June 5-7 2015, Weekend

◆6月第1週公開映画BUZZ


“Spy”
 配給:20世紀フォックス
 監督:ポール・フェイグ
 Budget:$65,000,000
 Weekend Box Office:$29,085,719(3711) Good!
 OSCAR PLANET Score:82.8 BIG WAVE!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本
           主演女優賞:メリッサ・マッカーシー
           助演女優賞:ローズ・バーン

“Insidious Chapter 3”
 配給:フォーカス・フィーチャーズ、グラマーシー
 監督:リー・ワネル
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$22,692,741(3002) Good!
 OSCAR PLANET Score:57.7
 Oscar Potential:None

“Entourage”
 配給:ワーナー・ブラザース
 監督:ダグ・エリン
 Budget:$30,000,000
 Weekend Box Office:$10,283,250(3108)
 OSCAR PLANET Score:36.7
 Oscar Potential:None

ラブ&マーシー 終わらないメロディー “Love & Mercy”
 配給:ロードサイド・アトラクションズ
 監督:ビル・ポーラッド
 Budget:-
 Weekend Box Office:$2,122,177(480)
 OSCAR PLANET Score:83.4 BIG WAVE!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:ポール・ダノ
           助演男優賞:ジョン・キューザック
           助演男優賞:ポール・ジャマッティ
           助演女優賞:エリザベス・バンクス

“Testament of Youth”
 配給:ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
 監督:ジェームズ・ケント
 Budget:-
 Weekend Box Office:$53,000(4) Good!
 OSCAR PLANET Score:81.2 BIG WAVE!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:キット・ハリントン
           主演女優賞:アリシア・ヴィキャンデル
           撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞

“Wild Horses”
 配給:エンターテイメント・ワン
 監督:ロバート・デュヴァル
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:28.1 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ロバート・デュヴァル
           助演男優賞:ジェームズ・フランコ
           助演男優賞:ジョシュ・ハートネット

ハングリー・ハーツ “Hungry Hearts”
 配給:サンダンス・セレクツ
 監督:サヴェリオ・コスタンツォ
 Budget:-
 Weekend Box Office:$1,869(2) zzz...
 OSCAR PLANET Score:58.9
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:アダム・ドライヴァー
           主演女優賞:アルバ・ロルヴァケル

※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 ブレイク後、主演作が全て2,000万ドルを超えるオープニング成績を記録するという怒涛の快進撃が続くメリッサ・マッカーシーが、今夏も新作コメディをドロップ。『Spy』がその作品で、マッカーシーはエージェントに憧れるCIAアナリスト役。彼女がパートナーを救ったことをきっかけに大活躍する様が描かれる。脇をジュード・ロウ、ジェイソン・ステイサム、ローズ・バーン、アリソン・ジャニーらビッグネームが固めていることから見ても、いかにマッカーシーがハリウッドにおけるパワーを増大させているかが分かろうというもの。そして、作品の質も上昇気流に乗ったスターに見合ったもののようで、(手放しの絶賛とは言わないまでも)好意的見解が圧倒的大多数を占めている。大胆かつ進歩的な内容である上、マッカーシーが次々投下する笑いの爆弾は抱腹絶倒との声が相次いでいる。興行的にもまたもやストロングスタート。1億ドル突破が狙えるかもしれない。…ということは、マッカーシーはさらにスターパワーを強力なものにすることになる。ゴールデン・グローブ賞候補の可能性はゼロではない(一部ではシーンスティラーであるバーンも含め、オスカー候補を期待する声も出ている)。

 「インシディアス」(10年)シリーズ第3弾となる『Insidious: Chapter 3』は二作目(13年)以上一作目以下の出来映えとの声が多い。思いがけず深いテーマが隠されたプロットのようで、オリジナルほどの衝撃はないかもしれないがホラーファンには十分楽しめる仕上がりとのこと。とりわけ三度霊能者を演じるリン・シェイのパフォーマンスは好評。なお、物語は前二作の前日譚に当たり、お馴染みのエリーズ・エイニア(シェイ)が悪魔に魅入られた十代の少女をいかにして助け、霊能者となったのかが描かれる。興行的には二作目ほどのパワーは感じられないが、それでも製作費を考えれば上々のオープニングと言えるだろう。もちろん賞レース参戦を狙った映画ではない。

 『Entourage』はTVシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」(04年~11年)の劇場版。映画スター、ヴィンス・チェイスと取り巻きたちがカムバック。ヴィンスが監督デビューすることをきっかけに巻き起こる騒動が描かれる。批評家の反応は芳しいものではなく、単純にTVシリーズを105分に伸ばしたに過ぎず、伸ばした分だけ内容は薄いとの批判が目立っている。豪華カメオ出演陣は見物かもしれないが、唐突さは拭えない模様。また、興行的にも大ヒットへの発展を思わせるような出足ではない。シリーズ終了後、4年も経っていることが響いたか。ただし製作費は抑えられている(その後、映画界でビッグブレイクした者がいないため?)。賞レースではゴールデン・グローブ賞も厳しく、映画シリーズとして続行される目も小さいのでは?

 インディーズ映画では『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』に注目。ザ・ビーチ・ボーイズのメンバーとして知られるブライアン・ウィルソンを描く実話映画。60年代と80年代を背景にしていて、ザ・ビーチ・ボーイズが人気絶頂の60年代、ウィルソンがプレッシャーに苦悩する様を演じるのはポール・ダノ。低迷中の80年代、ある女性との出会いにより希望を見出していくウィルソンを演じるのはジョン・キューザック。ふたりのパフォーマンスへの賛辞を中心に批評家からは温かい言葉が寄せられている。音楽史に残る遺産への敬意を忘れることない演出はザ・ビーチ・ボーイズのファンのみならず、多くの映画ファンの心を捉えるだろうとのこと。もしかしたら賞レースのサプライズコンテンダーになるのではないかとの声も出ている(批評家賞次第か)。ただし、興行的にはインパクトのあるスタートではない。





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