ピクセル

ピクセル “Pixels”

監督:クリス・コロンバス

出演:アダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームズ、ミシェル・モナハン、
   ピーター・ディンクレイジ、ジョシュ・ギャッド、ブライアン・コックス、
   アシュレイ・ベンソン、マシュー・リンツ、ショーン・ビーン、
   ジェーン・クラコウスキー、ダン・エイクロイド

評価:★




 宇宙からの使者としてパックマンやドンキーコングが登場する。てっきりファミコン世代を意識した映画かと思ったら、どっこいさらにもう一世代上、ゲームセンターを征することでヒーローになれた時代を的にする。なるほど郷愁を誘われる人はいるのだろう。しかし『ピクセル』、ゲームに興味のない人にはフックするところがまるでないはずだ。

 地球に襲い来るエイリアンはかなりいい加減な理由で(アダム・サンドラー映画だからね)ゲーム・キャラクターに変身する。ヤツらにやられると身体がピクセル化してしまう…という設定だけで物語を持たせる強引さには唖然。キャラクターもパックマンやドンキーコングの他は顔見せでちょろちょろ出てくる程度。しかも攻撃法にまるで特徴がない。

 キャラクターを迎え撃つのがかつてゲーマーだった大人たちだ。今は冴えない人生を送る彼らがエイリアンをやっつけることで輝き始めるというわけだ。けれど、彼らには得意分野がなければ弱点もなく、ただひたすらにマシンガンをぶっ放すという体たらく。高橋名人が怒るぜ、全く。そう言えば、高橋名人の名前って何だろう。画面を眺めながら、そんなことを考える。

 でもまあ、最近のサンドラーはずっとコレ。気の合う仲間を集めてぐだぐだする、それを見せて喜んでいる。クリス・コロンバスが監督だったり、ブライアン・コックスやショーン・ビーンが出てきたり、視覚効果がたっぷりだったり…いつもとは感じが違うように見えて、これまで通りのサンドラー映画。だから「サンドラーの身内で遊ぼう映画」として観るべきなのだ。それだからつまらなくて良いわけじゃないんだけどサ。

 せめて80年代ネタをもう少し放り込めば良かったのに、今の時代との対比が全然ないので、完全に過去の栄光が使い捨て。サマンサ・フォックスとかシーナ・イーストンとかオリヴィア・ニュートン=ジョンとか、この辺は名前が挙がるだけで可笑しいのになぁ。もしかしてもはや、この名前ではギャグにならないとか?

 それと昔のピクセル特有のかくかくしたコンピュータ画面は二次元の世界にあるからこそ可愛いのだと良く分かる。立体的に描かれると、チープでちまちました魅力は途端に消え失せる。二次元のゲームワールドを立体化しようというところから始まったに違いないプロジェクト。取っ掛かりからして間違っていたのだろう。





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