インターンシップ

インターンシップ “The Internship”
IT企業 Google 滑り台 自転車 昼寝室。サウナ。遊園地
監督:ショーン・レヴィ

出演:ヴィンス・ヴォーン、オーウェン・ウィルソン、ローズ・バーン、
   マックス・ミンゲラ、ディラン・オブライエン、ティヤ・シルカー、
   ジョシュ・ブレナー、トビット・ラファエル、アーシフ・マンドヴィ、
   ジョシュ・ギャッド、ジェシカ・ゾー、ロブ・リグル、エリック・アンドレ、
   ジョン・グッドマン、ウィル・フェレル
ピザ バイク 宅配 筋トレ 筋肉 マラソン
評価:★★




 地道に腕時計を売る仕事をしているヴィンス・ヴォーンとオーウェン・ウィルソンの会社が突然倒産する。アナログ人間の彼らがIT企業のインターンとなり、就職を目指す。ライヴァルは優秀大学の学生たち。果たして勝ち目はあるだろうか。『インターンシップ』のテーマは「変化」だ。そして「人と情報を繋げる」ことだ。

 就職テストはヴォーンとウィルソンが変わり者の学生たちとチームを組み、ライヴァルチームよりもポイントを稼ぐこと。その競争が見せ場になるわけだけれど、アナログ人間ふたりが足を引っ張るのは言うまでもない。安心できる着地点に向かって、笑いがのんびり振り撒かれる。心地良いとするか、温いとするか。判断には迷わない。

 予想通りチームは苦戦する。まとまりもない。彼らをひとつにするのがヴォーンとウィルソンの役割だ。…となると方法は察しがつく。そうなのだ。クラブに踊りに行き、アルコールを浴びるように呑み、美しい景色に心打たれ、ちょっとだけ語り合ったら、あら不思議、アッという間に団結力ばっちり。つまり精神論が前面に出る。どれだけテクノロジーが発達しても、最後に物を言うのは「人間の力」だ。はい、優等生。

 「人間の力」はもちろん大切だけれど、それだけでは生き残れないのが今という時代のはずで、その中でこの流れはかえって息苦しさを感じる。バランスの問題を放棄し、「人間の力」を「人間的魅力」と読み違える。甘い顔が苛立ちを誘う。

 ひょっとすると物語の舞台の目新しさを信じ過ぎたのかもしれない。ヴォーンとウィルソンが狙うIT企業とは、あのGoogle社なのだ。Googleは撮影に全面協力。その「天真爛漫」かつ「未来的」な社風に自信満々だ。けれど、これが面白くない。色が溢れる敷地。食べ物や飲み物の無料サーヴィス。滑り台。自転車。昼寝室。サウナ。ちょっとした遊園地。新しいものを生み出すために必要な柔軟性ってこういうことなのか。これはイメージアップになっているのか。

 ヴォーンとウィルソンの掛け合いは安定感がある。…と書くとプラスポイントのようだけれど、むしろ逆。息が合い過ぎて、予期せぬ角度からの笑いが生まれない。アドリブも相当あったはずで、完全に素で笑っている箇所も多い。緊張の糸はある程度張る必要がある。なお、若手俳優陣の中ではディラン・オブライエンが目を引いた。演技云々ではない。黒縁メガネをかけたせいか、オリエンタルラジオの藤森慎吾にしか見えないのだ。





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