俺のムスコ

俺のムスコ “That's My Boy”

監督:ショーン・アンダース

出演:アダム・サンドラー、アンディ・サムバーグ、レイトン・ミースター、
   エヴァ・アムリ、ジャスティン・ウィーヴァー、スーザン・サランドン、
   ジェームズ・カーン、ブレイク・クラーク、アナ・ガステヤー、
   ニック・スウォードン、トニー・オーランド、ヴァニラ・アイス、
   ミーガン・フェイ、マイロ・ヴィンティミリア、ウィル・フォーテ

評価:★★




 デブのバアサンがストリップ・ショーで緩く踊る。中学生と若い教師が学校でイケないことをする。ヴァニラ・アイスがカメオではなく何度も出てくる。中国人の使用人が出てきて邪険に扱われる。タマの位置を人前で調節する。オッパイで野球のボールを受ける。硬く大きくなったアレをパンツ越しに見せつける。

 まだまだ、終わらない。バアサンの写真を見ながらオナニーする。神父が過激な暴力に走る。大の大人の男たちがダイナーに向かってゾウのような小便を引っ掛ける。イロモノ扱いのバアサンとセックスに雪崩れ込む。人前で大便を洩らして尻を押さえながら逃走する。ウェディングドレスを着たマネキンとセックスする。汚物と精液塗れのドレスを舐める。オチが近親相姦で締められる。

 これだけ挙げれば『俺のムスコ』がどんな映画か分かろうというものだけれど、父と息子の関係という物語のテーマは意外に真面目に語られている方ではないか。良い父親ではなかったかもしれない。息子は受けるべき教育を受けられなかったかもしれない。けれど、父が息子に対して抱いている愛情は、茶化されていない。

 配役のおかげもあるのだろう。ヘッジファンドのマネージャーとして順風満帆の人生を送る息子、税金の滞納で刑務所入り間近の父親をアンディ・サムバーグとアダム・サンドラーが演じていて、なるほどこれは巧いキャスティングだ。顔の造形や全体の印象が似ているし、何より醸し出す温かな空気に通じるものがある。最近はバカ映画ばかりに出ているので分かり辛いものの、サンドラーならではの柔らかな佇まいは、人を安心させる(作った濁声はやめて欲しい)。サムバーグはそれと同じものを持っている。

 そう、サムバーグが悪くない。隣にいてくれたらホッとしそうな安心感を嫌味なく発散している。バカになれる潔さも悪くないけれど(「サタデー・ナイト・ライブ」での下ネタで知られている)、より注目すべきは口回りだ。ゴムのようにぐにゃぐにゃに動く感じが面白い。この口から出てくる言葉にリズムが感じられるのは偶然ではない気がする。なんとなくミック・ジャガーを連想させるときもあった。

 くだらないギャグが大半を占める中、最も可笑しかったのはタトゥーに関するそれだ。サンドラーは幼少時の息子の背中にタトゥーを入れる。それもニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのタトゥーだ。大人になった息子の背中のニュー・キッズは…メンバーの頭だけが大きく膨れ上がってしまった!バカバカしくて、可愛いじゃないの。これで名前がハン・ソロというんだから、うーん、憎めない。…って、何でこの映画をフォローしているのか、自分でもワケワカラン。





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