September 4-6 2015, Weekend

◆9月第1週公開映画BUZZ


“A Walk in the Woods”
 配給:ブロードグリーン
 監督:ケン・クワピス
 Budget:$8,000,000
 Weekend Box Office:$8,246,267(1960)
 OSCAR PLANET Score:53.6
 Oscar Potential:主演男優賞:ロバート・レッドフォード
           助演男優賞:ニック・ノルティ
           助演女優賞:メアリー・スティーンバージェン
           助演女優賞:エマ・トンプソン

トランスポーター イグニション “The Transporter Refueled”
 配給:ヨーロッパコープ
 監督:カミーユ・ドゥラマーレ
 Budget:€25,000,000
 Weekend Box Office:$7,355,622(3434) zzz...
 OSCAR PLANET Score:28.9 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:エド・スクレイン

“Before We Go”
 配給:ラディアス-TWC
 監督:クリス・エヴァンス
 Budget:$3,000,000
 Weekend Box Office:$18,630(211) zzz...
 OSCAR PLANET Score:32.4 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:クリス・エヴァンス
           主演女優賞:アリス・イヴ


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 先週に引き続き、Box Officeに活気はない。この時期に公開してもコケる可能性の方が高いため、配給会社は低興収でも採算が取れそうな低予算映画を封切る傾向にある。この時期を超えると、いよいよ賞レース狙いの作品、或いはわざとサマーシーズンを外した大作が続々封切られる華やかなシーズンが到来する。

 『A Walk in the Woods』はロバート・レッドフォードとニック・ノルティ、ヴェテランふたりが共演するコメディ・ドラマ。20年ぶりに英国からアメリカに戻った男が旧友と共にアパラチア山脈のトレッキングコースをハイキングすることに…。老優ふたりの掛け合いが全てのような映画で、それ以外は多くの旅映画と比較しても、良い意味でも悪い意味でも目立ったところがないという。気の良い老人たちと一緒にのんびり散歩しているような出来映えとの声が多いか。賞レースに絡むことはないだろう。地味な題材ながら拡大公開に踏み切られたが、興行的にも目覚ましいオープニング結果ではない。ただし、低予算ゆえ既に黒字興行になっている。もしかしたらアダルト層を集客して、案外足腰の強い興行になる可能性もあるか。

 ジェイソン・ステイサム主演により三作が作られた「トランスポーター」シリーズがリブートされた。もちろんプロデュースはリュック・ベッソン。その『トランスポーター イグニション』でステイサムに代わって主演を務めるのはTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(11年~)で注目を集めたエド・スクレイン。このところ急激に露出が多くなっている英国俳優で、映画の世界でもブレイクを狙っている。プロの運び屋が犯罪組織に父親を人質に取られ、自らに課しているルールを破る仕事を依頼されることになる…というのがストーリー。当然シリーズ化を見据えたリブートのはずだが、批評家の反応は前三部作よりも冷たいものに終わっている。たっぷり用意されたアクションに平均以上の驚きはなく、取るに足らない作り替えだと手厳しい。新運び屋のスクレインに対する言及もほとんどない。…となると、自ずと期待は興行成績にかかってくるわけだが、こちらも前三作以上の成果とはなっていない。シリーズの知名度を活かし、海外市場でどれだけ数字を積み上げられるかがシリーズ続行の鍵になるだろう。もちろん賞レース参戦は端から目指していないが、ラジー賞への警戒は必要だと思われる。

 クリス・エヴァンスが初監督に挑んだのは『Before We Go』。ニューヨークのグランドセントラル駅で立ち往生してしまった男女が一夜を一緒に過ごしながらその距離を縮めていく様が描かれる。キャプテン・アメリカとして絶大なるスターパワーを手にしたエヴァンスが、それを利用して監督に挑んだわけだが、批評家の反応は極めて冷たいもの。当てもなければ中身も感じられないロマンスが、活気の感じられない演出で綴られていくとの指摘が相次いでいる。キャプテン・アメリカを演じていればキャリアは安泰だと思われるエヴァンスだが、そちらに傷をつけないためにも今後の監督業続行は慎重になった方が良いかもしれない。なお、ラジー賞に絡むことはないと思われるが、エヴァンスのスター性が影響して票が入る可能性はなきにしもあらず。





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