第74回ゴールデン・グローブ賞 ノミネーション予想

※この文章は、アカデミー賞専門サイトOSCAR PLANETのために書いたものの転載になります[先行公開]。




 スター至上主義だとか、低評価作品から無理矢理選んでいるだとか、色々言われはしますが、スターたちが一堂に会するゴールデン・グローブ賞授賞式は結局楽しいものです。単純にアカデミー賞では見られないスターが顔を見せるのは嬉しいですし、賞レース好きなら候補者の中から誰がオスカーに向かって勝ち抜けるのか予想するのも醍醐味でしょう。会食形式であることもあり、アカデミー賞よりカジュアルな雰囲気がある分、スターたちもリラックスしているように見えます。

 ただ個人的に、どうしても一点、改善して欲しいことがあります。それは受賞者の発表場面です。オスカーやアメリカ映画俳優組合賞だと候補者が全員紹介された後、小さな枠が五つ並べられ、そこに一人ずつ入った候補者が今どんな表情をしているのかを映し出すのですが、ゴールデン・グローブ賞にはそれがないのです。発表時に映し出されるのはプレゼンターの顔だけなのです。

 受賞発表は式のクライマックスです。そこでどんな表情を見せるのか、素が見えたり、演技が透けたり、喜びに溢れたり、悔しさで凍りついたり…僅か数秒の間にドラマがたっぷり詰まっているのです。それを映し出さないのは、本当に勿体ないと思うのです。また個人的な話になりますが、オスカーだと受賞発表時の候補者たちの表情は、後々録画したものを何度もリピートして確認します。そうするだけの価値のある面白いものだからです。ゴールデン・グローブ賞、何とか受賞発表時のカメラワークを変えてくれないものでしょうか。ずっと思い続けています。

 今回はジミー・ファロンがホストに挑戦します。最近は主演映画から遠ざかっていますが、「2番目のキス」(05年)で見せたようなチャームを弾けさせられるでしょうか。楽しみです。そんなこんなで今年も全く深く考えず、主要9部門のノミネート予想をしてみました。




◆作品賞<ドラマ部門>
Fences Lock
Lion
Manchester by the Sea Lock
Moonlight
沈黙 -サイレンス-

if six...
メッセージ
ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命
ハドソン川の奇跡



◆作品賞<コメディ/ミュージカル部門>
20th Century Women
エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に
マダム・フローレンス! 夢見るふたり
ラ・ラ・ランド Lock
ロブスター

if six...
Rules Don't Apply
Love & Friendship
シング・ストリート 未来へのうた



◆監督賞
デイミアン・チャゼル(ラ・ラ・ランド) Lock
バリー・ジェンキンス(Moonlight)
ケネス・ロナーガン(Manchester by the Sea)
マーティン・スコセッシ(沈黙 -サイレンス-)
デンゼル・ワシントン(Fences)

if six...
クリント・イーストウッド(ハドソン川の奇跡)
メル・ギブソン(Hacksaw Ridge)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ(メッセージ)



◆主演男優賞<ドラマ部門>
ケイシー・アフレック(Manchester by the Sea) Lock
ジョエル・エドガートン(Loving)
アンドリュー・ガーフィールド(沈黙 -サイレンス-)
トム・ハンクス(ハドソン川の奇跡)
デンゼル・ワシントン(Fences) Lock

if six...
アンドリュー・ガーフィールド(Hacksaw Ridge)
マイケル・キートン(The Founder)
マーク・ウォルバーグ(Patriots Day)



◆主演男優賞<コメディ/ミュージカル部門>
コリン・ファレル(ロブスター)
ライアン・ゴズリング(ラ・ラ・ランド) Lock
ヒュー・グラント(マダム・フローレンス! 夢見るふたり)
ヴィゴ・モーテンセン(はじまりへの旅)
ライアン・レイノルズ(デッドプール)

if six...
ウォーレン・ベイティ(Rules Don't Apply)
ロバート・デ・ニーロ(The Comedian)
ドン・チードル(MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間)



◆主演女優賞<ドラマ部門>
エイミー・アダムス(メッセージ)
タラジ・P・ヘンソン(Hidden Figures)
イザベル・ユペール(Elle)
ルース・ネッガ(Loving)
ナタリー・ポートマン(ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命) Lock

if six...
エミリー・ブラント(ガール・オン・ザ・トレイン)
ジェシカ・チャステイン(Miss Sloane)
マリオン・コティヤール(マリアンヌ)



◆主演女優賞<コメディ/ミュージカル部門>
ケイト・ベッキンセール(Love & Friendship)
アネット・ベニング(20th Century Women) Lock
エマ・ストーン(ラ・ラ・ランド) Lock
ヘイリー・スタインフェルド(The Edge of Seventeen)
メリル・ストリープ(マダム・フローレンス! 夢見るふたり) Lock

if six...
サリー・フィールド(ドリスの恋愛妄想適齢期)
スーザン・サランドン(マダム・メドラー おせっかいは幸せの始まり)
レニー・ゼルウィガー(ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期)



◆助演男優賞
マハーシャラ・アリ(Moonlight)
ジェフ・ブリッジス(最後の追跡)
ルーカス・ヘッジズ(Manchester by the Sea)
デヴ・パテル(Lion)
マイケル・シャノン(Nocturnal Animals)

if six...
リーアム・ニーソン(沈黙 -サイレンス-)
アーロン・エッカート(ハドソン川の奇跡)
レイフ・ファインズ(胸騒ぎのシチリア)



◆助演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス(Fences) Lock
ナオミ・ハリス(Moonlight)
フェリシティ・ジョーンズ(A Monster Calls)
ニコール・キッドマン(Lion)
ミシェル・ウィリアムス(Manchester by the Sea)

if six...
ジャネール・モネイ(Hidden Figures)
オクタヴィア・スペンサー(Hidden Figures)
グレタ・ガーウィグ(20th Century Woman)




 ドラマ部門とコメディ/ミュージカル部門に分かれているので候補者が増える分、予想が自由にできるのが楽しいところ。希望を込めて、C/M部門の作品賞に『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』を押し込んでみました。『シング・ストリート 未来へのうた』でも良いのですが…。ヒュー・グラントを助演男優賞ではなく主演男優賞に置いたのも勝負。主演女優賞に『The Edge of Seventeen』のヘイリー・スタインフェルドを入れたのも好み優先です。助演女優賞ではスターが強いということで『A Monster Calls』からフェリシティ・ジョーンズを挙げてみました。何となく評価が伸びなかった『ビリー・リンの永遠の一日』や『Rules Don't Apply』が愛されそうな気がしないでもないですが…。あ、あと『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のレニー・ゼルウィガーが来る線もありそうな気がするのですが、どうでしょう。忘れられていますが、彼女、外国人記者協会のお気に入りです。

 皆さんも気楽に、遊び気分で予想してみてはいかがでしょう?





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