June 17-19 2016, Weekend

◆6月第3週公開映画BUZZ


ファインディング・ドリー “Finding Dory”
 配給:ディズニー
 監督:アンドリュー・スタントン
 Budget:$200,000,000
 Weekend Box Office:$135,060,273(4305) Great!
 OSCAR PLANET Score:86.9 BIG WAVE!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、アニメーション映画賞

“Central Intelligence”
 配給:ニューライン・シネマ、ユニヴァーサル
 監督:ローション・マーシャル・サーバー
 Budget:$60,000,000
 Weekend Box Office:$35,535,250(3508) Good!
 OSCAR PLANET Score:61.0
 Golden Globe Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
               主演男優賞:ケヴィン・ハート
               主演男優賞:ドウェイン・ジョンソン


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 ピクサー・アニメーション「ファインディング・ニモ」(03年)の13年ぶりの続編が登場。その作品、『ファインディング・ドリー』は前回の冒険から1年後が舞台。何でもすぐに忘れてしまうナンヨウハギのドリーが微かに残る思い出を基に家族を探す冒険に出ることに…。もちろんカクレクマノミのマーリン&ニモ父子も再登場する。「インサイド・ヘッド」(15年)でピクサー史の中でも一二を争う独創性を見せ、続く「アーロと少年」(15年)を無難でも良質にまとめたピクサー。一時はピクサーは終わったかという声も上がったところから這い上がり、再び安定期に入ったと見て良さそう。この続編も一作目ほどではないにしても好意的見解圧倒的大多数で迎えられている。ファニーで感動的、洞察力にも富んだ物語が、あまりにも美しいCGアニメーションにより表現されていくのを眺めるのは、最高の贅沢。オリジナルを汚すことなく、新しい世界観を創り出しているという。尤も、ほぼ完璧に近かった一作目に較べると、熱狂度は低め。他スタジオが手掛ける多くの平凡なアニメーションとはレヴェルの違う出来映えであることは間違いないものの、ピクサーのベストかと言うと(「インサイド・ヘッド」ではピクサーベストの賛辞が溢れた)そこまでの激賞ではないか。もちろんアニメーション映画賞レース参戦に疑いを抱かせるようなポイントではないが…。それに、興行成績は驚くべき数字が報告されている。1億3,506万ドルはアニメーション映画史上第1位に輝く強烈なもので(実写を含めた6月封切作としては歴代第2位)、ロングヒットも確実視されていることから、最終的にもアニメーション映画最大のヒット作になる可能性がある。この人気は、批評家の圧倒的賛辞もさることながら、一作目がピクサー映画の中でも極めて高い人気を誇ることの表れでもあるだろう。賞レースでライヴァル『ズートピア』に対抗するためにも、できる限り興行成績は伸ばしたい(現時点では続編ではない『ズートピア』が有利と見る)。

 高校時代太っちょだったCIAスパイが、Facebookを通じて再会した旧友の会計士と共に、大きな陰謀に立ち向かうことに…。『Central Intelligence』は古今東西よくあるバディ物のアクション・コメディで、となるとポイントになるのはバディの組み合わせになる。スパイをドウェイン・ジョンソン、会計士をケヴィン・ハートが演じる。ふたりは「ジュマンジ」(95年)のリブート映画でも再共演すると報じられているほど気が合ったようだが、それがそのまま作品評価に繋がるとは限らない。批評家の反応は上々とは言い難く、どこに向かっているのは分からないストーリーや辻褄の合わない適当な細部が目立つという。つまりは脚本が問題で、もっと面白くなってもおかしくないのに、それが原因でいまいち弾け切らないとか。とは言え、ジョンソンとハートの組み合わせはなるほど極めて強力で、彼らの掛け合いは、そこだけ取り出せばファニーかつスピーディな魅力が溢れていると、否定派も彼らのケミストリーには太鼓判を押している感。賞レースを見据えた映画ではないのは言うまでもない。ただし、興行成績は二大スターの競演が効いたか、大変優秀な結果。メガヒットに発展してもおかしくない出足であり、そうなればシリーズ化も見えてくるだろう。ジョンソンとハートのスターパワーは安定している。





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