きみといた2日間

きみといた2日間 “Two Night Stand”

監督:マックス・ニコルズ

出演:マイルズ・テラー、アナリー・ティプトン、ジェシカ・ゾー、
   スコット・メスガディ、ベルト・コロン、ジョシュ・サラティン

評価:★★




 「One Night Stand」(一夜限りの情事)という言葉を覚えたのは、ナスターシャ・キンスキーがキンスキーのまま輝いていた最後の時代の映画「ワン・ナイト・スタンド」(97年)を観たときだ。『きみといた2日間』の原題は「Two Night Stand」で、つまり主人公男女は二晩を一緒に過ごす。そこで生まれる感情は本物か否か。身体から始まる関係を探る。

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完全なるチェックメイト

完全なるチェックメイト “Pawn Sacrifice”

監督:エドワード・ズウィック

出演:トビー・マグワイア、リーヴ・シュライバー、ピーター・サースガード、
   マイケル・スタルバーグ、リリー・レイブ、ロビン・ワイガート、
   ソフィー・ネリッセ、エヴリーヌ・ブロシュ

評価:★★★




 チェス好きじゃなくとも知っているだろうボビー・フィッシャーを取り上げたのが『完全なるチェックメイト』だ。ただし、伝記画映画ではない。フィッシャーの風変わりな振る舞いは良く知られているところだけれど、彼を見世物にしようという気配は拒否される。焦点が当てられるのは、ソ連の名プレイヤー、ボリス・スパスキーとの対決だ。フィッシャーとスパスキーの戦いは1972年、アイスランドのレイキャビクでクライマックスを迎える。

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January 22-24 2016, Weekend

◆1月第4週公開映画BUZZ


“Dirty Grandpa”
 配給:ライオンズゲイト
 監督:ダン・メイザー
 Budget:-
 Weekend Box Office:$11,111,875(2912)
 OSCAR PLANET Score:17.9 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:ロバート・デ・ニーロ
           主演男優賞:ザック・エフロン
           助演女優賞:オードリー・プラザ

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クリード チャンプを継ぐ男

クリード チャンプを継ぐ男 “Creed”

監督:ライアン・クーグラー

出演:マイケル・B・ジョーダン、シルヴェスター・スタローン、
   テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャド、アンソニー・ベリュー、
   グレアム・マクタヴィッシュ、アンドレ・ウォード

評価:★★★★




 「ロッキー・ザ・ファイナル」(06年)で終わったはずではなかったか。ロッキー・バルモアがまたしても蘇える。貶されても笑われても彼は諦めない。自分の信じるものを貫く男だということだ。しかも、彼は郷愁に溺れない。過去の栄光を懐かしみ、それをエネルギー源にしようなどとケチなことは考えない。今という厳しい時代と過去の遺物である自分を理解した上で、再び立ち上がる。

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マイ・ファニー・レディ

マイ・ファニー・レディ “She's Funny That Way”

監督:ピーター・ボグダノヴィッチ

出演:オーウェン・ウィルソン、イモジェン・プーツ、キャスリーン・ハーン、
   ウィル・フォーテ、リス・エヴァンス、ジェニファー・アニストン、
   イレーナ・ダグラス、リチャード・ルイス、シビル・シェパード、
   トヴァー・フェルドシュー、ルーシー・パンチ、マイケル・シャノン、
   テイタム・オニール、クエンティン・タランティーノ

評価:★★★




 コールガールから女優へと羽ばたく女の子がヒロイン。…と思ったら、あらら会話に「ティファニーで朝食を」(61年)が出てくる。『マイ・ファニー・レディ』は往年のロマンティック・コメディにオマージュを捧げたような映画で、全編どこを切り取ってもレトロスペクティヴな香りたっぷり。手掛けるのはピーター・ボグダノヴィッチ。実に10年ぶりの監督作だ。

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スター・ウォーズ/フォースの覚醒

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 “Star Wars: The Force Awakens”

監督:J・J・エイブラムス

出演:デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライヴァー、
   オスカー・アイザック、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、
   マーク・ハミル、ドーナル・グリーソン、ルピタ・ニョンゴ、
   アンディ・サーキス、グウェンドリン・クリスティー、
   アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー、
   ピーター・メイヒュー、マックス・フォン・シドー、
   フランク・オズ、ユアン・マクレガー

評価:★★★




 今更言っても仕方のないことだけれど、ジョージ・ルーカスは前三部作(99、02、05年)を手掛けるべきではなかった。壮大なる「スター・ウォーズ」の世界の生みの親には違いないものの、我が子はあまりにも巨大に成長してしまった。それこそ親の目が行き届かないほどに。いや、親だからこそ我が子がよく見えないのか。子というものは親の手を離れて思いがけない表情を見せるのが常だ。それなのにルーカスは、子を己の知る空間に閉じ込めた。結果、前三部作は理想とはかけ離れた、あまりにも子どもっぽい内容になった。

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お!バカんす家族

お!バカんす家族 “Vacation”

監督:ジョナサン・ゴールドスタイン

出演:エド・ヘルムズ、クリスティーナ・アップルゲイト、レスリー・マン、
   スカイラー・ギソンド、スティール・ステビンズ、クリス・ヘムズワース、
   チャーリー・デイ、ロイ・リヴィングストン、ノーマン・リーダス、
   キーガン=マイケル・キー、レジーナ・ホール、
   ビヴァリー・ダンジェロ、チェヴィー・チェイス

評価:★★




 シカゴに住む機能不全の家族が関係を修復するために4,120キロ先にある西海岸の遊園地を目指してロードトリップに出る。どこかで見たような聞いたような話だけれど(実際83年映画のリメイク)、話がほとんど重要でないことは明らか。『お!バカんす家族』は、この邦題センスに負けないほどにバカをやる家族を眺める映画だ。姿勢を正して観るような内容じゃない。

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ロスト・リバー

ロスト・リバー “Lost River”

監督:ライアン・ゴズリング

出演:イアン・デ・カーステッカー、シアーシャ・ローナン、
   クリスティナ・ヘンドリックス、マット・スミス、レダ・カテブ、
   エヴァ・メンデス、ベン・メンデルソーン

評価:★★




 どこかで見たような景観だ。人気がなく、建物は崩れかけ、草木は伸び放題、道はひび割れている。調べてみたところ、撮影されたのはデトロイトだ。なるほどライアン・ゴズリングは『ロスト・リバー』で、経済破綻で苦境に立たされるデトロイトが見る悪夢を見せたかったのか。

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January 15-17 2016, Weekend

◆1月第3週公開映画BUZZ


“Ride Along 2”
 配給:ユニヴァーサル
 監督:ティム・ストーリー
 Budget:$40,000,000
 Weekend Box Office:$35,243,095(3175) Great!
 OSCAR PLANET Score:30.2 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞監督賞脚本賞
           主演男優賞:ケヴィン・ハート
           助演男優賞:アイス・キューブ

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SAINT LAURENT/サンローラン

SAINT LAURENT/サンローラン “Saint Laurent”

監督:ベルトラン・ボネロ

出演:ギャスパー・ウリエル、ジェレミー・レニエ、ルイ・ガレル、
   レア・セドゥー、ヘルムート・バーガー、アミラ・カサール、
   エメリーヌ・ヴァラーデ、ミシャ・レスコー、
   ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、ヴァレリー・ドンゼッリ、
   ジャスミン・トリンカ、ドミニク・サンダ

評価:★★




 ある人物が言う。「我々は服を売るだけではない。彼自身を売るのだ」。なるほど彼にはカリスマ性があった。昨今はデザイナーこそ百花繚乱。けれど、本人がスターとして輝いているデザイナーがどれだけいるだろう。流行を生み出すほどのパワーを持つことができるのは、そう、彼のような天才に限られる。『SAINT LAURENT/サンローラン』はファッション界の伝説、イヴ・サン・ローランを追いかける。

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戦場からのラブレター

戦場からのラブレター “Testament of Youth”

監督:ジェームズ・ケント

出演:アリシア・ヴィキャンデル、キット・ハリントン、タロン・エガートン、
   エミリー・ワトソン、ヘイリー・アトウェル、コリン・モーガン、
   ジョアンナ・スキャンラン、アンナ・チャンセラー、
   アレクサンドラ・ローチ、ドミニク・ウエスト、ミランダ・リチャードソン

評価:★★




 ヒロインの名はヴェラ・ブリテン。彼女は実在の作家であり、平和活動家らしい。『戦場からのラブレター』は彼女の戦争体験を記した自叙伝を基にしている。中盤にかけての展開は、戦争により引き裂かれる若い男女のメロドラマのようだけれど、実は戦争が彼女にもたらした激情こそが主題だ。

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WISH I WAS HERE/僕らのいる場所

WISH I WAS HERE/僕らのいる場所 “Wish I Was Here”

監督・出演:ザック・ブラフ

出演:ケイト・ハドソン、ジョーイ・キング、ジョシュ・ギャッド、
   ピアース・ガニォン、マンディ・パティンキン、ドナルド・フェイソン、
   アシュリー・グリーン、ジム・パーソンズ

評価:★★★




 『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』から連想した作品が「終わりで始まりの4日間」(04年)なのは偶然ではないだろう。どちらもザック・ブラフが監督・主演を手掛けているし、何より設定が似ている。大人になれない主人公。役者志望。折り合いの悪い父親。忍び寄る死の影。ダメ男のミューズとなるしっかり者の女。

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ある神父の希望と絶望の7日間

ある神父の希望と絶望の7日間 “Calvary”

監督:ジョン・マイケル・マクドノー

出演:ブレンダン・グリーソン、クリス・オダウド、
   ケリー・ライリー、エイダン・ギレン、ディラン・モーラン、
   イザック・ド・バンコレ、M・エメット・ウォルシュ、
   マリー=ジョゼ・クローズ、ドーナル・グリーソン

評価:★★★




 原題の「Calvary」はエルサレム郊外、イエス・キリストが十字架にかけられた丘の名を指す。ゴルゴダの呼び名の方が有名か。また、それが転じてか、「受難」や「試練」「精神的苦悩」という意味もある。なるほどブレンダン・グリーソン演じる神父を形容するのに的を射ている。何しろ物語の冒頭、懺悔室でいきなりこんな告白をされるのだ。「子どもの頃神父に何度もレイプされた。その神父は既に死んでいる。だから代わりに良い神父であるお前を殺す。悪い神父を殺してもニュースにならない」。

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I LOVE スヌーピー/THE PEANUTS MOVIE

I LOVE スヌーピー/THE PEANUTS MOVIE “The Peanuts Movie”

監督:スティーヴ・マーティノ

声の出演:ビル・メレンデス、ノア・シュナップ、ハドリー・ベル・ミラー、
   マリエル・シーツ、フランチェスカ・カパルディ

評価:★★★




 チャールズ・モンロー・シュルツの原作のイメージが強いからだろうか。スヌーピーは紙の上で動いている印象がある。誰にでも描けそうで、でも決して真似のできないシュルツの線により息を吹き込まれたスヌーピーは、別に映画にしなくても良いような気もする。3Dと聞くと、いよいよ余計なお世話プロジェクトの匂いがプンプンだ。

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January 8-10 2016, Weekend

◆1月第2週公開映画BUZZ


“The Forest”
 配給:グラマシー
 監督:ジェイソン・ザダ
 Budget:$10,000,000
 Weekend Box Office:$12,741,176(2451)
 OSCAR PLANET Score:30.0 BIG BOMB!
 Razzie Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:テイラー・キニー
           主演女優賞:ナタリー・ドーマー

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ザ・タイガー 救世主伝説

ザ・タイガー 救世主伝説 “El Ardor”

監督:パブロ・フェンドリク

出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、アリス・ブラガ、チコ・ディアス、
   ホルヘ・サラン、クラウディオ・トルカチール、フリアン・テロ

評価:★★★




 西部劇が廃れて久しいものの、時折現れるのが西部劇の雛型を借りた再構築映画だ。『ザ・タイガー 救世主伝説』もその流れに入れて良いだろう。舞台はアルゼンチンの熱帯雨林。悪漢が煙草農園の強奪とそこに住む人々の殺戮を繰り返す。そこに現れる翳りある謎の男。彼が悪漢に立ち向かう。用意される設定は極めて単純、勧善懲悪がはっきりした物語だ。

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黄金のアデーレ 名画の帰還

黄金のアデーレ 名画の帰還 “Woman in Gold”

監督:サイモン・カーティス

出演:ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ、ダニエル・ブリュール、
   ケイティ・ホームズ、タチアナ・マズラニー、マックス・アイアンズ、
   チャールズ・ダンス、エリザベス・マクガヴァン、ジョナサン・プライス

評価:★★★




 ジョージ・クルーニー監督の「ミケランジェロ・プロジェクト」(14年)にはナチスが強奪した絵画や骨董品等の美術品を取り戻す人々が描かれていた。『黄金のアデーレ 名画の帰還』の主人公老女は1998年、戦後オーストリアの美術館に飾られたグスタフ・クリムトの名画は、ナチスにより自分の生家から奪われたものだと訴える。老女が相手にするのは国だ。両者の主張は平行線を辿る。こんな興味深い実話があったとは、なるほど、映画界が放っておくわけがない。

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ブック・オブ・ライフ マノロの数奇な冒険

ブック・オブ・ライフ マノロの数奇な冒険 “The Book of Life”

監督・声の出演:ホルヘ・グティエレス

声の出演:ディエゴ・ルナ、ゾーイ・サルダナ、チャニング・テイタム、
   ロン・パールマン、カテ・デル・カスティーヨ、アイス・キューブ、
   クリスティーナ・アップルゲイト、ヘクター・エリゾンド、ダニー・トレホ、
   アナ・デ・ラ・デゲラ、プラシド・ドミンゴ

評価:★★★




 アニメーションで重要なのは何よりもまず、その絵柄だ。けれど、個性を出そうにも多くの作家がアイデア切れ、見たことのない表現にお目にかかることは稀だ。『ブック・オブ・ライフ マノロの数奇な冒険』はその稀な機会を提供する。登場人物が皆、わざと人形っぽい造形になっている。

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007/スペクター

007/スペクター “Spectre”

監督:サム・メンデス

出演:ダニエル・クレイグ、クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥー、
   モニカ・ベルッチ、アンドリュー・スコット、デイヴ・バウティスタ、
   レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス

評価:★★★




 シリーズ第24作目となる『007/スペクター』は“死者の日”で沸くメキシコシティから幕を開ける。ビルとビルの間で勃発する銃撃戦。ビルの爆発。人混みをかき分けての追跡劇。ヘリコプター内での格闘。いきなり息つく間を与えないアクション。この一連の流れでおやっと思うのは、すっかりジェームズ・ボンド役が板についたダニエル・クレイグの印象の変化だ。

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Re:LIFE リライフ

Re:LIFE リライフ “The Rewrite”

監督:マーク・ローレンス

出演:ヒュー・グラント、マリサ・トメイ、ベラ・ヒースコート、
   J・K・シモンズ、クリス・エリオット、アリソン・ジャニー

評価:★★★




 相も変わらずヒュー・グラントが演じるのは大人になりきれない大人だ。以前はそのワンパターンに嫌悪感すら抱いていたものの、「アバウト・ア・ボーイ」(02年)あたりからちょいと見直した。不器用なグラントは芸の幅が広くなく、本人もそれを承知、それならばとセルフパロディを極めることに徹するようになった。『Re:LIFE リライフ』ではスランプ真っ只中の映画脚本家を演じる。そう言えば、「ラブソングができるまで」(07年)という同じ設定の映画もあった。

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January 1-3 2016, Weekend

◆1月第1週公開映画BUZZ


“Anomalisa”
 配給:パラマウント
 監督:デューク・ジョンソン、チャーリー・カウフマン
 Budget:$8,000,000
 Weekend Box Office:$135,222(4) Great!
 OSCAR PLANET Score:95.5 BIG WAVE!
 Oscar Potential:作品賞、監督賞、脚本賞
           主演男優賞:デヴィッド・シューリス
           主演女優賞:ジェニファー・ジェイソン・リー
           助演男優賞:トム・ヌーナン
           作曲賞、アニメーション映画賞


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第36回ゴールデン・ラズベリー賞ノミネーション予想

 昨年のゴールデン・ラズベリー賞は「Saving Christmas」が主役だった。作品賞、主演男優賞(カーク・キャメロン)等の4冠に輝いた。これはつまらない結果だ。TVシリーズ「愉快なシーバー家」(85~92年)で有名なキャメロンはしかし、最近は宗教絡み映画への出演(&偏見に満ちた発言)が目立つだけで、ラジー賞で大々的に取り上げるべきスターではない。彼はスターではなく、単に変な人のイメージが強い。主役になったところで、この賞に目を留める人はほとんどいないだろう。

 昨年で例を挙げるなら、「SEXテープ」と「ダメ男に復讐する方法」の合わせ技で主演女優賞に輝いたキャメロン・ディアスのような、正真正銘のスターこそがラジー賞を彩るべきなのだ。自主的に金を払ってまでわざわざ会員になっている方々、そこのところ頼むよひとつ。

 …なんて日本の片田舎に住む者の叫びはどうでも良いか。そうか、そうか。それがラジー賞か。そんなこんなで、今年も適当に各部門を予想。以下の通り。



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パリ3区の遺産相続人

パリ3区の遺産相続人 “My Old Lady”

監督:イスラエル・ホロヴィッツ

出演:マギー・スミス、ケヴィン・クライン、クリスティン・スコット=トーマス、
   ステファーヌ・フレス、ドミニク・ピノン、ノエミ・ルヴォフスキー

評価:★★★




 フランスには古くから「ヴィアジェ」と呼ばれる独特の不動産売買システムがあるのだという。不動産を売却しても、売り主は死ぬまでそこに住むことができ、かつ買い主は売り主が死ぬまで毎月一定額を年金のように払い続けなければならない。買い主は売り主が一刻も早く死ぬよう、丑の刻参りでもするかしかない。

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レディ・ソルジャー

レディ・ソルジャー “Camp X-Ray”

監督:ピーター・サトラー

出演:クリステン・スチュワート、ペイマン・マーディ、レイン・ギャリソン、
   ジョセフ・ジュリアン・ソリア、ジョン・キャロル・リンチ

評価:★★★




 キューバ南東部にはカリブ海に向かって開けたグアンタナモ湾がある。そしてそこにはアメリカの収容キャンプがある。入れられる者の多くは、アフガニスタン紛争やイラク戦争でテロリストとして疑われたアラブ系の人々だという。デミ・ムーア映画のような邦題をつけられた『レディ・ソルジャー』は、その実態を凝視する。

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謹賀新年

 新年おめでとうございます。

 2016年のスタートです。平成28年です。最近、今年は平成何年だったか、すぐ出てこないのですよ。その度に手帳やカレンダーで確認しなければなりませぬ。西暦はパッと出てくるのに、何ででっしゃろ。いよいよ頭の回転が鈍くなってきました。怖い怖い。

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