June 19-21 2015, Weekend

◆6月第3週公開映画BUZZ


インサイド・ヘッド “Inside Out”
 配給:ディズニー
 監督:ピート・ドクター
 Budget:$175,000,000
 Weekend Box Office:$90,440,272(3946) Great!
 OSCAR PLANET Score:95.1 BIG WAVE!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           編集賞、視覚効果賞、録音賞音響効果賞作曲賞主題歌賞
           アニメーション映画賞

“Dope”
 配給:オープンロード・フィルムズ
 監督:リック・ファムイワ
 Budget:-
 Weekend Box Office:$6,100,010(2002)
 OSCAR PLANET Score:83.0 BIG WAVE!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞

“Infinitely Polar Bear”
 配給:ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
 監督:マヤ・フォーブス
 Budget:$6,700,000
 Weekend Box Office:$47,000(5)
 OSCAR PLANET Score:72.6
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:マーク・ラファロ
           助演女優賞:ゾーイ・サルダナ

“Manglehorn”
 配給:IFCフィルムズ
 監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
 Budget:$4,000,000
 Weekend Box Office:$13,000(3)
 OSCAR PLANET Score:49.7
 Oscar Potential:主演男優賞:アル・パチーノ
           助演女優賞:ホリー・ハンター

“The Overnight”
 配給:ジ・オーチャード
 監督:ジェームズ・ケント
 Budget:-
 Weekend Box Office:$53,022(3) Good!
 OSCAR PLANET Score:74.6
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:アダム・スコット
           主演女優賞:テイラー・シリング

“The Face of Angel”
 配給:スクリーン・メディア・フィルムズ
 監督:マイケル・ウィンターボトム
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:40.4
 Oscar Potential:主演男優賞:ダニエル・ブリュール
           主演女優賞:ケイト・ベッキンセール

“Burying the Ex”
 配給:イメージ・エンターテイメント
 監督:ジョー・ダンテ
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:33.8 BIG BOMB!
 Oscar Potential:メイキャップ&ヘアスタイリング賞

ザ・トライブ “The Tribe”
 配給:ドラフトハウス・フィルムズ
 監督:ミロスラヴ・スラボシュピツキー
 Budget:$1,500,000
 Weekend Box Office:$11,094(1)
 OSCAR PLANET Score:83.2 BIG WAVE!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:グリゴリー・フェセンコ
           主演女優賞:ヤナ・ノヴィコヴァ
           撮影賞、編集賞


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 昨年は公開作がなかったピクサーが完全オリジナルとなる『インサイド・ヘッド』を発表、史上空前の大絶賛の嵐を巻き起こしている。サンフランシスコに越してきた少女ライリーの5つの感情「ヨロコビ(Joy)」「カナシミ(Sadness)」「イカリ(Anger)」「ムカムカ(Disgust)」「ビビリ(Fear)」がいつもとは違う事態に陥り、大冒険を繰り広げる。中でも「ヨロコビ」と「カナシミ」が大きく取り上げられていて、愉快痛快な興奮、そして感涙必至の感動がたっぷり詰まっていると批評家は降参状態。独創的でゴージャスなアニメーションならではの世界観とエモーションのパワフルな躍動は、ピクサー映画の中でも最高峰に立つとのこと(子どもは無邪気に楽しめ、大人は深遠なテーマに胸を打たれるという)。このところ作品の質が落ちてきているとの声が途切れなかったピクサーだが、この一作にて再びアニメーション映画界の頂点に返り咲いたと見て良いだろう。興行的にも『ジュラシック・ワールド』に阻まれて首位デビューこそ逃したが(ピクサー映画がBox Officeで1位を逃すのは初めてのこと)、ピクサー映画史上第2位に入る好スタート。強力な口コミにより持久力のある興行パフォーマンスになるのは確実と言われている。…と、当然期待されるのは賞レース参戦で、オスカーではアニメーション映画賞は候補確実(よほどのライヴァルが現れない限り、受賞も間違いないか)、脚本賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞でノミネートが有力視される他、久々の作品賞候補も視野に入った。一部ではピート・ドクターの監督賞候補を期待する声も…。なお、ヴォイスキャストにはエイミー・ポーラー、フィリス・スミス、ビル・ヘイダー、ミンディ・カリング、ルイス・ブラック、ダイアン・レイン、カイル・マクラクランらが名を連ねている。

 『インサイド・ヘッド』激賞の影に隠れた感はあるが、前週の『Me and Earl and the Dying Girl』に続きサンダンス映画祭を沸かせたインディーズ映画が絶賛されている。『Dope』がその作品で、90年代LA、犯罪多発地域イングルウッドを舞台に、ヒップホップマニアの少年がオタク脱却を目指して足を踏み入れたアンダーグラウンドの世界で冒険を繰り広げる様が描かれる。映画ファンにもお馴染みのファレル・ウィリアムスがプロデュースしているが、その話題性に溺れない良質のコメディとのこと。生き生きとした若手俳優たちの演技と新鮮な視点をキープする演出が素晴らしく噛み合い、オリジナリティに溢れ、洞察力にも富んだエンタ-テイメントが作り上げられている。主演を務めるシャメイク・ムーアはブレイク確実と見られ、賞レースでは各映画賞のブレイクスルー演技部門の有力候補に躍り出たと見て良い。作品としては小品であることが災いしてインディペンデント・スピリット賞止まりの可能性が高いが、オスカーでは脚本賞で健闘を見せるかもしれない。ただ、興行的には活気のない出足なのが気にかかる。限定公開からスタートするべきだったのでは?





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