第58回グラミー賞授賞式鑑賞メモ

第58回グラミー賞授賞式の感想を箇条書きでつらつらと。


●テイラー・スウィフトの「Out of the Woods」でスタート。シェイプアップされた身体にぴたりとフィットしたボディスーツは所々シースルー。カントリーをやるとポップミュージックにしか聴こえないのに、ポップミュージックをやるとカントリーの匂いを感じるのは何故。ちょっとミラ・ジョヴォヴィッチ風。しかし…出てきた頃に較べると、本当に垢抜けた。可愛い。[★★]

●ホストはLL・クール・J。アフリカ系って老けるスピードが遅い。それにしてもいつまでホストを続けるのか。ジャスティン・ティンバーレイクとかクイーン・ラティファとかでもいいんじゃないか。

●Best Rap Album。プレゼンターはアイス・キューブとオシェア・ジャクソン・ジュニア。もちろん親子。似てるー。そして怖いー。息子のネックレスやリング、迫力ー。受賞はケンドリック・ラマーで「To Pimp a Butterfly」。壇上に上がるのは線の細いオッサン。本物?と問い質したくなるオーラのなさ。パフォーマンスするときはあんなに力強いのに。謙虚で良い人そう。

●スーパーボウルの主役、ボン・ミラーとアンクアン・ボルディンが登場、似ているふたり。紹介するのはキャリー・アンダーウッドとサム・ハントによる「Take Your Time」「Heartbeat」。アンダーウッドはシーツを巻いて作ったようなドレス。ハントはTシャツとジーンズ、グラミー会場だと気づいていない模様。ネオンがキラキラしているような演出が安い。ずっと見つめ合って歌うふたり。よく歌えるよなー、と余計なことを思う。[★★]

●真っ赤なドレスを着て可愛らしいアリアナ・グランデが登場。アイメイクをしなかったらどんな顔が表れるのか。ザ・ウィークエンドを紹介。相変わらず見応えのあるヘアスタイル。手入れはどうなっているのか。「Can't Feel My Face」はファンキーなビートが楽しい。高音がそれに良く合っている。続く「In the Night」は一転シックに。ピアノと相性が良い声だと一発で分かる。余計な演出は削ぎ落とされたステージ。勢いのある人はこれだけで十分魅せちゃう。[★★★★]

●珍しやトラブルで中継ストップ。リアーナやローリン・ヒルのパフォーマンスキャンセルの影響なのか。

●相変わらず幼いセレーナ・ゴメスが登場。でもさすがに小学生には見えなくなった。せいぜい高校生でしょう。良かったね。アンドラ・デイとエリー・ゴールディングで「Rise Up」「Love Me Like You Do」をパフォーマンス。デイは唇が綺麗なバラ色なんだけど、明太子。全然衣装を合わせようという気配が感じられないふたり。実は仲はよろしくないのではと邪推する。[★★]

●Best Country Album。大分白髪が増えたゲイリー・シニーズとイエローをまとったキャム(Cam)がプレゼンター。キャムはジェナ・マローンに似ていると思う。受賞はクリス・ステープルトンの「Traveller」。長髪がなかなかむさ苦しい。はっ、こういうのは素朴と言わないといけないのか!

●ライオネル・リッチー トリビュート。着々とアメリカでも顔が知られてきているジェームズ・コーデンがLL・クール・Jと一緒に紹介。任せて安心ジョン・レジェンドが「Easy」を引き語り。ファレル・ウィリアムスと兄弟で通じそう。デミ・ロヴァートは「Hello」。すっかり歌手の方が好調。堂々たる歌いっぷり。ルーク・ブライアンは「Penny Lover」。マイクの持ち方がいやらしく見えるのは何故。メーガン・トレイナーが「You Are」。ブルネットにしたからかイメージが違う。あんまりぽっちゃりにも見えない。タイリース・ギブソンは「Brick Home」。やっぱり「ワイルド・スピード」シリーズとは違うね。ファンキー。リッチーは後輩歌手の奮闘をすごく楽しそうに眺めている。…と、最後はリッチーもステージに上がって「All Night Long」。健在で何より。[★★★]

●ジャン=クロード・ヴァン・ダムが入ってきたライアン・シークレストがリトル・ビッグ・タウンによる「Girl Crush」を紹介。しっとり。ヴォーカルの良さが際立つサウンド。[★★★]

●スティーヴィー・ワンダーとペンタトニックスが共演。いつも通りのワンダーの声がペンタトニックスのアカペラに映える楽曲は「That's the Way of the World」。ワンダーって今何歳だろ。調べてみたら65歳。あら、意外にまだ若い。でもまあ、やっぱり立派ですよ。[★★★]

●そのままSong of the Yearの発表へ。笑いを取ったワンダーが読み上げるのは、エド・シーランの「Thinking Out Loud」。何故だろう。最近すごく男前に見えるんだよな。垢抜けてきたってことなんだろうか。テイラー・スウィフトが自分のことのように大喜び。全く持って隙がない。いや、ホント立派。

●グレン・フライ トリビュートでは「Take It Easy」が演奏される。イーグルスとジャクソン・ブラウンがパフォーマンス。こういう力入らず口ずさめる曲、好き。[★★★]

●音楽系の式典への顔見せ率が非常に高いアンナ・ケンドリックが登場。相当歌に自信を持っているみたいだけど、アルバム作る気はないのだろうか。紹介するのはドリー・ケリーとジェームズ・ベイによる「Let It Go」。向き合ってギターと一緒に歌うシンプルなスタイル。ケリーは髪型のせいか、大昔のマドンナみたい。ベイはどうしても栗原類に被る。いや、顔自体は似てないのにね。毎度突っ込まずにはいられない。それはとてもともかく、とても沁みる演奏。途中からどんどんケリーの歌声が力強くなっていくのが印象的。[★★★]

●スティーヴン・コルベアが登場し、ブロードウェイからの中継で「Hamilton」より「Alexander Hamilton」のパフォーマンスを紹介。唐突感の拭えない企画。わざわざ中継を入れてまで見せる理由が分からない。ライヴ会場と結んで紅白歌合戦に参加する意味不明な歌手たちを連想させる。楽曲もグラミーの中では浮いている。トニー賞でやれば、それで良いんじゃないかと冷たく思うのみ。[★★]

●そのままBest Musical Theater Albumの発表。何ともまああからさまな!やっぱりハンサムなセス・マクファーレンがプレゼンター。読み上げられるのは「Hamilton」。この一連の流れで、式に対する集中力がぷつんと切れた。

●可愛い顔と言うか童顔と言うか、とにかくミゲルが「She's Out of My Life」をちょっとだけパフォーマンス。甘い声。フルで歌ってもらえば良いのに。[★★★]

●そのままミゲルがBest Rock Performanceを発表。受賞は順当過ぎるアラバマ・シェイクスで「Don't Wanna Flight」。いつもながらブリタニー・ハワードの貫禄、強烈。そしていつもながらどうしても宮川花子を思い出すのだった。

●パープルでキメたブルーノ・マーズが登場。小さな身体がいつもファンキー。次のアルバム、早くプリーズ。紹介するのはアデル姐さんで「All I Ask」。シンプルなサークルの中でヴォーカル勝負のパフォーマンス…なのだけど、あらら、どうも調子がおかしい感。歌い難そうな表情が気になる。…と思ったら音声トラブル発生。技術的な問題が発生していたようで、それでも姐さんはパフォーマンスを続行。いまいち音に乗り切れないなぁとちょっとがっかりしながら眺めていたのだけど、あら不思議、これが一流アーティストと言うものか、気がつけば引き込まれてしまっている自分に気づく。トラブルに引っ張られることなく何とか自分を立て直したのだと思う。プロのお仕事。前々から思っていたけれど、姐さんは意外なほどロックの匂いが強い。そして…うん、やっぱり痩せたよね。さあ、来年はアデルイヤー再び、でしょうか。[★★]

●ヌードカラーのドレスを着たケイリー・クオコが登場。ジェニファー・アニストン風。トラのジャケットを着たジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」を紹介。ド緊張しているのが伝わるパフォーマンス。せめてギターはやめておけば良いのに。アーティストとして認められたい欲求が空回り気味。続いてスクリレックス・アンド・ディプロによるジャック・Üの「Where Are Ü Now」に合流。トラのジャケット脱いじゃったビーバー。でもまあ、こっちの方が生き生き。[★★]

●痩せちゃったサム・スミスがBest New Artistのプレセンター。痩せたらちょっとジュード・ロウが入ってきたかも。と言うのは褒め過ぎか。受賞は何とびっくりメーガン・トレイナー。候補者の中で明らかに浮いていたトレイナー。いや、いちばんの人気者ではあるけれど、まさかここで来るとは。ジェームズ・ベイで決まりだと思っていたので。まあ、嫌いじゃないし、いいか。トレイナーはドレスに肩パットが入っていて、キラキラ光っているのが80年代的。そしてこのスタイルでは若さが感じられず。スピーチは泣きが入っていたけど、本人も相当びっくりしたのかも。

●やっぱりホビットっぽいエド・シーランがレディー・ガガ(&ナイル・ロジャース)によるデヴィッド・ボウイ トリビュートを紹介。いきなりボウイメイクのガガのドアップからスタート。「Space Oddity」から始まる怒涛の9曲メドレー。現れたガガはもちろん全身ボウイ仕様。衣装もメイクも髪型もボウイ。装着したガウンに書かれた「出火吐暴威」の文字に驚愕。そこにはいつものガガの姿なし。ボウイが乗り移ったかとしか思えない憑依的パフォーマンス。でもモノマネには堕ちないのがプロのお仕事。こうして見ると、ボウイの音楽界への影響力の大きさが良く分かる。ボウイの楽曲の中で好きなのは宮沢りえちゃんもカヴァーしていた「Fame」。ボウイがいないなんて、本当に寂しい。[★★★]

●ボニー・レイット登場。おぉ、もう66歳かー。未だに雰囲気がロックなのが心底嬉しい。B・B・キング トリビュート。クリス・ステープルトン feat. ゲイリー・クラーク・ジュニアによる「Thrill Is Gone」。山男なステープルトンが大人のサウンドでじっくり聴かせる。途中からレイットも参加。いや、ホントカッコイイ。ボウイのトリビュートでかなり力が入った後なので、余計にホッとする。[★★★]

●アラバマ・シェイクスが「Don't Wanna Fight」をパフォーマンス。やっぱり宮川花子なブリタニー・ハワード。白状してしまうと、あまり良さが分からないグループ。まあ、確かに通受けしそうな気配はある。[★★]

●デイヴ・グロールが現れてモーターヘッドのレミー・キルミスター トリビュートを紹介。変わらぬむさ苦しさが嬉しいクロール。むさ苦しさがマイナスにならない人は貴重だー。パフォーマンスするのはハリウッド・ヴァンパイアーズで、楽曲は「As Bad As I Am」「Ace of Spades」」。パイロ上がりまくりで、メイクもそれらしい。脇にいるジョニー・デップが完全にオッサン体型になっていて驚愕。シルエット、本当にそれで良いのか。アリス・クーパーやジョー・ペリーら他のオッチャンたちがロッカー体型をキープしているから、余計にデップの体型が目立つ。いや、元々すらっとしたタイプじゃないけどサ。[★★]

●NARAS会長のニール・ポートナウとコモンが登場。コモンは一度、髪を伸ばしたらどうなるか、試して欲しい。ちゅーか、もしかして生えないのか?!会長の長々としたスピーチの後、ちびっこ天才ジャズピアニスト、ジョーイ・アレキサンダーを紹介。案の定、指がとても綺麗。ピアニストと美容師は手が綺麗じゃないとねー。[★★]

●Album of the Year。アース・ウィンド&ファイアーのメンバーがプレゼンター。モーリス!!!!!受賞はテイラー・スウィフトの「1989」。やっぱり強いわー。一般ファンだけじゃなく、業界人からも支持を受けていて、向かうところ敵なし。目の色とピアス、唇の色が素晴らしくフィット。ドレスはビキニにパレオを巻いたよう。一見、オレンジとピンクの組み合わせもデザインも挑戦的で嬉しくなるのだけど、やややっ、下のパンツがオバチャンが履きそうなデカパンなのがどうにもこうにもカッコ悪い!かぼちゃパンツ一歩手前じゃなかろうか。

●Record of the Year。プレゼンターとしてビヨンセ様登場。アクセサリーも衣装も肉つきも…どこを切り取っても女王様。腕は見せるべきだと思うなぁ。受賞はマーク・ロンソンがブルーノ・マーズと組んだ「Uptown Funk」。この受賞は嬉しい。こういうノリノリの楽曲がベストだと認定される土壌があるのが羨ましい。

●授賞式フィナーレを飾るパフォーマンスはピットブル、トラヴィス・パーカー、ジョー・ペリー、ロビン・シックらが共演。「El Taxi」「Bad Man」をパフォーマンス。ピットブルは、ただのスケベオヤジっぽい…なんて言ったら怒られるのか。ピットブルと絡む女性ダンサーの中に、突然ソフィア・ヴェルガラ。おぉぉぉ。この人はいつも大らかだー。シックは何だか、アッという間に哀れを感じさせる存在になってしまったなぁ。何故このメンバーが大トリなのか、解せないところあり。[★★]

●今年は主役不在だった印象。ケンドリック・ラマーかザ・ウィークエンドが旋風を巻き起こすのではないかと睨んでいたのだけど。主役がいるいないで式の盛り上がりは随分変わる。そのせいかちょっと地味だったような気がしないでもない。パフォーマンスもこれこそ目玉!と呼べるものはなかったかなぁ。敢えて言うなら、レディー・ガガがクライマックスだったか。





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