第35回ゴールデン・ラズベリー賞ノミネーション予想

 今シーズンもまた、ゴールデン・ラズベリー賞を予想する時期がやってた。サイテーな映画を決めるという、何とも大きなお世話な賞。にも関わらず、どうにもこうにも憎めない愛敬がある。候補が評判が芳しくなかった作品から選ばれるのはもちろんだけれど、同時にそれは話題を集めた証拠でもある。少しでも気にかかるから、人は投票するのだ。候補者は人気のある証拠だと笑っていれば良い、それがゴールデン・ラズベリー賞だ。

 歴代の受賞者を眺めてみると、なかなかの面子が並ぶ。第一回はブルック・シールズから始まり、二年後にローレンス・オリヴィエが戴冠。第5回にはシルヴェスター・スタローンが受賞し、その後他の追随を許さない快進撃をスタート。プリンスやマドンナ、ダリル・ハンナ、ライザ・ミネリ、クリスティ・マクニコルらが80年代を飾り、ケヴィン・コスナー、メラニー・グリフィス、シャロン・ストーン、デミ・ムーア、アリシア・シルヴァーストーン、ブルース・ウィリスらが90年代を盛り上げる。20世紀ギリギリになってアダム・サンドラーが登場、その後ジョン・トラヴォルタ、ベン・アフレック、ジェニファー・ロペス、ハル・ベリー、マライア・キャリー、エディ・マーフィらが餌食華となる。

 個人的に気に入っているのは第16回。ポール・ヴァーホーヴェン監督の『ショーガール』が圧倒的強さを発揮したからだ。実はヴァーホーヴェン、結構好きなのだ。下品さに愛敬がある稀有な例。『ショーガール』でも散々笑わせてくれた。この年、助演男優賞はデニス・ホッパーが『ウォーターワールド』で受賞しているのだけれど、カイル・マクラクランだったら完璧だった。マクラクラン、おそらく世間ではデヴィッド・リンチ映画のイメージが強いはずだ。けれど、個人的には『ショーガール』で笑わせてくれた人だ。

 さて、今シーズンはどんなメンバーが候補に挙がるのか。今年も適当に各部門を予想。以下の通り。



◆作品賞
Kirk Cameron's Saving Christmas
Left Behind
荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて
トランセンデンス
トランスフォーマー ロストエイジ
runner-up:Atlas Shrugged: Who Is John Galt?
       ザ・ヘラクレス
       The Interview


◆監督賞
ヴィク・アームストロング(Left Behind)
マイケル・ベイ(トランスフォーマー ロストエイジ)
ダーレン・ドーン(Kirk Cameron's Saving Christmas)
セス・マクファーレン(荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて)
ウォーリー・フィスター(トランセンデンス)
runner-up:ジェイク・カスダン(Sex Tape)
       レニー・ハーリン(ザ・ヘラクレス)
       ジェームズ・マネラ(Atlas Shrugged: Who Is John Galt?)


◆主演男優賞
カーク・キャメロン(Kirk Cameron's Saving Christmas)
ニコラス・ケイジ(Left Behind)
ジョニー・デップ(トランセンデンス)
セス・マクファーレン(荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて)
アダム・サンドラー(子連れじゃダメかしら?)
 runner-up:ジェームズ・フランコ(The Interview)
        ケラン・ラッツ(ザ・ヘラクレス)
        マーロン・ウェイアンス(A Haunted House 2)


◆主演女優賞
ジェニファー・アニストン(Horrible Bosses 2)
ドリュー・バリモア(子連れじゃダメかしら?)
キャメロン・ディアス(The Other Woman、Sex Tape)
メリッサ・マッカーシー(Tammy)
シャーリズ・セロン(荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて)
 runner-up:エリザベス・バンクス(Walk of Shame)
        ニコール・キッドマン(Before I Go to Sleep)
        リア・ミシェル(オズ めざせ!エメラルドの国へ)


◆助演男優賞
メル・ギブソン(エクスペンダブルズ3)
ケルシー・グラマー(エクスペンダブルズ3、トランスフォーマー ロストエイジ)
リーアム・ニーソン(荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて)
T・J・ミラー(トランスフォーマー ロストエイジ)
シャキール・オニール(子連れじゃダメかしら?)
 runner-up:ラッセル・クロウ(ニューヨーク 冬物語)
        アーノルド・シュワルツェネッガー(エクスペンダブルズ3)
        キーファー・サザーランド(ポンペイ)


◆助演女優賞
ブリジット・キャメロン(Kirk Cameron's Saving Christmas)
キャメロン・ディアス(ANNIE アニー)
ミーガン・フォックス(ミュータント・タートルズ)
ニコラ・ペルツ(トランスフォーマー ロストエイジ)
アマンダ・セイフライド(荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて)
 runner-up:ジェーン・フォンダ(This Is Where I Leave You)
        ジェイミー・プレスリー(A Haunted House 2)
        スーザン・サランドン(Tammy)



 今回予想が難しいのは、年末世間を騒がせた『The Interview』がどう評価されるのか、読めないからだ。批評家の反応は実はそれほど悪くはない。絶賛一色ではないが、酷評一色でもない。そこそこ笑えるというのが一般的な反応で、ラジー賞の本命と予想するにはちょいと弱いのだ。北朝鮮を怒らせたという、見方によっては「よくやった」的な反応があってもおかしくなく、うーん、読めない。それよりも『テッド』(12年)大成功の反動から、セス・マクファーレンの『荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて』が主役のような気がする。まあ、どうでもいいか。

 そんなわけで有力候補の皆さん、ノミネートされると良いですネ!




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