SEXテープ

SEXテープ “Sex Tape”

監督:ジェイク・カスダン

出演:キャメロン・ディアス、ジェイソン・シーゲル、ロブ・コードリー、
   エリー・ケンパー、ロブ・ロウ、ナット・ファクソン、ジャック・ブラック

評価:★★




 カーセックスやら、絶叫に近い喘ぎ声やら、コスプレやドアを開けっ放しにしての行為やら、現実ではあまりお目にかかれないセックスがいきなり出てくる。そしてポイントプレイとして提示されるのが、セックスのビデオ撮影だ。コレ、未だによく分からない。パリス・ヒルトンやキム・カーダシアンが撮るのは分かる。けれどどうも世間一般の人も当然のように撮っているみたいじゃないの。性生活に刺激を与えたい?ふむ、性的嗜好って色々ある。

 そんなわけで『SEXテープ』ではキャメロン・ディアスとジェイソン・シーゲルが素っ裸になる。SEXテープ奪還云々にまつわる話は、映画としての体裁を整えるためにあるだけに過ぎない。これはもう、売りはディアスとシーゲルの裸なのだ。しかし、よく脱いだな。

 いや、シーゲルは分かる。妙にセックス絡みの作品が多いからだ。優しそうな顔をして結構脱ぎたがりだ(それでも今回、相当身体を絞っている。男の意地かね)。でもディアスはどうだろう。四十路を超えて、何故今それを売りにした映画に?自信があるのだろうか。

 実際ディアスの身体は鍛えられている。シルエットは綺麗だ。しかし残念、腹が割れるようなスポーツ選手風の鍛え方のためか、色気には乏しい。隙がない。全盛期のデミ・ムーアほどのマッチョではないにしても、今のディアスは男が積極的に愛でたいと思うような身体ではないのだった。ちなみにこれは年齢とは無関係だ。ディアスならやっぱり「ベスト・フレンズ・ウェディング」(97年)の頃の身体がベストではないか。って、何を書いてるんだか。

 裸が売りだから話は本当にテキトーで、それを象徴しているのがロブ・ロウが出てくるエピソードだ。ロウはディアスが書くブログに興味を示す会社のCEOだ。その豪邸で繰り広げられるiPad奪還作戦が、完全なるコント。シーゲルなど身体を張って血まで流している。結局話にちっとも貢献しないのが、何だかスゴイゾ。

 でもまあ、ディアスとシーゲルの関係だけは認めても良いかもしれない。ディアスとシーゲルではディアスの方が若干威張っている。そのパワーバランスがロマンティック・コメディの基本を丁寧に守っていて、下品に走っても不快感を感じさせない。別の良く出来たストーリーでふたりを見たいと思わせる。あ、あとロウ宅の彼方此方に飾られている絵画は可笑しいか。

 さて、気になるのは結局、SEXテープの中身だ。エンドクレジット前に見られる画の中にキョーレツなものがあった。シーゲルが素っ裸で倒立(もちろん後ろ姿)、足を広げた向こうにディアスの顔が浮かぶショットだ。映画のことは忘れても、この画だけはずっと記憶に残りそうな気がする…。





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