ピッチ・パーフェクト2

ピッチ・パーフェクト2 “Pitch Perfect 2”

監督・出演:エリザベス・バンクス

出演:アンナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ヘイリー・スタインフェルド、
   ブリタニー・スノウ、スカイラー・アスティン、アダム・ディヴァイン、
   ケイティ・セイガル、アンナ・キャンプ、アレクシス・ナップ、
   ハナ・メイ・リー、クリッシー・フィット、エスター・ディーン、
   ケリー・ジェイクル、ジョン・マイケル・ヒギンズ

評価:★★




 『ピッチ・パーフェクト2』のオープニングを飾るのは、3年連続で全米アカペラ大会で優勝しているベラーズのパフォーマンスだ。一発目の見せ場として描かれるこの歌唱のオチがスゴイ。P!nk姐さんのライヴでお馴染み、白いシーツを使った宙吊りに挑戦したレベル・ウィルソンがバランスを崩し、パンツの股の部分が裂けてしまう。裂け目から覗くのはウィルソンの具だ。さすがに直接は見せないとホッとしている場合ではない。アワビのカットが入るかと思ったわさ。

 女の子たちの生態観察という点では、下ネタが格段に増えている。女だって下ネタは言うのよ。いつも上品なわけじゃないのよ。野心だってあるのよ。監督がエリザベス・バンクスに代わったからなのか、ガールパワーのアピールがいよいよ煩い。でもホントにこれをガールパワーと呼んで良いのか。フェミニストの皆さん、どうかね。

 見せ方はいよいよ「glee/グリー」(09~15年)に近づき、大スクリーンで見せられる隠し芸が気恥ずかしいの何の。アカペラの枠を越えてショーアップされて見せられるそれが、一生懸命ひとつのことに打ち込む私たちってカッコイイ!という叫びと一体化する。これはもう、社会に出た人間にはまるでついていけないノリだ。

 一緒に歌う。一緒に笑う。一緒に哀しむ。でも時にはいがみ合う。心底憎らしいときだってある。でも本当の私たちは堅い絆で結ばれている。あなたたちは生涯の友なのよ。そんなに仲良しこよしをアピールされてもなぁ。

 ベラーズに新加入するのはヘイリー・スタインフェルドだ。成長期真っ只中のスタインフェルドに音楽的な見せ場はあまりない。歌手デビューして、そこそこヒットもしているのだから、もっとソロパートを作ってあげれば良いのに。スタインフェルドはウィルソンと並び、ロマンスエピソードが用意されるから、それで良いのか。

 アンナ・ケンドリックは音楽会社にインターンとして潜り込む。スヌープ・ドッグまで担ぎ出される。ひょっとしてこちらのエピソードの方が面白くなるのではないか。業界裏話だけでもベラーズのお利口さんパフォーマンスよりは持ちそうだ。

 こういう「皆一緒に泣いて笑って楽しもう!」的話が…しかし世間は大好きなようで、エンドクレジットにはそれを嗅ぎつけた音楽界の大物が次々登場。「ザ・ヴォイス」からアダム・レヴィーン、ファレル・ウィリアムス、クリスティーナ・アギレラ、ブレイク・シェルトンって…なんて大サーヴィス。あぁ、世間との隔たりを感じずにはいられない…。





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