シャドウハンター

シャドウハンター “The Mortal Instruments: City of Bones”

監督:ハラルド・ズワルト

出演:リリー・コリンズ、ジェイミー・キャンベル・バウアー、
   ロバート・シーハン、ケヴィン・ゼガース、レナ・ヒーディ、
   ケヴィン・デュランド、エイダン・ターナー、ジェマイマ・ウエスト、
   ゴッドフリー・ガオ、CCH・パウンダー、
   ジャレッド・ハリス、ジョナサン・リース=マイヤーズ

評価:★




 何だかリリー・コリンズを見る度に言っている気がする。彼女の眉毛は本当に主張が強い。可愛い女の子の太眉と言うと、ちょっと前まではジェニファー・コネリーを真っ先に思い浮かべたけれど、今はもう、コリンズの一人勝ち。どんな演出にも呑まれない迫力がある。太眉が作品を支配してしまうのだ。相手役のジェイミー・キャンベル・バウアーが細眉なので、余計に元気溌剌眉毛。

 どうやら作り手は眉毛にはさほど気を遣わなかったようで(それでも徐々に手入れが入ったかもしれない)、『シャドウハンター』はマーケティング通りの見せ方に終始する。ベストセラーの映画化という触れ込みもあるものの、はっきり言ってしまえば、これはもう「トワイライト」(08~12年)シリーズの終了で空いたポジションを狙っていることが見え見えだ。赤面必至の少女漫画的エピソードや画を並べ立て、さあ大金を稼ぎましょう。

 女が男に床に押し倒された状態で顔を近づけ合ったり(でもキスは思い留まる)、宙に浮かぶ水の玉でじゃれ合ったり、屋内庭園のようなところで誕生日を祝ったり、スプリンクラーのシャワーで濡れながらキスを交わしたり…女子の妄想が炸裂。もちろん恋のライヴァルも配置されている。その内のひとりがゲイなのは新味…なのか?!

 「トワイライト」のみならず、借り物の設定は多い。実は人間ではないといういうのは「ハリー・ポッター」風味だし、ママが誘拐されるのは「パーシー・ジャクソン」シリーズ。聖杯云々はこの手の推理劇の定番だし、ヴァンパイアやら人狼やらが出てくるのはもはや語られ尽されて口に出すのが恥ずかしくなるほど。

 ヒロイン像はこれで良いのだろうか。アクション場面にたいして貢献しないのがじれったいのはまだ目を瞑っても良いけれど、男との距離感がみっともないのはどうか。友人の男の子を便利に使い、恋のライヴァルにはキツい言葉を投げ掛け、本命の男にはわざと隙を作って誘わせる。どちらかと言うと、女が嫌うタイプの女に近い。悪女が絶対似合わないコリンズの好感を持ってしても、カヴァーし切れない。

 …なんてことをアレコレいちゃもんつけていると、良く分からないまま話は終わる。結局シャドウハンターって何だったの?妖魔とやらとはどうして仲が悪いの?基本の基本が見えない物語。あぁ、それは続編を観ろということなのか。どうでもいいか。そうか。どうなんだ。





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