガイズ!! “War on Everyone”
 配給:サバン・フィルムズ
 監督:ジョン・マイケル・マクドノー
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:53.6
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:アレクサンダー・スカルスガルド
           助演男優賞:マイケル・ペーニャ

“Rings”
 配給:パラマウント
 監督:F・ハヴィエル・グティエレス
 Budget:$33,000,000
 Weekend Box Office:$13,002,632(2931)
 OSCAR PLANET Score:18.5 BIG BOMB!!!
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
            主演女優賞:マティルダ・アンナ・イングリッド・ラッツ
            助演女優賞:ボニー・モーガン
 
“The Space Between Us”
 配給:STXエンターテイメント
 監督:ピーター・チェルソム
 Budget:$30,000,000
 Weekend Box Office:$3,775,596(2812) zzz...
 OSCAR PLANET Score:30.6 BIG BOMB!!!
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:エイサ・バターフィールド
           助演男優賞:ゲイリー・オールドマン
           助演女優賞:ブリット・ロバートソン


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 賞レースでは今シーズンが対象となる『The Comedian』がようやく劇場本格公開へ。ロバート・デ・ニーロが演じるのはジャッキー・バークという名のスタンダップ・コメディアン。抱腹絶倒の話術を持ちながらも年齢を感じさせるようになった彼が、ひとりの女性と出会い、人生を変えていく様を描く。昨年秋口より急に賞レース参戦が噂されるようになった作品だが、11月のAFI映画祭でプレミア上映されると、そのBUZZも早々と萎んでいった。そう、批評家の反応はよろしくない。デ・ニーロを筆頭にドラマもコメディもできるキャストが揃えられているものの、ストーリーを豊かにするわけではない恋愛ばかりが描かれ、後には何も残らないとの指摘が相次いでいる。賞レース撤退は致し方なし、か。興行的にも大変厳しい数字が報告されている。

 日本では「未体験ゾーンの映画たち2017」の一本として上映されるのが『バッドガイズ!!』。映画ファンから人気のあるジョン・マイケル・マクドノーが監督する。ある一味の強盗計画を知った悪徳警官コンビがその金を頂戴しようとするも、事態は二転三転して…。ダークなユーモアと中毒性のある語り口による上々の犯罪劇だと批評家は歓迎。エンターテイメントに振り切れた愉快な一品だと、欠点を指摘した評でも、最終的には支持したものが多くなっている。アレクサンダー・スカルスガルドとマイケル・ペーニャのケミストリーも優秀。賞レースに絡むタイプの映画ではないものの、映画好きなら気に留めておいて損はないと思われる。

 和製ホラーをベースに、ナオミ・ワッツを主演に迎えて本格的に作られた「ザ・リング」(02年)から13年後、再びサマラの呪いが人々に降りかかる…。何故今続編が作られる必要がったのか、誰もが理解に苦しむまま製作された『Rings』は、時代を反映してインターネットも深い関わりを見せるという新機軸も虚しく、2017年現時点での最低レヴェルと言っていい評価を下されている。好意的見解を見つけるの一苦労するほどで、前二作を焼き直しただけに過ぎない安易な作りは、熱心なファン以外が鑑賞するには苦痛だろうとのこと。ラジー賞の続編部門あたりなら歓迎されるかもしれない。興行的にも、スターが出ていない映画ということを考えると及第点だが、シリーズ最低の出足となっている。

 『The Space Between Us』は火星で生まれた少年が地球に帰還、初めてのロマンスを経験する様を描くSFロマンス。ゲイリー・オールドマンが参加するなど、力の入ったプロジェクトにも見えるのだが、批評家の反応は残念ながら鈍い。甘ったるいだけで退屈な若者たちの恋模様を長々見せられるのは拷問に近いという反応が多々。興行的にも完全なる不発で、人々の記憶に残ることなく忘れさられていくことだろう。もしかするとラジー賞に気に入られる可能性は残されているかもしれないが…。ところで、ヒロインのブリット・ロバートソンは本当についていない。「トゥモローランド」(15年)の主演に抜擢され、華々しい未来が待っているはずだったのに、それが興行的・批評的に失敗してから、続く作品もいずれも話題作なのにも拘らず、大きくコケるものばかり。そろそろ縁起の悪い女優のレッテルを張られてしまうのではないか。まもなく主演TVシリーズが始まるようだが、そちらがコケるとなると、本当に厳しくなるはず。





ブログパーツ

blogram投票ボタン

スポンサーサイト

テーマ : 映画情報
ジャンル : 映画

プロフィール

Author:Yoshi
Planet Board(掲示板)

旧FILM PLANET

OSCAR PLANET




since April 4, 2000

バナー
FILM PLANET バナー

blogram投票ボタン
blogram投票ボタン
人気ページ<月別>
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Friends
福☆こもろ