記者たち 衝撃と畏怖の真実

記者たち 衝撃と畏怖の真実 “Shock and Awe”

監督・出演:ロブ・ライナー

出演:ウッディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、
   トミー・リー・ジョーンズ、ミラ・ジョヴォヴィッチ、
   ジェシカ・ビール、リチャード・シフ

評価:★★




 昨今の日米の政治ニュースを眺めていると、どうしても報道の自由、表現の自由、言論の自由について考える。品のない報道も少なくないとは言え、権力を持った国のトップが自分に都合の悪いメディアを積極的に排除して平気な顔をしているのだから。ロブ・ライナーがそれに異議を唱えたくなるのも当然だ。

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リヴァプール、最後の恋

リヴァプール、最後の恋 “Film Stars Don't Die in Liverpool”

監督:ポール・マクギガン

出演:アネット・ベニング、ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、
   ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ケネス・クラナム、
   スティーヴン・グラハム、フランシス・バーバー、
   リアン・ベスト、トム・ブリトニー、ピーター・ターナー

評価:★★★




 グロリア・グレアムと言ったら「悪人と美女」(52年)が有名なのだろうか。「孤独な場所で」(50年)「復讐は俺に任せろ」(53年)あたりのファムファタールのイメージが強いだろうか。ただ、付け焼刃の知識で言うなら、二番目の夫ニコラス・レイとその前妻の間に生まれた息子との恋愛スキャンダルが強烈で、グレアムの人生を探るなら、実はこれこそが最も映画的な題材なのではないか。けれどどっこい、『リヴァプール、最後の恋』はグレアムと年下俳優ピーター・ターナーの恋に焦点が当てられる。お地味じゃなかろうか。

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June 21-23 2019, Weekend

◆6月第3週公開映画BUZZ


トイ・ストーリー4 “Toy Story 4”
 配給:ディズニー
 監督:ジョシュ・クーリー
 Budget:$200,000,000
 Weekend Box Office:$120,908,065(4575) Great!
 OSCAR PLANET Score:91.8 BIG WAVE!!!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚色賞
           美術賞、視覚効果賞、録音賞音響効果賞、作曲賞
           アニメーション映画賞

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ダンボ

ダンボ “Dumbo”

監督:ティム・バートン

出演:コリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、
   エヴァ・グリーン、アラン・アーキン、ニコ・パーカー、
   フィンリー・ホビンズ、ロシャン・セス

評価:★★★




 1990年代はティム・バートンの黄金期と言って間違いなく、ほの暗いその輝きをもろに浴びた者としては、ディズニーと組んだバートン・ワールドにはどうしても引っ掛かりを覚える。例えば、後半の舞台となるドリームワールドなる遊園地の陽気な気配。画面全体の毒気の抜けた色彩感覚。マイケル・キートン演じる拝金主義の興行師の一面的描き方。あぁ…。

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ブラック・クランズマン

ブラック・クランズマン “BlacKkKlansman”

監督:スパイク・リー

出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライヴァー、
   ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、
   コーリー・ホーキンス、ライアン・エッゴールド、
   ヤスペル・ペーコネン、アシュリー・アトキンソン、
   ポール・ウォルター・ハウザー、アレック・ボールドウィン

評価:★★★★




 スパイク・リーの映画製作のエネルギー源は、アメリカ社会における黒人のアイデンティティーの不当な扱いにある。「Do the right thing!」と叫びながら、怒りを映像に叩きつける。その迫力に思わず後ずさりしてしまうほどだけれど、不思議と野蛮な感じはなく、むしろ愛嬌を感じさせる。『ブラック・クランズマン』はそんなリーにぴったりの題材だ。

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ビリーブ 未来への大逆転

ビリーブ 未来への大逆転 “On the Basis of Sex”

監督:ミミ・レダー

出演:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、
   ジャスティン・セロー、ジャック・レイナー、ケイリー・スピーニー、
   サム・ウォーターストン、キャシー・ベイツ

評価:★★




 ルース・ベイカー・ギンズバーグ(RBG)の名前は日本でも有名ではないか。70年代、性差別の撤廃を求めて戦った運動家。女性として二人目となる地位に上り詰めた最高裁判事。そして80代半ばにして現役という圧倒的ヴァイタリティ。『ビリーブ 未来への大逆転』はRBGの姿を通して、今なお解決しない女性の社会進出に横たわる問題を炙り出す。

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バンブルビー

バンブルビー “Bumblebee”

監督:トラヴィス・ナイト

出演:ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、
   ホルヘ・レンデボルグ・ジュニア、ジョン・オーティス、
   ジェイソン・ドラッカー、パメラ・アドロン、
   スティーヴン・シュナイダー、リカルド・オヨス、グリン・ターマン、
   レン・キャリオー、グレイシー・ドジーニー

声の出演:ディラン・オブライエン、ピーター・カレン、アンジェラ・バセット、
   ジャスティン・セロー、デヴィッド・ソボロフ

評価:★★★




 ロボット型エイリアンにもその内輪揉めにも露ほども興味のない者にとっては、不安でしかないオープニングだ。どこぞやの星で繰り広げられるロボットたちの命を賭けた戦い。続いて地球の地で展開される死闘。「トランスフォーマー」(07年)シリーズと同じことを見せてスピンオフを作る意味があるのだろうか。

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ふたりの女王 メアリーとエリザベス

ふたりの女王 メアリーとエリザベス “Mary Queen of Scots”

監督:ジョシー・ルーク

出演:シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー、ジャック・ロウデン、
   ジョー・アルウィン、ジェンマ・チャン、マーティン・コムストン、
   イスマイル・クルス・コルドヴァ、ブレンダン・コイル、イアン・ハート、
   エイドリアン・レスター、ジェームズ・マッカードル、
   デヴィッド・テナント、ガイ・ピアース

評価:★★




 『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』という邦題が紛らわしいのだけれど、これは断頭台に消えた悲劇のスコットランド女王として知られるメアリー・スチュアートの物語だ。映画においてはライヴァルであるイングランド女王エリザベスの影に隠れがちな彼女にスポットライトを当て、その生き様を探る。

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June 14-16 2019, Weekend

◆6月第2週公開映画BUZZ


メン・イン・ブラック インターナショナル “Men in Black: International”
 配給:コロンビア
 監督:F・ゲイリー・グレイ
 Budget:$110,000,000
 Weekend Box Office:$30,035,838(4224)
 OSCAR PLANET Score:35.3
 Oscar Potential:視覚効果賞
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:クリス・ヘムズワース
           主演女優賞:テッサ・トンプソン
           助演男優賞:リーアム・ニーソン
           助演女優賞:レベッカ・ファーガソン
           助演女優賞:エマ・トンプソン

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キャプテン・マーベル

キャプテン・マーベル “Captain Marvel”

監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック

出演:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジュード・ロウ、
   ベン・メンデルソーン、ジャイモン・ハンスゥ、リー・ペイス、
   ラシャーナ・リンチ、ジェンマ・チャン、アネット・ベニング、
   ルーン・タムティ、マッケナ・グレイス、クラーク・グレッグ

評価:★★




 なかなか物語の波に乗れない。『キャプテン・マーベル』のことだ。マーヴェル・シネマティック・ユニヴァースに初登場するキャプテン・マーベルはどうやら宇宙人らしく、話は宇宙からスタート。馴染みのない場所、馴染みのない異星人、馴染みのない専門用語に囲まれながら、説明を最小限に抑えたミッションに身を投じる。加えて彼女自身が昔の記憶を失っていると来た。とっつき難いのだ。エンジンがかかるのが遅れるのも仕方ない。

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スパイダーマン:スパイダーバース

スパイダーマン:スパイダーバース “Spider-Man: Into the Spider-Verse”

監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン

声の出演:シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、
   リーヴ・シュライバー、マハーシャラ・アリ、リリー・トムリン、
   ジェイク・ジョンソン、ニコラス・ケイジ、
   キミコ・グレン、ジョン・ムレイニー

評価:★★★★




 物語をアニメーションで語るならば、そうでなければならない理由が必要だ。いくら画が綺麗でも、単にアニメーション化するだけでは芸がない。『スパイダーマン:スパイダーバース』はこの重要ルールを守る。そして、だからこその快感を獲得する。

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ROMA ローマ

ROMA ローマ “Roma”

監督:アルフォンソ・キュアロン

出演:ヤリーツァ・アパリシオ、マリナ・デ・タヴィラ、
   フェルナンド・グレディアガ、ホルヘ・アントニオ・ゲレーロ、
   マルコ・グラフ、ダニエラ・デメサ、
   カルロス・ペラルタ、 ディエゴ・コルティナ・アウトレイ

評価:★★★★




 何と映画らしい映画なのだろう。アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA ローマ』のことだ。1970年代初頭、メキシコのコロニア・ローマの中流家庭で家政婦として働くクレアの世界に観る者を引きずり込む。キュアロンの幼少時代の出来事がベースだという物語は、クレアの個人史とメキシコの文化や時代の流れが、これ以上ないというくらいに美しい融合を見せる。

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運び屋

運び屋 “The Mule”

監督・出演:クリント・イーストウッド

出演:ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、
   マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、タイッサ・ファーミガ、
   アリソン・イーストウッド、アンディ・ガルシア

評価:★★★★




 こんなクリント・イーストウッド、見たことがない。頑固や偏屈を魅力的に魅せてきたイーストウッドが、いつになくチャーミングなのだ。「美人コンテストは3階ですよ」と女たちに声をかけ、「配っているのはバイアグラじゃないですよ」とジョークを言い、車を運転しながらカントリーを口遊む。そもそもデイリリーの栽培を仕事にしているだなんて、これまでのイーストウッドからは想像し難い。

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シンプル・フェイバー

シンプル・フェイバー “A Simple Favor”

監督:ポール・フェイグ

出演:アンナ・ケンドリック、ブレイク・ライヴリー、
   ヘンリー・ゴールディング、アンドリュー・ラネルズ、
   リンダ・カーデリーニ、ジーン・スマート、
   ルパート・フレンド、イアン・ホー、ジョシュア・サティーン

評価:★★★




 ある家庭の妻が失踪、夫に容疑がかかると書けば、今なら「ゴーン・ガール」(14年)を思い出すのが正解だろうか。確かに通じるところは多々あるのだけれど、それよりも強く血縁関係を感じるのはTVシリーズ「デスパレートな妻たち」(04~12年)だ。誰もが秘密を抱えていて、誰もが体裁を取り繕い、誰もが駆け引きを厭わない。斯くしてこんな言葉。「秘密はマーガリンのように薄く伸びて、身体に悪い」。

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June 7-9 2019, Weekend

◆6月第1週公開映画BUZZ


X-MEN:ダーク・フェニックス “Dark Phoenix”
 配給:20世紀フォックス
 監督:サイモン・キンバーグ
 Budget:$200,000,000
 Weekend Box Office:$32,828,348(3721) zzz...
 OSCAR PLANET Score:35.5
 Oscar Potential:美術賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞、音響効果賞
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演(助演?)男優賞:マイケル・ファスベンダー
           主演(助演?)男優賞:ジェームズ・マカヴォイ
           助演男優賞:ニコラス・ホルト
           助演男優賞:エヴァン・ピーターズ
           助演男優賞:タイ・シェリダン
           助演女優賞:ジェシカ・チャステイン
           助演女優賞:ジェニファー・ローレンス
           助演(主演?)女優賞:ソフィー・ターナー

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グリーンブック

グリーンブック “Green Book”

監督:ピーター・ファレリー

出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、
   ディミテル・D・マリノフ、マイク・ハットン、イクバル・テバ、
   セバスティアン・マニスカルコ、P・J・バーン、
   トム・ヴァーチュー、ドン・スターク、ランダル・ゴンザレス

評価:★★★




 まあ、快く思わない人がいるのは分からないではない。差別も色々で、あからさまに憎悪を剥き出しにしたそれもあれば、表面上は何でもない風に装いながら心のどこかに闇を抱えたそれもある。『グリーンブック』が扱うのは(この表現は厳密には好もしくないが)ライトな差別だ。そしてそのライトな差別の愚かしさを啓蒙的に説いたところで、あまりに酷い差別の歴史を知る者からすれば、甘ったるいと取られても仕方がない。

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移動都市 モータル・エンジン

移動都市 モータル・エンジン “Mortal Engines”

監督:クリスチャン・リヴァーズ

出演:ヘラ・ヒルマー、ヒューゴ・ウィーヴィング、ロバート・シーアン、
   ジヘ、ローラン・ラフテリー、レイラ・ジョージ、パトリック・マラハイド、
   カレン・ピストリアス、スティーヴン・ラング

評価:★★




 『移動都市 モータル・エンジン』の世界では人々は動く都市に住んでいる。そして、都市同士は敵対し、強い都市が弱い都市を捕食して動く燃料にするのだという。ちょいと前に動く城があったことを思い出しつつも、ふむ、なかなか良い意味でバカバカしい設定ではないか。

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ビール・ストリートの恋人たち

ビール・ストリートの恋人たち “If Beale Street Could Talk”

監督:バリー・ジェンキンス

出演:キキ・レイン、ステファン・ジェームズ、レジーナ・キング、
   ブライアン・タイリー・ヘンリー、コールマン・ドミンゴ、テヨナ・パリス、
   マイケル・ビーチ、デイヴ・フランコ、ディエゴ・ルナ、
   ペドロ・パスカル、エド・スクライン

評価:★★




 バリー・ジェンキンスらしく映像美が炸裂する。ニューオーリンズの秋の街をキキ・レインとステファン・ジェームズが並んで歩く冒頭の画からしてうっとり。黄色と青、そして白がそれぞれを引き立て、かつカメラの動きが滑らかで魅了されずにいられない。その他にも真っ赤な傘、クリームの色のコート、肉体が交わるときの薄明かり等、目に焼きつくショットが多々。

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THE GUILTY/ギルティ

THE GUILTY/ギルティ “Den skyldige”

監督:グスタフ・モーラー

出演:ヤコブ・セーダーグレン

声の出演:イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルセン、
   オマール・シャガウィー、 カティンカ・エヴァース=ヤーンセン

評価:★★★★




 少し前にハル・ベリー主演の「ザ・コール 緊急通報指令室」(13年)という映画があった。ロサンゼルス市警の911オペレーターが電話越しに誘拐犯を追跡する。指令室内部の描写が面白い映画だけれど、ただこの映画、後半アイデアが枯渇したのか、結局指令室を飛び出して足を使った捜査に切り替えられた。その点、デンマーク映画『THE GUILTY/ギルティ』は偉い。舞台は同じく緊急通報指令室で、しかも最初から最後までそこから動かない。

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アリータ:バトル・エンジェル

アリータ:バトル・エンジェル “Alita: Battle Angel”

監督:ロバート・ロドリゲス

出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、
   ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリ、エド・スクライン、
   ジャッキー・アール・ヘイリー、キーアン・ジョンソン、
   ジョージ・レンデボーグ・ジュニア、エドワード・ノートン

評価:★★




 日本のコミックを基にしたという『アリータ:バトル・エンジェル』で何よりもまず目が行くのは、ヒロインであるサイボーグ少女アリータの目がデカいということだ。日本の漫画界に溢れる気色悪い画柄事情が反映されたわけだ。だからそれに文句をつけるのは野暮だとは承知しつつ、あぁ、それでもやっぱり気色悪い。目が大きいと可愛く見えるというバカ幻想にとり憑かれた日本人が多い結果がこれだ。

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May 31-2 2019, Weekend

◆5月第5週公開映画BUZZ


ロケットマン “Rocketman”
 配給:パラマウント
 監督:デクスター・フレッチャー
 Budget:$40,000,000
 Weekend Box Office:$25,725,722(3610)
 OSCAR PLANET Score:77.7
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:タロン・エガートン
           助演男優賞:ジェイミー・ベル
           助演男優賞:リチャード・マッデン
           助演女優賞:ブライス・ダラス・ハワード
           撮影賞編集賞美術賞衣装デザイン賞メイキャップ&ヘアスタイリング賞
           視覚効果賞、録音賞音響効果賞、作曲賞

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ゲーム・ナイト

ゲーム・ナイト “Game Night”

監督:ジョン・フランシス・デイリー

出演:ジェイソン・ベイトマン、レイチェル・マクアダムス、
   カイル・チャンドラー、ビリー・マグヌッセン、シャロン・ホーガン、
   ラモーネ・モリス、カイリー・バンバリー、ジェシー・プレモンス、
   マイケル・C・ホール、ジェフリー・ライト、ダニー・ヒューストン

評価:★★★★




 ジェイソン・ベイトマンとレイチェル・マクアダムスが扮するのは週に一度仲間と集まりパーティを開くくらいにゲーム好きの夫婦。その彼らが本物の誘拐に巻き込まれる。このプロットだけ取り出すと平凡に聞こえるものの、どっこい、『ゲーム・ナイト』は映画の技がたっぷり放り込まれる。侮れない。

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ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間

ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間 “The Mountain Between Us”

監督:ハニ・アブ=アサド

出演:ケイト・ウィンスレット、イドリス・エルバ、
   ボー・ブリッジス、ダーモット・マルロニー、ローリー、オースティン

評価:★★★




 ジャーナリストのケイト・ウィンスレットと医者のイドリス・エルバは知り合ったばかり。ふたりがチャーターしたセスナ機が雪山に墜落する。『ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間』には雪山遭難アクションももちろんたっぷり出てくるものの、ウィンスレットの視線がより重要視されているせいか、「どうせ遭難するならこんな人と…」的マニュアル映画のようだ。「タイタニック」(97年)の雪山版と言っても、あながち間違いではない。

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レイチェル

レイチェル “My Cousin Rachel”

監督:ロジャー・ミッチェル

出演:レイチェル・ワイズ、サム・クラフリン、イアン・グレン、
   ホリデイ・グレインジャー、アンドリュー・ノット

評価:★★




 『レイチェル』の原作を手掛けたのはダフネ・デュ・モーリアだという。アルフレッド・ヒッチコックの「レベッカ」(40年)と同じ原作者だ。なるほど両者の肉体には同じ血液が流れている気配がある。もちろん細部を分析すると鏡のように似ているというわけには行かないものの、「事件」を異なる角度から見たように感じる人は多いのではないか。あぁ、もしヒッチコックならどう撮っただろう。ふと頭を掠める。

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女王陛下のお気に入り

女王陛下のお気に入り “The Favourite”

監督:ヨルゴス・ランティモス

出演:オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、
   ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン、マーク・ゲイティス、
   ジェームズ・スミス、ジェニー・レインスフォード

評価:★★★★




 いつも唯一人、人間の醜悪な部分を高みから見下ろしていたヨルゴス・ランティモスが『女王陛下のお気に入り』で変貌を遂げる。18世紀初頭のイギリス王室という史実がベースに敷かれたからなのか。それとも三大女優の火花散る演技合戦をもっと近いところで観たいと思ったのか。とにかくランティモスが知性をひけらかすことなく、自分も泥塗れになる。

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