March 27-29 2015, Weekend

◆3月第4週公開映画BUZZ


“While We're Young”
 配給:A24
 監督:ノア・バームバック
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$227,688(4) Great!
 OSCAR PLANET Score:78.9
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ベン・スティラー
           主演女優賞:ナオミ・ワッツ
           助演男優賞:アダム・ドライヴァー
           助演女優賞:アマンダ・セイフライド

“Serena”
 配給:マグノリア
 監督:スザンネ・ビア
 Budget:$25,000,000
 Weekend Box Office:$100,090(59) zzz...
 OSCAR PLANET Score:33.0 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ブラッドリー・クーパー
           主演女優賞:ジェニファー・ローレンス

“Home”
 配給:ドリームワークス
 監督:ティム・ジョンソン
 Budget:$135,000,000
 Weekend Box Office:$52,107,731(3701) Great!
 OSCAR PLANET Score:51.0
 Oscar Potential:アニメーション映画賞

“Get Hard”
 配給:ワーナー・ブラザース
 監督:イータン・コーエン
 Budget:$40,000,000
 Weekend Box Office:$33,803,253(3175) Good!
 OSCAR PLANET Score:37.5
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:ウィル・フェレル
           主演男優賞:ケヴィン・ハート

“The Riot Club”
 配給:IFCフィルムズ
 監督:ロネ・シェルフィグ
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:53.4
 Oscar Potential:主演男優賞:サム・クラフリン
           主演男優賞:マックス・アイアンズ
           助演男優賞:ダグラス・ブース

“Welcome to New York”
 配給:IFCフィルムズ
 監督:アベル・フェラーラ
 Budget:-
 Weekend Box Office:-
 OSCAR PLANET Score:67.5
 Oscar Potential:主演男優賞:ジェラール・ドパルデュー
           主演女優賞:ジャクリーン・ビセット


※OSCAR PLANET Score…各有力媒体の批評を基にOSCAR PLANET独自の計算法により弾き出した評価バロメーター。作品賞、監督賞&脚本賞レース参戦を目指すのであれば、少なくとも70.0以上は欲しく、80.0以上なら堂々たる資格を具えていると考えて良い。ただし、演技賞や技術賞では作品評価が伸びなくても、候補入りする場合が少なくない。

※Oscar Potential…オスカーチャンスのある部門。太字は特にその可能性が高い。


【総括】
 いちばんの注目作はノア・バームバックが手掛ける『While We're Young』。中年の危機を迎えたカップルが、若いカップルに刺激を受けて関係を見直す様を描くコメディ・ドラマ。痛烈な現実と皮肉をたっぷり塗したバームバックならではの視点が独特で、単に可笑しいだけではない人生の苦味を感じさせる語り口が熱い歓迎を受けている。熱心なバームバック映画ファン詰めかけたのか、限定4館での公開ながら、映画館も大変な賑わい。公開時期を考えると賞レースに絡むのは容易ではないだろうが、気に留めておいて損はないだろう(インディペンデント・スピリット賞での健闘は大いに期待される)。なお、バームバックは今年、『Mistress America』という作品も控えていて(再び主演はパートナーのグレタ・ガーウィグ)、こちらが賞レースの本命かもしれない。サンダンス映画祭では早速高評価を獲得している。

 お蔵入りが危ぶまれていた『Serena』が、限定公開ながらようやく封切になった。とは言え、批評家の反応は芳しくない。大恐慌時代のノースカロライナを舞台に、林業を営む男と結婚した女の物語。世界的な評価を獲得しているスザンネ・ビアの指揮の下、ジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパーという絶好調のふたりを再共演させるも、ただ一緒の画面に入っていること以外に感じるものがないメロドラマだとばっさり斬り捨てられている。ラジー賞に絡むことはないだろうが、近年のふたりの成果を考えると、勿体ないプロジェクトに終わってしまったというのが、業界内の見方。興行的にも拡大公開に期待を望めない大失敗スタートに終わっている。

 ドリームワークス製アニメーション『Home』は同社が起死回生を狙う一本。アダム・レックスによる児童書 「The True Meaning of Smekday」をベースに、地球にやってきたエイリアンと少女の冒険を描く作品。賑やかで安心感があり笑いも少なくないものの、ただそれだけしかないと批評家からの反応は鈍く、アニメーション映画賞レース参戦は難しい。ただし、興行的にはロケットスタート。こちらの方が不振が続くドリームワークスにとっては重要なポイントだろう。続編製作があってもおかしくないオープニングで、今後の同社の経営を大きく左右する運命のシリーズに育っていくかもしれない。なお、ヴォイスキャストにはジム・パーソンズ、リアーナ、スティーヴ・マーティン、ジェニファー・ロペスと大物が揃えられている。

 ウィル・フェレルとケヴィン・ハートが組んだ『Get Hard』も登場。服役が迫るビジネスマン(フェレル)が、服役経験のないアフリカ系アメリカン(ハート)に服役の心構えを習う様を描く、もちろんコメディ。作り手が笑いと考えるものが、退屈で、時に不快に感じられ、ファニーなコメディアンふたりの無駄遣いだと斬った評が大半。ただし、そう考えたのは批評家だけのようで、映画館は予想を超える観客が詰めかけて賑わっている。続編製作も問題ないだろう。評価としてはラジー賞に絡んでもおかしくないレヴェルだが、興行成績とのバランスを考えると、それはないのではないか。これならば日本公開ありそう…とはならないのは残念無念。





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