August 28-30 2015, Weekend

◆8月第4週公開映画BUZZ


クーデター “No Escape”
 配給:ワインスタイン・カンパニー
 監督:ジョン・エリック・ドゥードル
 Budget:$5,000,000
 Weekend Box Office:$8,111,264(3355)
 OSCAR PLANET Score:43.0
 Razzie Potential:主演男優賞:オーウェン・ウィルソン
           助演男優賞:ピアース・ブロスナン

“We Are Your Friends”
 配給:ワーナー・ブラザース
 監督:マックス・ジョセフ
 Budget:$6,000,000
 Weekend Box Office:$1,767,308(2333) zzz...
 OSCAR PLANET Score:48.5
 Razzie Potential:主演男優賞:ザック・エフロン

“Z for Zachariah”
 配給:ライオンズゲイト、ロードサイド・アトラクションズ
 監督:クレイグ・ゾベル
 Budget:-
 Weekend Box Office:$56,902(29) zzz...
 OSCAR PLANET Score:72.4
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:キウェテル・イジョフォー
           主演女優賞:マーゴット・ロビー
           助演男優賞:クリス・パイン

“War Room”
 配給:トライスター
 監督:アレックス・ケンドリック
 Budget:$3,000,000
 Weekend Box Office:$11,351,389(1135) Good!
 OSCAR PLANET Score:27.9 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:T・C・スタリングス
           主演女優賞:プリシラ・C・シャイラー
           助演女優賞:カレン・アバクロンビー

“Zipper”
 配給:スクリーン・メディア
 監督:モラ・スティーヴンス
 Budget:$4,500,000
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:38.9
 Razzie Potential:主演男優賞:パトリック・ウィルソン


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 8月最終週から9月第1週にかけては、Box Officeが冷え込む時期であり、配給会社を期待をかけている大作が公開されるのは稀。したがってこの時期に公開が設定されている作品は、低予算映画が多くなる。

 『クーデター』は日米ほぼ同時期公開となるアクション・スリラー。海外赴任先の東南アジアのとある国にやってきた男が妻子と共にクーデターに巻き込まれ、そこで知り合った謎の男と共に決死の脱出を試みる様が描かれる。オーウェン・ウィルソン、ピアース・ブロスナンを中心にキャストは最善を尽くし、張り詰めた緊張感もあるのだが、その世界観自体に吸引力が足りず、キャラクターも一面的でしかないと批評家は否定派優勢の状況。Box Officeでもアダルト層中心に集客するも、週末売り上げは期待を大きく下回る結果に終わった(ただし、製作費は安価。赤字にはならない)。ラジー賞にも引っ掛かるとは思われず、このまま存在感なく市場から消えていくだろう。

 『We Are Your Friends』はEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)シーンでのブレイクを目指す若いDJの青春を描く一品。主演のザック・エフロンが久々に音楽物に帰ってきた作品だが、批評家はさほど伸びず。彼のスター性を眺める分には飽きないが、サウンドトラックを流しているだけのような工夫の感じられない作りでしかないとの声が大きい。しかし、より問題なのは興行成績で、2,000館以上で封切られた作品の中で歴代ワースト第4位に入る大惨敗のオープニング。エフロンのスターパワーは安定しているとは言い難く、より上のスターへと駆け上がるのに足踏みが続いている感。なお、賞レースに絡むタイプの作品ではないだろう。

 批評で作品を引き離したのは、既にサンダンス映画祭で上映済みの『Z for Zachariah』。放射能に汚染され、生き残った者が残り僅かな近未来を舞台に、一人の女と二人の男の関係を描く心理スリラー。ロバート・C・オブライエンの小説の映画化になる。シンプルながら魅惑的なストーリーで、映像も説得力あり。キウェテル・イジョフォー、マーゴット・ロビー、そしてクリス・パインの三人芝居も大いに見応えがあるという。ただし、スロウな語り口は人を選ぶとも言われていて、それほど間口の広い作りではないのかもしれない。それを証明するかのように映画館は閑古鳥が鳴いている。賞レースに絡んでもおかしくはない評価だが、BUZZの盛り上がりは全く感じられない。インディペンデント・スピリット賞ならば目に留められる可能性があるか。





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