June 26-28 2015, Weekend

◆6月第4週公開映画BUZZ


テッド2 “Ted 2”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:セス・マクファーレン
 Budget:$50,000,000
 Weekend Box Office:$33,507,870(3442)
 OSCAR PLANET Score:48.5
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:セス・マクファーレン
           助演男優賞:マーク・ウォルバーグ
           助演女優賞:アマンダ・セイフライド

“Max”
 配給:MGM、ワーナー・ブラザース
 監督:ボアズ・イェーキン
 Budget:$20,000,000
 Weekend Box Office:$12,155,254(2855)
 OSCAR PLANET Score:45.9
 Oscar Potential:None

ヴェルサイユの宮廷庭師 “A Little Chaos”
 配給:フォーカス・ワールド
 監督:アラン・リックマン
 Budget:-
 Weekend Box Office:$181,791(83) zzz...
 OSCAR PLANET Score:43.0
 Oscar Potential:主演男優賞:マティアス・スーナールツ
           主演女優賞:ケイト・ウィンスレット
           美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞

ビッグゲーム 大統領と少年ハンター “Big Game”
 配給:ヨーロッパ・コープ、リラティヴィティ・メディア
 監督:ヤルマリ・ヘランダー
 Budget:€8,500,000
 Weekend Box Office:$16,909(11) zzz...
 OSCAR PLANET Score:63.4
 Oscar Potential:視覚効果賞


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 大ヒット作「テッド」(12年)の続編が登場。もちろん主人公は下品で口の悪いクマのぬいぐるみのテッド(と冴えない中年男のジョン)。アルバイト先で知り合った女性と結婚したテッドが子どもを持ちたいと思うようになり、法廷で自分が人間であることを証明しようとするが…というますます惚けたストーリー。セス・マクファーレンは昨年「荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて」(14年)がコケてしまったが、慣れているはずのクマの扱いに戻っても、勢いを取り戻すことはできなかったようで、週末3日間で3,350万ドルの売り上げに留まった。前作の大ヒットによる知名度を考えれば、さらに2,000~3,000万ドルの上乗せがあってもおかしくはなかったはず。前回は2億ドルを突破したが、今回は1億ドル到達にも苦戦するかもしれない。また、批評も前作ほどには良くない。テッド(声:マクファーレン)とジョン(マーク・ウォルバーグ)の掛け合いを楽しむには、観る側の寛容が必要になるとのこと。まあ、本シリーズはどんな内容か観客が想像をつけて観に行くだろう映画で、それを裏切ることはないだろうとは思われる。なお、前作はせめてゴールデン・グローブ賞に引っ掛からないだろうか、という声が出ていたが、今回はそういう希望的観測も見当たらない。むしろラジー賞への警戒が必要かもしれない(そこまで酷い批評で占められていると言うわけではないが…)。

 『Max』は犬と動物の絆を描く物語。…と言ってもちょっと趣が違うのは主人公犬のマックスが軍用犬だから。派遣先のアフガニスタンで相棒を失ったマックスが帰国、心に傷を負いながら、相棒の弟との関係の中に安らぎを見出していく様が描かれる。おそらく犬版PTSD映画。批評はさほど温かいものではなく、犬を含めた役者たちの見せる心のこもったアンサンブルが最大限生かされたプロットではないと言う。捻り過ぎとの声も出ている。興行的には1,215万ドルスタート。可もなく不可もなくと言った出足だが、低予算を考えれば悪くはないだろう。

 インディーズ映画では『ヴェルサイユの宮廷庭師』に注目。アラン・リックマンの監督第二作となるコスチューム劇で、舞台は17世紀フランス。ケイト・ウィンスレット演じる庭師がヴェルサイユ宮殿の増改築に参加することになり、庭園建築家の男と関係を深めていく様が描かれる。美しい画面の中で繰り広げられるロマンスは華やかで、ウィンスレットやマティアス・スーナールツら役者の演技は見ものだが、女性が夢見がちなファンタジーの域を出ていないとの指摘が多い。ウィンスレット久々の賞レース参戦作になるかと期待されたが、どうやらお預けになりそうな気配濃厚。もし賞レースに絡むことがあるとすれば、美術賞、衣装デザイン賞になるだろう。興行的にも限定公開という慎重な戦略が採られたが、極めて厳しいスタートになっている。





ブログパーツ

blogram投票ボタン

スポンサーサイト

テーマ : 映画情報
ジャンル : 映画

プロフィール

Author:Yoshi
Planet Board(掲示板)

旧FILM PLANET

OSCAR PLANET




since April 4, 2000

バナー
FILM PLANET バナー

blogram投票ボタン
blogram投票ボタン
人気ページ<月別>
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Friends
福☆こもろ