April 3-5 2015, Weekend

◆4月第1週公開映画BUZZ


ワイルド・スピード SKY MISSION “Furious 7”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:ジェームズ・ワン
 Budget:$250,000,000
 Weekend Box Office:$147,187,040(4004) Great!
 OSCAR PLANET Score:74.6
 Oscar Potential:編集賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞

“Woman in Gold”
 配給:ワインスタイン・カンパニー
 監督:サイモン・カーティス
 Budget:$11,000,000
 Weekend Box Office:$2,091,551(258) Good!
 OSCAR PLANET Score:50.0
 Oscar Potential:主演女優賞:ヘレン・ミレン
           助演男優賞:ライアン・レイノルズ

“Effie Gray”
 配給:アダプト・フィルムズ
 監督:リチャード・ラクストン
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:52.4
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演女優賞:ダコタ・ファニング
           助演男優賞:ジム・スタージェス
           助演女優賞:エマ・トンプソン

“Electric Slide”
 配給:ミリアド
 監督:トリスタン・パターソン
 Budget:-
 Weekend Box Office-
 OSCAR PLANET Score:28.9 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ジム・スタージェス
           助演男優賞:クリストファー・ランバート
           助演女優賞:パトリシア・アークェット

“Cut Bank”
 配給:A24
 監督:マット・シャンクマン
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:41.6
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:リアム・ヘムズワース
           助演男優賞:ブルース・ダーン
           助演男優賞:ジョン・マルコヴィッチ
           助演男優賞:ビリー・ボブ・ソーントン

“5 to 7”
 配給:IFCフィルムズ
 監督:ヴィクター・レヴィン
 Budget:-
 Weekend Box Office:$18,006(2)
 OSCAR PLANET Score:58.1
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:アントン・イェルチン
           主演女優賞:オリヴィア・サールビー
           助演男優賞:フランク・ランジェラ
           助演女優賞:グレン・クローズ

“Boychoir”
 配給:インフォーマント・メディア
 監督:フランソワ・ジラール
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:57.7
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           助演男優賞:ダスティン・ホフマン

“Last Knights”
 配給:ライオンズゲイト
 監督:紀里谷和明
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:24.8 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:クライヴ・オーウェン
           助演男優賞:モーガン・フリーマン


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 「ワイルド・スピード」第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』が遂に登場。ポール・ウォーカーの急逝という予期せぬ悲劇により完成が遅れていたが、無事公開。前作でオーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を壊滅させたドミニクとブライアンの前にオーウェンの兄であるデッカードが復讐に現れて…という物語。デッカードをジェイソン・ステイサムが演じていて、これにより今回はヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、そしてステイサムと今のアクション映画界を代表する面子が顔を揃えることになった。ミシェル・ロドリゲスやジョーダナ・ブリュースターらレギュラー陣も続投。また、ウォーカーは撮影中に亡くなったため、そのスタントダブルを弟のケイレブとコディが務めている。この「ワイルド・スピード」は回を重ねても批評家の支持が落ちないという稀有なシリーズで、今回も好意的見解が優勢。シリーズのファンが大喜びすること間違いなしの派手なアクションが矢継ぎ早に繰り出されるのはもちろんのこと、ウォーカーの死の影響もあり、予想外にドラマティックな要素も盛り込まれているという。賞レースでは技術部門も含めて愛されてこなかったが、もちろんそんなことは問題なし。今回も週末3日間で1億5,000万ドル弱という驚異的な数字を叩き出し、勢いの持続を自ら祝っている。

 『Woman in Gold』は実話を基にしたドラマ。第二次大戦中にナチスに奪われた美術品(グスタフ・クリムト)の返還を求めてオーストリア政府と闘う老女の物語。ヘレン・ミレンがヒロインを、弁護士をライアン・レイノルズが演じている。批評家受けしそうな物語だが、結果は芳しいものではない。ミレンやレイノルズの演技には賛辞が出ているものの、物語と演出は事実に寄り掛かっただけの味気ないものとの指摘が相次いでいる。これでは賞レースに参加するのは難しい。それにも関わらず映画ファンからは一定の支持を集めているのが面白いところで、300館に満たない公開館数ながらランキングは7位に入り、一館当たりのアヴェレージではトップ10作品中、『SKY MISSION』に次ぐ2位という健闘を見せている。ミレンのスターパワーが発揮されという分析が多い。

 ヴィクトリア朝時代を舞台にした『Effie Gray』も苦しい評価。美術評論家ジョン・ラスキンとその幼な妻であるエフィ・グレイ、そしてひとりの青年の三角関係を描いた時代物で、出演もしているエマ・トンプソンが久しぶりに脚本も手掛けている。批評家は『Woman in Gold』同様、俳優陣(ダコタ・ファニング、ジム・スタージェス、グレッグ・ワイズ、トンプソンら)の演技を認めつつも、焦点がなかなか定まらない物語の欠点を嘆いている。賞レースに絡むとするなら美術賞や衣装デザイン賞になるだろうが、この反応を見る限り、実現の目はほぼ消えたと言って良い。

 さて、今年のアカデミー賞で見事助演女優賞を受賞したパトリシア・アークェットが出演した作品も封切りになった。昨年のトライベッカ映画祭で公開済みの『Electric Slide』で、主演は『Effie Gray』にも出ているジム・スタージェス。家具のセールスマンから銀行強盗へと転身した青年を描く実話ドラマ。批評家からは魅力のないキャラクターがユーモアを忘れて暴れるだけとの反応で占められ、全く相手にされていない。現在注目度が高いはずのアークェットへの言及すら目立たないのが、作品の出来を象徴していると言える。もちろん賞レース参戦の目は(ラジー賞も含め)ない。





ブログパーツ

blogram投票ボタン

スポンサーサイト

テーマ : 映画情報
ジャンル : 映画

プロフィール

Author:Yoshi
Planet Board(掲示板)

旧FILM PLANET

OSCAR PLANET




since April 4, 2000

バナー
FILM PLANET バナー

blogram投票ボタン
blogram投票ボタン
人気ページ<月別>
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Friends
福☆こもろ