ロマンティックじゃない?

ロマンティックじゃない? “Isn't It Romantic”

監督:トッド・ストラウス=シュルソン

出演:レベル・ウィルソン、アダム・ディヴァイン、リアム・ヘムズワース、
   プリヤンカ・チョープラー、ブランドン・スコット・ジョーンズ、
   ベティ・ギルピン、ジェニファー・ソーンダース

評価:★★★




 ロマンティック・コメディのヒロインは完璧メイクの状態で目を覚まし、すぐ転び、洋服選びに1シーンかける。ゲイの友達がいて、スローモーションで走り、結婚式を壊して本当に好きな人と結ばれる。『ロマンティックじゃない?』の主人公はそれに嫌悪感を抱く人物だ。ロマコメ好きの友人にいつも文句だらだら。そして現実はロマコメとは違うと不満たらたら。実際にこの人物がいたら相当鬱陶しい。嫌な女だと感じるかもしれない。

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January 24-26 2020, Weekend

◆1月第4週公開映画BUZZ


“The Gentlemen”
 配給:STXフィルムズ
 監督:ガイ・リッチー
 Budget:-
 Weekend Box Office:$10,651,884(2165)
 OSCAR PLANET Score:59.1
 Oscar Potential:主演男優賞:マシュー・マコノヒー
           助演男優賞:コリン・ファレル
           助演男優賞:ヒュー・グラント
           助演男優賞:チャーリー・ハナム
           助演女優賞:ミシェル・ドッカリー

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ジャンル : 映画

セカンド・アクト

セカンド・アクト “Second Act”

監督:ピーター・シーガル

出演:ジェニファー・ロペス、ヴァネッサ・ハジェンズ、リア・レミニ、
   アナリー・アシュフォード、シャーリン・イー、トリート・ウィリアムス、
   マイロ・ヴィンティミリア、デイヴ・フォーリー、ラリー・ミラー、
   アラン・アイゼンバーグ、フレディ・ストローマ、ダン・ブカティンスキー

評価:★★




 ハリウッドは定期的にお仕事ムービーを送り出す。このジャンルの主人公は女性だ。いや、男性が主人公だとお仕事ムービーだと括られないとするのが正しいか。作る側にも観る側にも「女性の社会進出」にまつわる偏見が横たわる証拠とも言えるのだけれど、まあそこは突っ込まないで良いか。とにかく『セカンド・アクト』は「ワーキング・ガール」(88年)「アグリー・ベティ」(06~10年)あたりと並べたくなる。

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バード・ボックス

バード・ボックス “Bird Box”

監督:スザンネ・ビア

出演:サンドラ・ブロック、トレヴァンテ・ローズ、ジョン・マルコヴィッチ、
   ジャッキー・ウィーヴァー、ダニエル・マクドナルド、トム・ホランダー、
   リル・レル・ハウリー、BD・ウォン、ローラ・サラザール、
   コルソン・ベイカー、プルイット・テイラー・ヴィンス、サラ・ポールソン、
   ヴィヴィアン・ライラ・ブレア、ジュリアン・エドワーズ

評価:★★




 目隠しした母親と幼いふたりの子どもがボートに乗り込み、決して穏やかではない川を行く。これが『バード・ボックス』のキーヴィジュアルだ。彼らの身に何が起こったのか。彼らはどこに行くのか。緑豊かな大自然に囲まれながら、しかし彼らの人生は窮屈そうにしか見えない。想像力をかき立てる画と言える。

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バスターのバラード

バスターのバラード “The Ballad of Buster Scruggs”

監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン

出演:ティム・ブレイク・ネルソン、ウィリー・ワトソン、クランシー・ブラウン、
   ダニー・マッカーシー、デヴィッド・クラムホルツ、ティム・デザーン、
   E・E・ベル、アレハンドロ・パティーノ、トム・プロクター、
   マシュー・ウィリグ、ジェームズ・フランコ、スティーヴン・ルート、
   ラルフ・アイネソン、ジェシー・ルケン、リーアム・ニーソン、
   ハリー・メリング、ポール・レイ、トム・ウェイツ、ビル・ヘック、
   ゾーイ・カザン、グレインジャー・ハインズ、ジェファーソン・メイズ、
   ドリス・ハーグレイヴ、ジョンジョ・オニール、ブレンダン・グリーソン、
   ソウル・ルビネック、タイン・デイリー、チェルシー・ロス

評価:★★★★




 オムニバス映画『バスターのバラード』には六つの短編が収められている。西部開拓時代を背景にしているという共通点はあるものの、それぞれ全くテイストが違う。それなのにどれもこれも兄弟印が強く焼きつけられ、それに気づく度、「コーエン兄弟!」と叫びたくなる。いかに兄弟がジャンルに囚われないままに映画を自分たちの色に染め上げてきたか、その証と言える。

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マレフィセント2

マレフィセント2 “Maleficent: Mistress of Evil”

監督:ヨアヒム・ローニング

出演:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー、
   ハリス・ディキンソン、サム・ライリー、キウェテル・イジョフォー、
   エド・スクライン、イメルダ・スタウントン、MIYAVI、
   ジュノー・テンプル、レスリー・マンヴィル

評価:★★




 何よりも注目すべきはミシェル・ファイファーの登場だ。アンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントと対抗するには、相当なスターパワーとスケール感、そしてユーモアのセンスが必要だもの。ファイファーは魔女やキャットウーマン等、フリーキーな役柄もお手の物、任せて安心だ。…って、今回は人間役だったか。

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フッド:ザ・ビギニング

フッド:ザ・ビギニング “Robin Hood”

監督:オットー・バサースト

出演:タロン・エガートン、ジェイミー・フォックス、ベン・メンデルソーン、
   イヴ・ヒューソン、ティム・ミンチン、F・マーレイ・エイブラハム、
   ジェイミー・ドーナン、ポール・アンダーソン

評価:★★




 参考にしたのかどうか知らないけれど、『フッド:ザ・ビギニング』と似た匂いを感じさせるのは「シャーロック・ホームズ」(09年)だ。世間に良く知られた物語を、時代はそのままに現代的にアレンジ、新しい命を吹き込む。上手く行けば、刺激的な風が吹くかもしれない。

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January 17-19 2020, Weekend

◆1月第3週公開映画BUZZ


バッドボーイズ フォー・ライフ “Bad Boys for Life”
 配給:コロンビア
 監督:アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー
 Budget:$90,000,000
 Weekend Box Office:$62,504,105(3775) Great!
 OSCAR PLANET Score:68.9
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           主演男優賞:マーティン・ローレンス
           主演男優賞:ウィル・スミス
           助演女優賞:ヴァネッサ・ハジェンズ
           編集賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞


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セレニティー:平穏の海

セレニティー:平穏の海 “Serenity”

監督:スティーヴン・ナイト

出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ダイアン・レイン、
   ジェイソン・クラーク、ジャイモン・ハンスゥ、ジェレミー・ストロング

評価:★




 プリマスという名の透明な海に浮かぶ孤島。巨大マグロ一本釣りへの主人公の執念。状況を見張る謎のメガネ男。「スケジュールが20秒ずれている」との言葉。やたら飛び交う大金。ドラマティックなカメラの動きと唐突な編集。『セレニティー:平穏の海』はツイストに向けて謎を散りばめる。その際の現代ノワール的ムードは悪くない。悪いのはツイストがバカバカしいこと、これに尽きる。

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イエスタデイ

イエスタデイ “Yesterday”

監督:ダニー・ボイル

出演:ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、
   ケイト・マッキノン、ジョエル・フライ、エド・シーラン、
   ジェームズ・コーデン、ロバート・カーライル

評価:★★




 映画は基本、嘘の世界だ。どうせはったりをカマすなら、大きければ大きいほど良い。そうして『イエスタデイ』が描くのは、あのザ・ビートルズの存在を主人公以外が忘れてしまった世界だ。これまでも音楽を大いに活用した映画作りをしてきたダニー・ボイル、大きく出た。斯くして、売れないミュージシャンである主人公は、ビートルズの名曲の数々を自作として発表する。

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クロール 狂暴領域

クロール 狂暴領域 “Crawl”

監督:アレクサンドル・アジャ

出演:カヤ・スコデラリオ、バリー・ペッパー、
   モーフィッド・クラーク、ロス・アンダーソン

評価:★★★




 出来が良いからと言って、重厚な人間ドラマを描く映画ばかり観ていては疲れてしまう。一流レストランの高級料理ではなく、時折どうしようもなく身体に悪いファストフードを食いたくなるのが人間というもので、映画もそれと同じなのだ。そんなとき思い出したいのがアレクサンドル・アジャだ。何せアジャはホレ、あの珍作「ピラニア3D」(10年)を撮った人だ。それだけで期待に応えてくれそうじゃないか。

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ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー

ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー “The Kid”

監督・出演:ヴィンセント・ドノフリオ

出演:イーサン・ホーク、デイン・デハーン、ジェイク・シュア、
   レイラ・ジョージ、クリス・プラット

評価:★★




 映画界におけるビリー・ザ・キッドと言うと、西部開拓時代の義賊として知られる。扮するのはデイン・デハーンで、となるといつものヒーロー的ビリーは想像できない。事実、ここに描かれる彼は弱きを助け強きをくじく男とは印象が大いに異なる。もちろん英雄的側面も見え隠れするものの、むしろ心に残るのはその打算や残酷さ、卑劣さだ。デハーンの屈折した魅力が活きる。

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真実

真実 “La vérité”

監督:是枝裕和

出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、
   リュディヴィーヌ・サニエ、クレマンチヌ・グレニエ、マノン・クラヴェル、
   アラン・リボル、クリスチャン・クラーエ、ロジェ・ファン・ホール

評価:★★★




 是枝裕和がフランス、パリで撮る。いちばんの興味はカトリーヌ・ドヌーヴやジュリエット・ビノシュを是枝カラーの画面にどう溶け込ませるのかという点だ。日本独特の空気を画面に捕らえる是枝の技が炸裂すれば、見たことのない画が展開されるのではないか。ところが、そうして出来上がった『真実』の画に是枝の匂いはほとんどしない。どこを切ってもおフランス映画。オリヴィエ・アサヤスあたりの気配が濃い。少々肩透かし、だ。

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January 10-12 2020, Weekend

◆1月第2週公開映画BUZZ


“Underwater”
 配給:20世紀フォックス
 監督:ウィリアム・ユーバンク
 Budget:$65,000,000
 Weekend Box Office:$7,008,297(2791) zzz...
 OSCAR PLANET Score:50.2
 Oscar Potential:主演女優賞:クリステン・スチュワート
           助演男優賞:ヴァンサン・カッセル
           撮影賞、編集賞、美術賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞

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モーガン夫人の秘密

モーガン夫人の秘密 “The Aftermath”

監督:ジェームズ・ケント

出演:キーラ・ナイトレイ、アレクサンダー・スカルスガルド、
   ジェイソン・クラーク、フィオン・オシェイ、ケイト・フィリップス、
   マーティン・コムストン、アレクサンダー・シェーア

評価:★★




 少なくとも出だしには身を乗り出す。第二次世界大戦が終了してから五カ月後のハンブルク、復興とゲリラ対処の任務に就くイギリス人大佐とその妻が感じる居心地の悪さが興味深いからだ。連合国の勝利で終わったからと言って、堂々街の中を歩くわけにはいかない。そこに住むのは敗戦国ドイツの人々であり、彼らの視線は勝利国の住人に対して温かくない。戦争は終わったようで終わっていない、その事実を感じる瞬間だ。

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ジョーカー

ジョーカー “Joker”

監督:トッド・フィリップス

出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、
   フランセス・コンロイ、マーク・マロン、ビル・キャンプ、
   グレン・フレシュラー、シェー・ウィガム、ブレット・カレン、
   ダグラス・ホッジ、ジョシュ・パイス

評価:★★★




 後に怪人ジョーカーとなる主人公アーサー・フレックが笑いを堪えられない場面が何度もある。あることがきっかけで、そういう体質になってしまったのだという。この笑い声が頭にこびりつく。こびりつくというより、突き刺さると言った方が正しいか。笑いの向こうに生きる哀しみが見えるからだ。実際、初めて笑い声を耳にしたとき、目にしたとき、笑っているのか、泣いているのか、判断しかねたぐらいだ。

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ジョン・ウィック パラベラム

ジョン・ウィック パラベラム “John Wick: Chapter 3 - Parabellum”

監督:チャド・スタエルスキ

出演:キアヌ・リーヴス、ハル・ベリー、
   イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、
   マーク・ダカスコス、エイジア・ケイト・ディロン、
   ランス・レディック、アンジェリカ・ヒューストン

評価:★★★




 『ジョン・ウィック パラベラム』は二作目(17年)の直後から始まる。つまりジョン・ウィック=キアヌ・リーヴスはいきなり満身創痍の状態で登場する。掟を破ったことで1,400万ドルもの懸賞金をかけられたジョンは、「殺し屋天国」なこの世界で生き延びることができるだろうか。全く持ってシンプルなプロットが良い。チャド・スタエルスキはその代わりに、カラフルな味付けを試みる。

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January 3-5 2020, Weekend

◆1月第1週公開映画BUZZ


“The Grudge”
 配給:コロンビア
 監督:ニコラス・ペッシェ
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$11,404,113(2642)
 OSCAR PLANET Score:35.9
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演女優賞:アンドレア・ライズボロー
           助演男優賞:デミアン・ビチル

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December 27-29 2019, Weekend

◆12月第4週公開映画BUZZ


1917 命をかけた伝令 “1917”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:サム・メンデス
 Budget:$100,000,000
 Weekend Box Office:$576,216(11) Great!
 OSCAR PLANET Score:86.3 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:ジョージ・マッケイ
           助演男優賞:ディーン=チャールズ・チャップマン
           撮影賞編集賞美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞録音賞音響効果賞作曲賞

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謹賀新年

 新年おめでとうございます。

 2020年の始まりです。

 …ですがしかし、いきなり昨年の話から始めます。年末に昨年の日本の作品云々について書いたのですが、そこで『いだてん』について触れるのをすっかり忘れていましたよ。本当に久しぶりに大河ドラマを観ましたが、いやー、楽しかったですねぇ。宮藤官九郎の遊び満載の脚本、堪能しました。それなのに、あぁ、ニュースになるのは視聴率云々のことばかり(何故か視聴率が悪いことを嬉しそうに伝えるメディアとネットの人々)。ほんでもって分かり難いという批判をやたら目にしたのですが、どこが?むしろ毎回伝えたいテーマが明確、かつ整理されていて、その点では分かり易かったぐらいでは?これぐらいで分かり難いのだったら、なるほど映画離れが進むわけですな。いかに頭を使わずに作品を観ているのかということでしょう。まあ、いいや。自分が楽しかったから。それだけは言っておきたかったのです。ハハン。

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