BEST10 & WORST10 2013 音楽編

 今年も番外編として音楽についても少々。

 2013年初め頃は、P!nkの『The Truth About Love』、ブルーノ・マーズの『Unorthodox Jukebox』、Fun.の『Some Nights』あたりを中心に聴いていた。マーズのアルバムはデビュー盤に較べると翳りが足りないかなぁと思っていたけれど、聴き込んでいくうちにどんどん良くなっていった。メロディ作り、とても上手いなぁ。

 3月に入ると、遂に復活したジャスティン・ティンバーレイクが『20/20 Experience』をドロップ。1stシングルの「Suit & Tie」を聴いたときは、懐古趣味が過ぎるのではないかと思ったのもの、アルバム全体を通して聴くと、うん、良いわー。ミディアムチューンがとても心地良くて、自然と身体がゆったりしたリズムをとってしまう感じ。2ndシングルになった「Mirrors」は特に名曲だと思う。

 さて、ここで突然話は変わる。急に偏見めくのだけど、個人的に自分より年下のミュージシャンにはあまりのめり込まない性質だったりする。自分より短い人生の者に諭されるのがちょっと悔しいと言うか恥ずかしいと言うか。でも、もはや第一線で活躍中のミュージシャンは年下ばかりだし、先に挙げたP!nkもマーズもFun.もティンバーレイクも皆年下だし、そんなこと言ってたら聴く音楽がなくなってしまうので、あるときからほとんど年齢は気にしなくなったのだけど、今年自分の半分しか生きていない若造たちが出てきたのには、さすがにべっくらいこいたのだった。しかも、完璧にその若造たちに魅せられてしまったのには、べっくらこき過ぎてひっくり返ってしまったのだった。

 彼らとはアイルランドから飛び出したザ・ストライプスだ。平均年齢、なんと16歳だぜ!うそぉぉぉん…。

 彼らについてはエルトン・ジョンやポール・ウェラー、オアシスのノエル・ギャラガーらが絶賛しているという話は聞いていた。ただ、そういう煽りを全く信じないばかりか、むしろ胡散臭いとさえ思っていたのに、ラジオから流れてきたデビューシングル「Blue Collar Jane」一発で彼らの虜になってしまったのが恥ずかしい。4月に出たEPを聴いて完全に自分好みであることを確認。1stアルバムはいつの出るのか早くしてくれと待ち望み、焦らし攻撃の夏を耐え、初秋にようやくお目見えしたのが『Snapshot』だ。

 いやー、何と言うか、一言で言うなら楽しいアルバムなのだ。音楽が好きで好きでたまらないガキンチョが楽しんでいる感じが伝わるアルバムなのだ。ヴォーカルの声は若いし、ちょっと無理して声を作っている感じがあるし、音も幼いところがあるにはあるものの、そんなことどうでも良い。60年代、70年代のブルースやロック、R&Bの影響をもろに受けて、でもそれを真似するのではなくて、今の子たちが音を鳴らしたらオリジナルな音楽になった、みたいなファンキーで愉快な魅力に溢れている。このアルバムからはその後、「Hometown Girls」「What A Shame」「Mystery Man」「You Can't Judge a Book by the Cover」がシングルカット、いずれも好みのど真ん中を突いてくる。「You Can't Judge a Book by the Cover」なんかはカヴァーなのに、完全に彼らの楽曲になっている。

 うぉー、ライヴ行ってみたい。来日公演のチケットを探したら、時既に遅し、ソールドアウトになっていた。なので、テレビ出演した音楽番組を見るだけで我慢。ふむ、やっぱり子どもだ。オッサン化していない子どもだ。ヴォーカルのロス・ファレリーはMUSIC VIDEOでずっとサングラスをかけていたので、タモリ式にサヴァイヴァルしていくのかと思いきや、いきなりサングラスを外していて驚いた。あら、音楽やるときはちょっと背伸びしているってことなのか。可愛いじゃないのさ。

 今年早くも次のアルバムが出るという噂もあるけれど、途中解散がないとして、最後のアルバムまで見届けられるだろうか。ラストアルバムが出る前に自分が死んでしまわないか心配だ。何しろ20歳離れてるからね。20歳ってアンタ、わちきが成人したとき生まれたってことでっしゃろ。あぁ、世の中、怖いことがいっぱい。

 ザ・ストライプスが出てきたことで、同時期に出たフランツ・フェルディナンドの『Right Thoughts, Right Words, Right Action』、ジャスティン・ティンバーレイクの『The 20/20 Experience – 2 of 2』、ケイティ・ペリーの『Prism』、レディー・ガガの『Artpop』、アヴリル・ラヴィーンの『Avril Lavigne』、エミネムの『The Marshall Mathers LP 2』といったあたりが吹っ飛んでしまった。ちゃんと他のアーティストのアルバムも聴くのだけど、気がつくと、ザ・ストライプスに戻っている。個人的にアデルの『21』、P!nk姐さんの『The Truth About Love』に続く、中毒性の高いアルバムなのだ。

 そんなこんなで2014年に入ってからもザ・ストライプスのアルバムを聴き続けている。Green Dayのビリー・アームストロングとノラ・ジョーンズがエヴァリー・ブラザーズの名盤を完全カヴァーした『Foreverly』もよく聴くけれど、寝る前落ち着きたいときに流すという感じ。誰か他に出てこいよー。…と思ったところで先日のグラミー賞授賞式。無茶苦茶カッコ良かったイマジン・ドラゴンズのデビュー盤『Night Vision』を手に入れたところ傑作中の傑作で、どうやら次なる中毒アルバムはこれになりそう。でもまあ、彼らについては来年のこの欄で書くことにしようか。

 ちなみに邦楽は本当に聴かなくなった。今年よく聴いたのは同じ愛知県出身の近藤晃央の1stアルバム『ゆえん』ぐらいかなぁ(シングルになった「フルール」、収録曲の「HONEY」がとても良い)。せめて音楽チャートが面白くなるとチェックし甲斐があるのだけど、ソロでは売り辛いのか、握手権・投票権をバラ蒔く某人海戦術アイドル関連が席巻するばかりで、退屈なんだよなぁ。いや、別にそういう売り方にどうこう言うつもりはないけれど(自分がそういう商法に巻き込まれなければ、どうでも良い)、チャートの意味がなくなるのは寂しいねぇ。オ●コンもカウント法を考えた方が良いのでは?

 そんなこんなで、2014年もカッチョイイ音楽に出会えますように。



◆My Best Song 2013
 1. The Monster  エミネム featuring リアーナ  このコンビは本当に相性が良い。単純にカッチョイイ。
 2. Mirrors ジャスティン・ティンバーレイク  なんと心地良いグルーヴ。
 3. Royals ロード  この落ち着き払った声とサウンドは何なんだー。





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